ずいぶん前に買っていたのに
なかなか読むきっかけがなかった「あかね色の風/ラブレター」
先に読み始めたコレ↓が
あまりにもハマらず・・・
修行のように、「いつか面白くなるかも・・・」と読んでいたけれど・・・
ダーッ!!
面白くないっ!!!
というわけで、お口直し?にやっと着手した「あかね色~」
冒頭から、やられた。
あさのさん・・・好きです。
その後もグイグイ引き込まれていきます。
そして何といっても一緒に収録されていた「ラブレター」
ああっ!!!
なんて甘酸っぱい。
子供たちの真っ直ぐさが、本当にこころに沁みて
そして、確かにむかし自分もそう感じていたことたちを思い出して。
大人の理不尽さ。
今では「そういうもんだよ」なんてしたり顔で子供たちに話してるわたし。
ああ、嫌だね。
そんな大人になりたくなかったのに。
自分の気持ちとか、人との関係とか、
ちょっと軋んだ時に「ま、そういうものだよね」と諦める方が
傷つかないし、断然楽だということに気づいて
いつからか、そうやって逃げることが上手くなっているんだ。
そしてそれは楽だけど、自分の本当の気持ちはいつまでも宙ぶらりんで。
これを読んで、思った。
自分の気持ちは、自分の言葉で、きちんと伝えよう。
たとえ間違いだとしても
自分で納得した言葉なら、最後まで責任持てるでしょう。
話の中身とか、そういうことじゃなくて
“伝えようとする気持ち”を伝えられる人になりたい。