どぅ-ち-むに-日記

「どぅ-ち-むに-」とは沖縄の方言で独り言。日記スタートから8年!。今年もてーげ(てきとー)な日記をよろしくお願いします

宮古島の風習『オトーリ』体験

2009-02-24 09:56:59 | Weblog
日曜日、三線サークルの団体さんが帰った後に、常連さんのサンバさんとQさんと俺の親父の3名がカウンターで飲んでたんすが、ひょんな事から『お通り(オトーリ)』の話しになり、それならばとゆー事で、俺と剛を加えた5人でオトーリする事になりました。

オトーリはグラスは一つしか使いません、まず親父が親になってスタート、小さめのグラスに酒(今回は薄い水割りでした)を溢れんばかりに入れ挨拶(スピーチ)をする、そして一気に飲み干したら、親父の左隣にいるサンバさんにグラスを渡し酒を注ぐ、サンバさんが話そうとすると、それを親父が制止し、酒を飲んでもらう。飲んだら隣の剛が飲み、俺が飲み、Qさんが飲んだら、親父がもう一度酒を注いだグラス片手に挨拶、そして飲んだら左隣のサンバさんが親になる。親は挨拶(スピーチ)出来る権利を貰えるわけだが、最初と最後の二回飲まないといけないし、酒を注ぐんで忙しいっす。。。親になってもダラダラ喋れる訳じゃないので、話をしっかりまとめないと、超勿体ないから参加者は皆必死に話をまとめ、起承転結な挨拶を作ろううとする。もちろん親以外の人が挨拶に横槍入れる事は基本禁止なんで、親の話は皆真剣に聞く。多少の会話はありますょ。サンバさんの親が終わったら剛が親なり、俺がなり、Qさんがなったらこれで一周終了!!。これがエンドレスで続く事
もあるんすが、今回は一周と親父が一回やって終了しましたっ。

若い人達や県外の人達はオトーリの意味や方法を勘違いしてる人が殆どで、全く別の『オトーリ』として世間に出回ってるんすが、今回のオトーリは宮古生まれの親父指導の下で本場宮古スタイルだったから、より5人の絆が深まったし、感動的だった。
俺は一人一人の挨拶に感動し熱いものがこみあげてきました。親父はQさんのスピーチに男泣きしてたな(苦笑)。ちなみにサンバさんは話が長いと注意されてました(笑)、剛には俺が言おうとしてたフレーズを先に言われてしまい焦りと殺意を感じました(笑)。。。とにかく、笑いあり、涙ありの最高の一時でした!!。
オトーリ最高!、Qさん!サンバさん!!またやりましょうねっ!・・・今週の日曜日にでも(笑)。




一度『朝まで生テレビ』などの議論番組もオトーリしながらやってみたらどーだろうかと思いましたね。そしたら横槍入れず人の意見をちゃんと聞かないといけないし、話もまとまるから。んで時間が経つにつれ酔ってきて本音丸出しの、ぶっちゃけトークになる。面白いと思うケドなぁ~。



ちなみにお酒の一気は危険です、オトーリは最高ですが、オススメしてる訳じゃーありませんので、自己責任でやって下さい(笑)。もしやる時は、酒を超薄くしたり、グラスを小さくする等しましょー。間違ってもロックやストレートでやらないよーにね!。。。Qさんロックをなみなみと入れて親父に飲ましたもんだから、最後の方は親父様子おかしくなってたし(笑)。




最後に一言!

間違った危険な
『オトーリは、やめよう!!』



そして


『オトーリ、はやめよう!!!』

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