日本茶道塾 ブログ

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楽茶碗作陶会 御礼

2011年08月25日 | 道場稽古
楽茶碗の作陶会

ペリー提督縁の神奈川県横須賀市浦賀にて行いました。


参加の皆様は、はじめての茶碗製作から、

茶入、

そして、ご自身が最近手に入れられた茶箱に入れる、茶筅筒、茶布筒、振出しなどを作られた方、

風炉の前瓦に挑戦された方、

そして、水指の「蓋」(本体に合わせて)を、造られた方など・・・

さまざまな作品が並んでおります。

楽は、基本、「型」を整形してから、
「削り」で仕上げていきますので、

「手ひねり」と申しましても、「削り」という工程が重要になってきます。

初めての方は、そこにも、驚かれていたようです。

(高台脇の削りが、まっすぐに見えて、意外とカーブが付いているところなど、やはり、削ってみて初めて、茶碗拝見の時に本当の意味で、「見る」ことができるようになるようです)

ご参加の皆様、楽しいお時間をありがとうございました。

これから、乾燥→素焼き→釉薬を「塗る」(かけるではなく)→本焼きです。

お茶席に出るまでもう少しお待ちください。

また、今回参加されなかった皆様も、楽の作陶会、いかがですか?

ご希望くださる方は、茶道塾までメールでご連絡ください。




ニューポート 呈茶のご報告

2011年08月12日 | 道場稽古


ニューヨークより移動し、週末は、ニューポート(ペリー黒船祭)のブースにて呈茶と舞台にて日本茶をご紹介しました。

ブースにて、茶道の「茶歌舞伎」を応用して、数種の茶を飲み比べていただき、日本茶の種類について、ご説明すると、浴衣を着ていらしてくださったアメリカ人のお客様たちが。。。


ステージイベントでは、同じく、二種のお茶を飲み分ける茶歌舞伎を簡単にしたものを行いました。


(まずは、静岡茶について知事からご説明)


(この日は、県のスタッフもみな、浴衣で皆様をおもてなしです。)

「さて、一碗目と二碗目が同じと思う方、手を挙げてください」
呼びかけに、「NO!」と、お客様はみな、真剣。


(3碗中、二碗目と三碗目が同じでしたので、ほとんどの皆さんがなんと正解!されました)

ブースとは別に、地元の観光協会でも、呈茶サービスによる、ご紹介を。
(塾生の皆様が浴衣でサポート中)



ご協力くださった塾生の皆様、本当にありがとうございました。

また、直接アメリカまで足を運ばずとも、今回使用の茶器のご協力くださいました方、応援の声をいただきました皆様にも感謝申し上げます。


日本茶を愛する皆様へ御礼を

十月はシアトルのtea expoにて、日本茶の新しい楽しみ方をご紹介の予定です。

茶を通じて、茶にかかわる者が、何かできることに、感謝します。



(報告 吉野亜湖)






ニューヨーク日本茶セミナー 写真

2011年08月11日 | 道場稽古


ニューヨークでの茶文化紹介セミナー

お写真をいただきましたので、ブログにてもご紹介申し上げます。

郵送の茶道塾会報(夏号)にも一部紹介しております。
合わせてご覧ください。(写真はクリックいただくと大きく見えます)

受け付けは袴姿で、Y様(東京道場塾生)、ありがとうございました。



100名の会場は、あっという間にいっぱいに、運びの方が歩くのが大変なほど。



報道関係もいらしてくださいました。



セミナーが始まり、
静岡道場塾生たちも大活躍。


水屋も少人数で大奮闘くださいました。

後に知ったのですが、NYの和菓子店(源吉兆庵さん)は、空輸のため非常に効果で、ニューヨーカー憧れの菓子だそうです。そちらを今回使ったのですが、よく東京道場の稽古で使わせていただいている和菓子店さんだったので、塾生のみなはそれほど貴重品感はなく、出してました。

ウエルカムティーのコーナーには茶葉もディスプレイ。
富士山の形にしてみました。



しかし、セミナーのワイヤレスマイクが効かないときは、ちょっと心配になりました。


(写真は、必死でdoesn't workとスタッフに呼びかけているところ=笑顔を作ってますが、心は、、、、)




