ワンダフル・ワールド

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映画「グラン・トリノ」

2011年11月16日 | 映画
映画「グラン・トリノ」を観ました。

2008年クリント・イーストウッド監督&主演です。



いい映画でした。

泣けました。

妻に先立たれた70歳を過ぎた男性が主人公。

朝鮮戦争に従軍した経験があり、その偏屈な性格から

家族からも疎まれている。

愛犬にしか心を開けず、空虚な日々を送っていた。

そんな時、隣の家にアジア系のモン族の移民一家が越してきて、

交流が始まり、そこから物語が展開する。

いろんな側面を持ったドラマです。

人種間の偏見だとか、暴力だとか、勇気だとか、友情だとか。

タイトルの「グラン・トリノ」とはクルマの名前で、かつて

主人公が勤めていたフォード社で自分が組み立てたクルマです。

主人公の愛車で、いつもピカピカにしてガレージに飾ってあります。



昔のアメリカの象徴として描かれ、まさしく主人公自身なのです。

最後に隣のアジア人一家を助けるため、単身で丸腰でアジア人ギャングの

所に行き自分を犠牲にするところなんか、西部劇のヒーローです。

暴力ですべてを解決する事はできないんですよね。

隣人の少年とのふれあいとか、グッとくるところが多くて、

最高の映画でした。


11月15日の万歩計   6,654

11月14日の万歩計   4,650



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