ちゃこらルーム

ちゃこらのポジティブライフ
明るく楽しい毎日を過ごしています。

放射線外来

2007年02月21日 | 放射線治療
放射線外来へ行ってきました

手術では、乳腺内の目や写真で診断できる病巣を取りました

乳がんは、一つの乳房の中に多発したり、乳管を網の目のように広がる性質があり、手術で取りきれたかどうかの判断が難しいため、細胞レベルで取り残したかもしれな微小病巣を放射線で根絶するのが目的です

目に見えるガンは手術で取り、全身に回っているかもしれないガンは抗がん剤でたたいたり、ホルモン剤で抑えたりして、術部に残したかもしれないガンは放射線治療というわけです

現在の乳がん治療では、温存手術をした場合の多くは放射線治療をするケースがほとんどだそうです

放射線治療を行うことで、
放射線をしなかった場合→30~40%
放射線をした場合   → 5~10%  と再発率が低くなるという研究結果も出ているそうです

通院の手間や、経費、副作用などの代償を考えてもその治療効果はそれ以上に大きいらしい・・・

乳がん温存術後の放射線治療は、1日1回週5回の照射を25回以上続けます

要するに、月曜から金曜まで毎日通院して、それを少なくとも5週間続けるわけです
(ほとんどお勤め気分、定期券を買って通院しようと思います

1回の照射時間は5分程度とのこと

着替えや準備、受付時間を入れても30分あれば終わるらしく、治療自体は痛くもかゆくもないそうです


それで今日、放射線治療を受けるための外来へ行ってきました

放射線科には、また新たに主治医がつきます(当然放射線科の先生)

まず主治医から放射線治療の説明を受けました

副作用としては、照射した部位の皮膚の炎症
日焼けのように赤くなったりヒリヒリしたり・・・
これも、抗がん剤と同じでひどく出るひと、全く出ない人と様々らしい・・・

実際にはやってみなければわからないので、余計な心配をしたくないのに、結構仰々しく丁寧に説明してくださいました

その後、シュミレーションという、放射線を当てる場所を決める作業をしました
(1時間弱かかった)

こちらは放射線技師が数人で担当

CTやレントゲンを使って、副作用が最小で、治療効果が最大の位置を決めます

場所が決まったら皮膚にインクでしるしを書きました

紫色のインクで、お乳に大きくバッテンが書かれています
これは、治療終了まで決してけしてはいけないそいうです
なので、治療が終わるまでは入浴も半身のみ
こすったり、石鹸でごしごしするのも禁止です


放射線治療に関しては、乳がん友達も経験していたのでお決まりのコースと思っていたし、結構軽く考えていたのもも、実際に詳しく話を聞くと意外に制約が多くて ウゲーッ!! って感じです

放射線治療中は免疫力も低下するので、感染に注意が必要とか、疲れやすくなるとか・・・・・

抗がん剤治療の日々を思い出しました~


せっかく先日 乳腺の主治医からバトミントンOK をもらったばかりなのに運動も控えるようにと言われてしまった!!

でも、実際に治療を始めてみて元気だったら運動もしちゃおうとか考えているところです


いよいよあさって金曜日から照射開始です

また未知との遭遇だけど、経験を積んでまた一つ大きくなりたいと思います



それから、先日書いた初診の病院へ取り寄せるもの、これも無事にもらってくることができました

病院をはしごして、今日はたくさん歩いたので疲れた~

来週からは毎日病院通いとなるのでもう少し体力をつけたいです