日本茶道塾 ブログ

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茶壷に茶を詰める会御見学者募集中

2009年03月29日 | お知らせ
新茶の季節となりました。

茶壷に茶を詰めるのを直接見せていただくという機会は少なくなってきたと思います。

今年は、5月後半に静岡県掛川市で茶を詰めることになりましたので、ご見学ご希望の方は、お声掛けてください。(茶道塾塾生、茶道塾ML会員の方)

11月の口切まで寝かせますが、
詰める新茶の味見と

今回は特別!!18年物の茶(少量限定)も同時に味わっていただこうと思っております。

お時間ある方は、茶工場と茶畑も見学させていただけると思いますので、ご興味ある方は、メールにてご連絡ください。

日程は、ご参加の皆様と調整したいと思っておりますので、まだ確定しておりません。半日くらいの工程を考えております。

メールお待ちしております。

なお、茶道塾放送で、茶壷の中の様子を動画で紹介しておりますので、放送会員の方は、茶道塾放送視聴のページからお入りください。

利休忌で茶事の稽古

2009年03月22日 | 行事報告
3月 利休忌にちなみまして茶事の稽古を行っております。

毎年、大徳寺三百七十八世 無学宗衍賛の利休画像を前に白雲塾長が茶湯をされ、水屋のもので一緒に一服いただき、茶事が始まります。

賛は大徳寺百十七世古渓宗陳の語で、

龐老神通老作家
飢来喫飯遇茶々

ではじまります。

この軸のもとで、一同、古う庵での稽古釜も一年を迎えさせていただくことができ、感慨深いものがございました。

(画:中立 濃い茶入を飾る亭主)

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男性陣による男茶会(茶道交流会主催)

2009年03月21日 | 茶会のご案内
茶道交流会 様ご企画の
皐月の茶会のご案内です

(以下、コピー)


茶道交流会
女性の人口が圧倒的な茶道ですが、この度ルーツにさかのぼって
男による男の席!!男による男茶会を行います!
初夏の爽やかな?男性陣による男茶会是非お越しください!


池上梅園:聴雨庵 日本茶道塾 

池上梅園:清月庵 諸派(薄茶)

池上梅園:和室 裏千家(濃茶)

※3席ともそれぞれ、流派ごとに男点前をお楽しみ頂けます。


■日時 5月6日(水曜日 振替休日)

■時間 10:00~14:00

■会費 3000円

■場所 池上梅園
http://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/baien/index.html

■交通アクセス
東急池上線池上駅下車徒歩約20分
都営地下鉄浅草線西馬込駅下車徒歩10分
バス(いずれも本門寺裏バス停下車徒歩約3分)
東急池上線池上駅から上池上循環外回り
JR五反田駅東口から川崎駅行き
JR大森駅山王口から上池上循環外回り
JR川崎駅から五反田駅行き


ご参加をご希望の方は下記のアドレスまでご連絡ください。
どうぞ宜しくお願いいたします。

wafuu@zuki.name
ご担当 ズキ様


柄杓の扱い

2009年03月16日 | 常釜
藤村庸軒の次子、藤村正員(ふじむら せいいん)の著書『茶道旧聞録』を読んでみます。「柄杓、蟹挟みといふ事、嫌ふことなり」『茶道旧聞録』 (炉の時など、釜に置いた柄杓を取る時、人指し指と中指で挟んでから持ち上げるのはよくないということです。蟹というたとえが良い悪いということではないと思われるが、釜に引いた柄杓を扱う時には、まずしっかりと持つ事から始めるべきであります。持ち固めてから、畳から少し持ち上げ、湯を汲む動作に入るべきなのです。湯を汲むために持ち替える必要があるため、その時に初めて柄杓を挟んでから持ち替えることになります。しっかりと、指の中ほどで湯を汲む時の手つきに挟むためには、すこし持ち上げて扱う必要があります。柄杓を、釜に置いたまま扱おうとすると、指先で挟むことになり、不安定さが生じてしまい、場合によっては持ちながら手の中で位置を調節しなければなりません。不自然な動きにならないためには、持ち手と汲み手を、しっかりと扱い分ける意識を持つようにしなければなりません。
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ウェッジウッド茶会

