2014年のエンタメ締めくくりは、ライフでした~。
大いなる遺産のもう1チームです。
ピップ:笠原 浩夫
ヤングピップ:松本 慎也
エステラ: 久保 優二
ミス・ハヴィシャム:山本 芳樹
ミセス・ジョー:及川 健
ビディー:若林 健吾
マグウィッチ:石飛 幸治
ピップはシングルキャストですが、
書かないのも寂しいので、一応
松本君のヤングピップは、スーツ姿もよく似合ってピッタリですね。
関戸君に比べて、常にどこか幼さが残る感じ。
関戸君は成長後、どことなく暗い部分というか、
人間の黒い部分も見えてくる感じですが、
松本君はどこまでも純粋。
外見はカッコいいと思うのですが、
個人的にはあんまりピンとこなかった久保君、
エステラは悪くなかったように思います。
どことなく岩崎さんに似てるかなー、などと。
芳樹さんのミス・ハヴィシャム、独特のセリフ回し全開でしたが
キレイでしたね~。
でもやっぱり今回は倉本さんのハヴィシャムが良かったなぁ。
年齢的にも合っているのかもしれないですね。
ピップのお姉さん役のミセス・ジョーなのですが、
ものすごいヒステリーなんですよ。
常にキーキー怒ってるの。
で「こんなに体が弱ってるのに」と、キーキー喚きながら言うので
てっきり冗談で言ってるのかと思ったら、
どうやら本当に病弱なんですよね。
病気で寝ているところを、強盗に襲われて亡くなるので。
ヒステリーで喚く姿はとても「強い」ので、
そこと、病弱な「弱さ」とを見せるのが難しいな~と思いました。
及川さんのミセス・ジョー、とても強かったです
この日は終演後にトークショーがあったのですが、
倉田さんも一緒に登場してのトークだったんですね。
倉田さんが一緒だと、どうしても真面目なトーンの話になってしまうので・・・
いえ、それはそれで面白いんですけど、
イベントの中の1コーナーならOKなんですけど、
トークイベントの時は、はっちゃけたトークも聞きたいなぁ、と
思ってしまうのでした
その中で印象的だったのが、この作品のラストシーンのこと。
最初の台本では、エステラはピップの手を取ることなく
去って行ってしまう終わり方だったそうで、
そうするともんのすごい絶望感だけ残して終わっちゃうんですよね。
で、うんうん唸りながら稽古をしていると、
クリフォード氏が「違う結末も書いてみたから、良かったら挑戦してみて」と
本番1週間くらい前に、違う結末の台本を送ってくれたそうで、
それが、今回上演されている、
最後、エステラがピップの手を取って終わる終わり方なのだそうです。
多少なりとも希望を感じられる終わり方がいいですよね、やっぱり
そうでないと、年の瀬にどんよりした気分になっちゃいますもんw
2014年もライフ絡みの観劇がメインでしたが、
2015年は更にそうなると思いますww
なぜなら、節約モードだから。
なぜなら・・・
ふふふふ