ゆんのひとり言

~お酒とお芝居と歌とスイーツをこよなく愛するゆんの日記~

「11人いる!Alcor(Studio Life)」@あうるすぽっと

2011-02-22 13:18:48 | 観劇記&鑑賞記

この劇場、職場から徒歩5分くらいなんですよね。
便利です。

萩尾望都原作の舞台化です。
SFです。
SFはあまり好きではないのです。
何となく…。
なので、原作も手には取ってみたことはありますが、
読んでません。

ってわけで先入観なしで観てきました。
主なキャストは以下の通りです。

   

タダトス:山本芳樹
フロル:及川健
バセスカ:青木隆敏
ソルダム四世:仲原裕之
ガニガス:船戸慎士
ヴィドメニール:林勇輔
グレン:山崎康一

   

地球以外に生命体のいる星がたくさんあって、
いろんな星から宇宙大学の最終試験を受けに来ている、という設定。
場所は宇宙船の中。
最終試験に進んだのは10人のはずなのに、
宇宙船に乗り込んだのは11人。
誰が11人目?!と、疑心暗鬼になり・・・

みたいなのがざっくりとしたストーリーです。
舞台設定が宇宙船の中ってことで、
観る前はあまり場面転換せずに済むのかしら?と思っていたのですが、
超巨大宇宙船らしく、4万人?とか住めるくらいだったので、
前半はやっぱりバタバタと場面が切り替わるのが気になりました。

でも、後半、船内でウイルスが発生して、
パニックに陥っていた受験生(?)たちが一致団結して危機を逃れていく様は
観ていてとっても清々しかったです。
ちょっとコメディの要素もあって、時々笑って、
最後はいい話じゃーん、みたいな(笑)
こういうストーリーだと男性でも楽しめそうですね。
実際、いつもより男性のお客様も多かったような。

最初、マスクをかぶって10人が舞台に登場するのですが、
そこでふと、「衣装を覚えておけば、誰が11人目かわかるかも」と
思ってしまったんです。。。
で、分かっちゃいました…。
直後、11人目がどセンターにいる演出になっていたので、
衣装を覚えなくても分かったかもしれませんが、
一度11人目が誰かを知ってしまうと、
二度と「誰が11人目なんだろう?」と、
ドキドキしながら観ることができないですよね
後から「しまった!」と思ったのでした。
失敗したなぁ…。

今回はライフには珍しく、特殊メイクも使われていて
そのあたりも新鮮でしたねー。
そして鱗がついてる人(?)に会って、
何のためらいもなく「初めまして」と握手できるかな…
などと、考えてみたり。
人種とか性別、身分など、色んな要素が絡んでいて、
なかなか深いお話でした。
さすが萩尾先生。

上演時間も2時間程度だったので、
良い感じでしたねー。
頑張って残業した日と同じ時間に帰れるし(笑)

来週、別チームを観に行きますが、
楽しみです

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 週末の入浴剤@桜の里 | TOP | 本日のランチ@カレ- »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | 観劇記&鑑賞記