2009年03月15日 | 常釜
創立250周年記念ウェッジウッド展が4月11日より静岡アートギャラリーで開催されます。

5月9日(土) ジャポネスクシリーズ(日本の陶芸家とのコラボレーションシリーズ)の作家、中村卓夫氏の作品レクチャーもある茶会が開催されます。

呈茶を吉野亜湖(日本茶道塾)が担当させていただくことになりました。

静岡アートギャラリーHPからご参加のお申し込みを確認ください。(限定30名様)
http://www.art.shizuoka-city.or.jp/program/wedgwood20090411/kanren.html

*****
以下、HPより

ウェッジウッドが創業250年を迎えることを記念して、英国ウェッジウッド美術館、駐日英国大使館等が所蔵する約250点の名品を一堂に展示し、創業から現在に至る軌跡を「初期ウェッジウッド」「ウェッジウッドと王室」「ウェッジウッドのデザイン」「食卓のウェッジウッド」の4つのテーマに分けてご紹介します。


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雛の節句菓子

2009年03月08日 | 行事報告
雛の節句の御菓子と言えば・・・

ひちきり

御餅引っ張って切ったような形だから

と言われております。

宮中行事「いただき餅」から
女児出産の際の贈答品となり、
雛祭りの「引千切」(ひちきり)に~

という説が有力だそうです。

菓子屋によってそれぞれ少しずつ違うので、それも楽しみの一つです。

京では普通にいただきますが、
東京で見つけるのは難しいです。

今回の節句にあたり、京都から取り寄せました。

雛段飾りのお人形様用の重箱を菓子器に見立てて使わせていただきました。

取り合わせの茶碗なども小ぶりで人形道具を連想させ、心華やいだ、と御声かけていただきました。

お茶をしばらくおやすみされていた方もご一緒にお席にお通りいただき、やっぱりお茶はいいなあ、と感じてくださったそうです。

また端午の趣向も楽しみにしていただければと存じます。

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真如

2009年03月08日 | 茶の話
およその文献には、茶道は心を習うものとか、仏法を習うとかという書き出しがあります。しかし、流派に拘泥した茶ではその現実は難しいものになってしまいます。自分の心が生かしきれない、自分の心が表しにくい他人の茶法のまねは、基礎は学べてたとしても、永遠に自分の茶にはなりません。茶道による、心の成長は、自己を学びさらに自己の解放をすることです。点前を学ぶという事は、所作の隅々にまで合理性や、調和を求めたものでなくてはいけないのです。点前とは、こうしなければいけないという、束縛を学ぶのではなく、動きの根本原理を知り、そこからの無限の可能性を予感させるような、自由を学ぶものなのです。

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銀座 桜ギャラリー「小泊良の陶芸展」

2009年03月07日 | お知らせ
雛の節句釜の後・・・

すぐ近くの

銀座 桜ギャラリー「小泊良の陶芸展」
にお伺いしてきました。


ここに写ってませんが、

青の平皿、

東京稽古場で使わせていただこうと、

ひとつ・・・

微妙に窯の様子だと思うのですが、

数点あった青皿の中でも、

中心が落ちたものを選ばせて頂き・・・

今、その青皿は、

菓子を盛られる日を今、古う庵にて待っています。

小泊良氏のブログにもこの青釉の作品が出てますので、よかったら御訪問してみてはいかがですか。

追記 茶の湯講座をさせていただいたチャ茶のオーナー様の御子息様です。
沖縄在住でいらっしゃいますが、この3日間は銀座にいらっしゃるそうです。

お近くの方はぜひ、銀ブラついでに!

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三月雛の節句釜御礼

2009年03月07日 | 行事報告
中国茶のお席では、
芽茶のやさしい香り・・・

聞香を楽しむお席では、
利平様のとても丁寧で楽しいご解説にそって
香の優美な香りを楽しませていただきました。

そして、本席の薄茶席では、雛の節句らしく女性にお点前をお願いしまして、静岡抹茶の香り・・・

皆様、お楽しみいただけましたでしょうか。

端午の節句釜では、丈夫(ますらお)振りを見ていただければと、一同、準備させていただきたいと思っておりますので、ぜひまた皆様お出かけください。

御礼とご報告まで


花 椿(一休)、桃

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