『正義の企画』ブログ 〔ヨイコト ガ ヒョウカ サレル オテツダイ ヲ シタイ〕

日本PR協会認定「PRプランナー」の個人ブログ。
その課題は企画と広報で乗り越えられる!〔終わらない男・米山哲司〕

本物に憧れる周期

2018-01-01 23:00:00 | つながり・つながる
〈日経MJ 2018.1.1号1面より〉

「ポスト平成のヒット作り」の
大タイトルに3つの小タイトルがぶら下がる。
1.企画のプロに学ぶ
2.歴史に学ぶ
3.脳科学に学ぶ

この3つ目のサブタイトルが
「『本物に憧れる』周期に」である。

感性分析の第一人者の黒川伊保子さんの研究。

大衆の気分は
56年が1サイクルらしい。

A「世間にとっての価値を重視する時期」

B「自分が満足ならいいという時期」

大別される、と。

バブル期は「A」。
1985年をピークに
1999年で終演を迎え、
「B」に突入。

2013年が
「B」のピークで、
私だけの特別なものを愛する時代は終わり、
本物に憧れる時代に移る、という。
2027年に
「B」の時代が終わるらしい。

「プロが一途に作ってきたもの」
「皆が憧れるもの」
への消費が少しずつ強まってきている、とのこと。

研究者曰く
企業は自ら憧れを形作らなければならない、と。
自社の作ったものが
どんなにいいものかを
迷える市場に
〝上から目線〟の消費者とのコミュニケーションも
いる、とか。

なるほど、なるほど。
しばらく
ヒーロー・ヒロイン不在の時代でしたが、
今は、憧れの力が必要なのかもしれませんね。




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