平等、尊厳。

まず始めに、被害者の女性の御冥福を御祈り致します。



加害者の米軍属の男の供述を解釈すると、特定の女性を狙っていたのではなく、誰でも被害者になる可能性があった。という事だ。

俺の妹かもしれないし娘の可能性もあった。友人や教え子が被害者になっていたかもしれない。


総理が陳謝。


中谷防衛相が急遽来沖。


県民の負担を訴えに行った知事を冷遇した日本政府の皆さん。


「また」ですか？


「また」事件が起きてから

『県民の痛みに共感してます』

ズラするつもりですか。

『陳謝』して人の命が返って来ますか。



基地撤廃！

基地存続！！

そんな極端な話をしていく事も時には必要でしょうが、せめて戦後から沖縄だけが背負っている負担軽減の為にどういった取り組みをしていくのか県民に提示してほしい。

「金を出せ」って事ではない。

沖縄に赴任する米軍兵に徹底した教育プログラムを構築する

日米地位協定の見直し


最低限、上記の事に真摯に対応するべきだ。

両政府が、いい加減な対応しながらも沖縄県民と沖縄で暮らすアメリカ人達は、共存してきた。

こういった事件が起きる度に、善良に暮らすアメリカ人やアメラジアンの子ども達まで加害者側として見られてしまう。

平気でそんな言葉をぶつける人間も、残念ながら県民には存在する。

そんな人として恥ずかしい行為は止めて頂きたい。同じウチナーンチュとして情けない。


至極当然の事だが


「アメリカ人」だから


犯罪を犯す訳ではない。日本人でもウチナーンチュであっても犯罪を犯す。


しかし


「アメリカ人」


だから犯罪を犯しても日米地位協定によって守られる。

これは紛れもない事実だ。


高校生時代の同級生が、飲酒当て逃げの死亡事故の被害者になった際

県警が身柄引き渡しを要求するも米軍側は『凶悪犯ではないので身柄引き渡しの条件に合わない』と引き渡しを拒否。


そして判決は、懲役1年8ヶ月


飲酒当て逃げで被害者を死亡させて、1年8ヶ月。。。

たった1年8ヶ月ですよ。話になりません。


これが日米地位協定。


今回の容疑者が、公平公正平等に、日本の法に基づき適切に裁かれる事を望む。




http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160522-00000003-okinawat-oki