ふわり ふわり

北国から 珈琲の香り

12歳たちの伝説1

2007-03-17 | 
“浮かれた可愛さ”これ好き~♪
っということで、テンプレートを変えました。
本とはまったく関係ありません(笑)

後藤竜二さん、という作家さんを初めて知りました。
きっかけはあさのあつこさんの本に挟まっていたピュアフル文庫紹介。
学級崩壊をテーマ、12歳、というキーワードに惹かれ
さらに“あとがき”があさのさん、ということもあり(笑)購入。

この人の文章、好きです。
さらりさらり、と川が静かに流れるようにお話が進んでいきます。
こういう内容のお話を、どうしてこんな風に描けるんでしょう。
“泣かせる物語”ではありませんが、泣きながら読み終えました。
全ての子供たちを愛おしく思えてなりませんでした。
不器用で、頭の凝り固まった大人たちも
一人一人ギューッと抱きしめてあげたくなりました。

「1」ということは、シリーズもの。
次の文庫が待ち遠しいです。

それにしても後藤さん、もっとお若い方かと思い込んでいましたが
64歳とは・・・スゴイ。