ゆんのひとり言

~お酒とお芝居と歌とスイーツをこよなく愛するゆんの日記~

1980年代日本映画――試行と新生「ロックよ、静かに流れよ」@長瀬記念ホール OZU

2021-03-20 13:00:00 | 観劇記&鑑賞記

最初のタイトルだけ見ると堅そうですが,
映画のタイトルを見ると,堅くないですねー(´ψψ`)
新聞の小さな記事で,こういうイベントがあるよ,と紹介してまして。
その中に「DVD化されていない『ロックよ静かに流れよ』がスクリーンで見られる」
とあって,え?!と。
全42作品上演される中で,その短い記事で触れられていた作品名が
「魔女の宅急便」と「ロックよ静かに流れよ」って,すごい!

急いでチケットを取って行ってきました。
最寄駅は京橋です。
東京駅からも歩けます。



こんな施設があるのを初めて知りました~。
そして手数料入れても620円とかで見られます。

この作品は,男闘呼組の4人がデビュー前に出演した作品で,
好きすぎてビデオも原作本も買いましたw
原作本は手元にありますが,ビデオは実家にあるはず…。
てか,まだ見られるのか?!

この日は,プロデューサーで脚本も担当された
増田久雄さんによる上演前挨拶がありました。
知らずに行ったので,ちょっとラッキー♪
2月にも一度上演されているのですが,
高橋君に誘われて一緒に観に来たのだそう。
未だに連絡を取り合う仲とかすごい。
寺尾聡さんが出演を決めた理由なんかを話してくださいました。

そして,本編。
長野県松本市を舞台にした,ロックに目覚めた少年たちの青春映画です。
オープニング,松本に行きたくなくて
ホームで無駄な抵抗をする俊介(岡本健一)。
めっちゃ,覚えてるっ!www
ホームの柱にもたれて,乗車を拒否するオカケンの姿!
線が細くて,まさしく美少年。
そして車内で読んでいるのは,紡木たくの「ホットロード」。
それに気づいてニヤニヤしちゃいました(´ψψ`)
その後も些細なセリフを驚くほど覚えていて,
私はいったい何度見たのだろう?とwww

当時見た時は「カッコいい」と思って見てたと思うのですが,
今見ると,皆可愛いですねぇ~~。
一生懸命辞書を引きながら作文を書くミネさ(成田昭次)とか
もう可愛いすぎて・・・(´ψψ`)
高橋君はなんか既に風格ありますね。
今とあまり変わらないような。
一瞬,既に成人してたんだっけ?と調べちゃいました。
当時18歳だったはずww

開演前,増田さんが「寺島進も出てます」とおっしゃってて,
そうだっけ??とかなり気を付けて見たのですが,
・・・あれ?今のが寺島さん???と。
ケンカ相手のヤンキー役ですかね,多分。
内藤剛志さんや鈴木瑞穂さんなど,
演技派な方々が脇を固めてらっしゃいます。
そして,バイト先の店長役の渡辺正行さんがい~い味出してます(´ψψ`)

30年以上前の作品なので,改めて見るとガッカリしたりするのか…
なんて,ちょっとだけ心配していたのですが,
杞憂に終わりました。
携帯が無いのと,カセットテープのウォークマンを持ち歩いてるのは
時代を感じさせましたが,
今,カセットも復刻してますしねぇ。
レコードも。

仲間との別れはあるものの,暖かい気持ちになれる作品です。
観に行って良かった!!

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