『正義の企画』ブログ 〔ヨイコト ガ ヒョウカ サレル オテツダイ ヲ シタイ〕

日本PR協会認定「PRプランナー」の個人ブログ。
その課題は企画と広報で乗り越えられる!〔終わらない男・米山哲司〕

社会が土台であるべし!

2011-06-10 08:00:26 | Weblog
「コーズマーケティング」のセミナーで学んだこと&考えたこと。

「社会」の上に「経済」が乗っているべきだが、
悲しいかな「経済」を土台とする企業が増えてきた。
利益やお金を中心に考えているいうことである。
それは悪いことではない。
しかし〝それだけを中心に〟考えていることが今の時代に求められているかどうか、である。
〝経済の住人〟になってしまっている、と。

100年前はそうではなかっただろうし、
市民もそういう働き方をしていなかったはず。
今は残念なことに
「経済」の上にチョコンと「社会」が乗っている程度ですね。

「社会」が土台であるべきことを知っている企業は、
「文化」、「コミュニティ」をしっかり意識していて、
それを見えるように提供してくれている。
社会貢献や寄付はそのひとつですね。
結果としてそれはステークホルダーに伝わることとなる。

たとえば従業員。
自社のことを「給与をもらうために行っている会社」と考えてる社員が多い場合、
その企業が成長し、発展するイメージが湧くだろうか?
愛社精神は育まれるのだろうか?
ワタクシならそういう従業員は採用しない。
どれだけ有能だったとしても、一緒に仕事をしたくないですね。つまんないから。


確かに、いい社風の企業は、
社会が土台になっている感じがするなぁ~。

皆さん、いくつかの企業を思い出しながら、
そんなことを考えてみてはどうでしょう。

たとえば、寄付の方法。
当初予算枠がなくなったらから、寄付を終えたという企業もある。
それを聞いてどう思いますか?
他社の動向を見てから、自社の寄付方針を決めるという企業もある。
好きになれますか?

選択肢はいろいろある。
コーズリレーテッドマーケティングもそうだろう。
ライブや講演会で義援金を集める個人がいる。
そういう人たちを企業が支援するという方法もあるだろう。
社会とつながる方法は多様にある。
CSR担当が存在すれば急速につながります。
そっちの〝良い例〟のほうを、他社の動向をみてほしいものです。
というより、よそを気にせず自社を大切にしてもらいたいものです。

さて、
本日は、市役所文化課と話をしに行きます。
社会を意識するとき、文化は外せません。
我々が民話の活動をしているのもそのひとつ。

我々は社会が土台である。
NPOだから。
だから企業は「NPOと連携する」ことは近道なのです。
 (なんだか宣伝みたいになりましたが、「我が社と…」という主張ではありません。「世間のNPOを見てあげて!」です)
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