プサとダルの日々~時々鉄子

GもDもわからない音楽ド素人がハンマーダルシマーとプサルタリーの2つの楽器に挑戦中!
どうなることやら…

アイルランドの風~ショーン・ライアン&守安功・雅子

2015-11-09 16:42:46 | その他ライブ

11月7日土曜日、アイリッシュの笛を聴きに初台の東京オペラシティに行ってきた。ビル自体はオフィスがほとんどで、3階まではコンサートホールや飲食店があり、広い。がちゃがちゃせず落ち着いた雰囲気だ。会場は3階の近江楽堂。教会を模したつくりで、大人数は入れないが天井が高く息苦しさはない。ファンが多いのであっという間に席が埋まってしまうと思い、開場の20分ぐらい前に行ったらもう6人ほど並んでいた。その後ろに並ぶ。おかげでいい席をゲット。

 

コンサートは楽しかった ショーン・ライアンはパッと見ただの怪しい外国人のおっさん。ひとたび笛を吹いたら素晴らしい音楽家。あの太い指でよくもまああんな繊細な音が出せるもんだ。声もよかった。しゃべる声はぼそぼそと不明瞭で、何言ってるかわからない。まあ、英語わからないからはっきりしててもどうせわからないけど… 歌になるととても通る声で歌詞もところどころ聞きとれる(知ってる単語だけ)。ひげ面なので表情はあまりわからないが、楽しい人なのだろう。冗談もよく言ってたようだ(守安さんの通訳がないとわからないが)。ほんとに笛を吹くのが好きなようで、止まらない。おまけに休憩時間にワインを飲んでたとか。ここはPUBかっ

守安さんのレクチャーもあり、そこも魅力。ショーンのホイッスルにフルートで合わせる。サリーガーデンのフルートを頑張って覚えようとしたけど、集中してもダメだった。あれができればもう少し広がるのに。雅子さんのハープも素敵。こんなに弾き続けて速い曲もやったりして指、痛くないのかな。観客も大変、ハミングで1パートを割り当てられる。おちおち見てられない。参加するのも楽しいが、自分のハミングに集中するあまり、せっかくの笛の音が……。私にはハードル高かったかも。

歌のゲストもあり、盛り沢山だった。ライブでこんなに曲を聴いたことはなかったかもしれない。堪能した1日だった