皆様のご協力の御礼に。

ニューポートのブースと舞台の様子は別途ご紹介申し上げます。



八月の茶花

2011年08月11日 | 常釜
東京道場

仙翁(せんのう)
四手沙参(しでしゃじん)
鈴紫胡(すずさいこ)

籠花入

(生:東京道場主)

九月、塾長による茶花講座も楽しみにどうぞ。

器と調和させ、花を生かし、無駄を省いていく茶花の手法。

生け花と違う茶花の在り方、塾長と共に学びましょう。




夏の風炉の灰押し会

2011年08月07日 | 道場稽古
八月 風炉の灰について、
はじめての方たちと勉強会を行いました。

合間で、たばこ盆の灰押しにもチャレンジいただきました。

”人生初”という方のたばこ盆の灰つくり5名の練習作品。
お写真で、特別公開いたします(^^)。



たばこ盆は、
塾長の手本で、

「ただ、灰を”送る”だけ」

という意識を見せていただきました。

きれいに均等に「押した」ようなたばこ盆の灰の方が、練習すればできるので、そちらに流れる方は多いようです。

風炉の灰も同じく、

「きれいな灰」(形だけ見事で死んだ灰)というのは、
確かにどこでも拝見できるのですが、

「生きた灰」というのは、なかなか拝見できません。

それだけで、炭点前の様子と、釜の煮え、それが作る濃茶の味わいの深みまで、想像できる灰。

これなら、最小限の炭(火力)で、釜の形、風炉の形と調和しながら最高の湯を作ることだろう、、、と思われてくれる灰。

直線に見えて、実は緩やかな自然なカーブで成り立っている稜線。

(カミソリで切ったような直線の見事な灰形(死に灰)もよく目にしますが、
実は、意識しないくらいの「自然」な丸みをおびた宇宙を表した本来の生きた灰こそ、一見、簡単なようで達者の灰)

空気を含み、表面の皮一枚下は、柔らかな灰。
それでいて、よく茶をかけて育てられ、締まっているので、前瓦を入れても、すっと立つ。

灰の色味にもそれが感じられる時があります。

*****

皆様に、すり鉢ですっていただいたので、しっかりお茶をかけて何年も育てた灰を、どのように生かすのか、その気持ちが重要なことと思われます。

「きれいに押そうということがだんだん目的になってきてしまいますが、
茶の湯の灰押しの本来の目的を意識することが重要です」(塾長より)

風炉の灰についても、技術を教えてくださる方は多いのですが、

塾長のように、茶道における灰押しとは、何かということをしっかり意識することこそ重要だと意識させてくださるご指導の下に、この勉強会があったことを感謝しました。

ご参加の皆様ありがとうございました。

また、参加希望の方のために水屋勉強会も開催予定です。
お知らせお待ちください。




楽茶碗 作陶会 イン 横須賀

2011年08月06日 | 道場稽古
楽茶碗作陶会のご案内申し上げます。

日時 8/20(土) /8/21(日)
10時~2時半くらい

場所 茶道塾 横須賀道場
(神奈川県横須賀市 最寄駅:京浜急行「浦賀」駅)

会費 8000円(茶、菓子、昼食付)

*土の準備がございますので、参加できる方は、
数日内に茶道塾までメールいただけますよう願います。

作陶指導 一得窯

締切 8/12




銀座 八月の節句釜 八朔

2011年08月01日 | 節句釜(東京)のご案内
銀座の八月の節句釜は、「八朔釜」です。

ご参加者が簡略点前を体験いただけます。

塾長による夏の茶道教養講座もございます。

ご希望者は、どなたでもご参加いただけます。

メールにてお申し込みください。

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静岡 夏の集中稽古は、風炉の灰押しを勉強します。
(塾長の教養講座も合わせて行います)

神奈川県横須賀でも夏は楽茶碗の作陶会や水屋勉強会も予定しておりますので、ご興味ある方は(塾生以外も参加可)メールでお問い合わせください。

茶道塾 吉野亜湖