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ニューヨークのティー・カフェ1

2011年03月01日 | 茶の話
ニューヨークのティー・カフェ情報 その一をお届けします。

初日はソーホーのティーカフェ調査をいたしました。

一店目は、Harney & sons。

静岡にも買い付けに来るという二代目のマイクさんが迎えてくださいました。
三代目もご活躍中とのことでした。

(初代はこのティービジネスを切り開いた方ですが、癌と闘病中とのことで、現在は二代目の方が活躍中です)



入ると、高い天井までずらっと茶缶が並ぶ前にティステイングカウンターがあり、定員さんはみなgood looking で、愛想がよく、お客様におもてなし用のお茶や試飲ご指定のお茶をすぐに出してくださいます。

高い棚の茶は、梯子で取ってくださるのですが、その姿も見ものです。

静岡からの一行と知ると、静岡茶をすぐに出してくださいました。



女性は、茶筅を振り、抹茶を点ててくださいました。

奥はカフェスペース。
ここでは抹茶茶碗より大きなティーカップで出してくれるのが名物。



写真では大きさが伝わらないと思いますが、両手で抱えないと持てないくらい、小鍋くらいの大きさなのに驚きました。

入り口入ってすぐは、ギフト&ラッピングスペースで、花束のようにすてきにラッピングされた茶を抱えて帰る女性客を見ました。


(写真点前のカラフルな丸いものは、茶缶です。)

ティスティングバーの前には、ティーグッズが並んでいます。



かわいらしいティーカップやティーライフを楽しむグッズ類。


(↑写真は、自分でティーバックを作るための紙バックです。自分でリーフを紙袋に詰め、ドリップ式にお茶をマグカップに淹れることができるようになっています)


(特に女性に人気だったカップはこの写真のものです。アルファベットが書いてあり、たとえば「Oはウーロン茶用」など、お茶名のイニシャルに合わせて使い分けていくカップのようです)

ここでは、日本茶もgyokuro,sencha,genmaicha,houjicha等の名前で出ており、産地uji,shizuokaなども明記されています。

ティステイングのとき、玉露や煎茶では、カクテルを作る時の容器を2つ湯冷ましとして使い、何回か湯を移し替えて、適温にしてから、淹れていました。

二代目にご挨拶をすると、私たちが出展するコーヒーとお茶の祭典に出展されるとか。
(隣の隣のブースでした。日本の着物にうっとりされてました。)

こちらの店舗は1年前にオープニングセレモニーがされて以来、NY土産に人気のあるお店だそうです。

日本にも進出しているということをお聞きしました。
以下の日本向けのホームページを見ると、歴史などもわかり、なかなかの老舗店であることがわかります。

http://harney.jp/

ニューヨークに行かれたら、ぜひ立ち寄ってみたいティー・カフェではないでしょうか。

今週の茶道塾稽古場にいらしてくださった方には、こちらの最新バニラフレーバーティーをお土産に差し上げています。お味(香り)はいかがですか?

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