1.世界お茶まつり春の祭典 開幕式
日本茶道塾の塾生の皆様が呈茶の協力をくださいました。
昭和8年のシカゴ万博に人気を博した冷抹茶を再現し、乾杯にて世界お茶まつりが始まりました。
「世界大茶会」では、子供たちが熱心に取り組んでくれました。
日ごろの稽古を積み、自らを鍛えることが、すなわちお客様に対しての最大限のできうるもてなしであることを自覚しながらの一会となったのではないかと思います。
2.そして、国分寺の「紅葉亭」にて、東京経済大学経営学部の依頼で、タイの留学生さんたちに日本茶道を学んでいただきました。
準備からご一緒に茶席を整えてくださり、菓子を盛る、ということも、塾長から「考えないで」くださいと言われ、
そして、一つとっても、次の方が「残り」と感じないように、ごく自然に盛る、手本は目の前の自然、四方から見てもどこも、「正面」であり、「正面でない」。
そんな準備一つずつを共にすることで、茶の湯の意識を少しずつ感じていただければとご一緒させていただきました。
タイでも仏教に対する意識があるため、茶道の話は英語での会話でしたが、分かり合っていただけるところもあったのではないかと感じております。
3.「江戸料理と静岡茶」
(世界お茶まつり、はちまき岡田百周年 共催イベント)
お茶席を茶道塾が協力させていただいております。
静岡より和菓子職人さんがお客様の目の前で和菓子を作ってくださるお席となりました。
今回の講演のテーマが禅でしたので、茶席も禅院式で行われました。
禅院式の茶礼は、初めての体験の方も多く、香で清まった茶席、講演者の和尚様が見守る中、互いに協力し合うことで茶が点てられていく意識を共有していくという会でした。
ご参加の皆様、ご関係の皆様、ご協力賜りました皆様に感謝をこちらにても申し上げます。
ご報告のページは以下です。
http://www.hachimaki-okada.com/ocha/ocha-after/