日本茶道塾 ブログ

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楽茶碗の作陶会

2013年04月28日 | お知らせ
本日、気持ちの良い晴れ間の中、楽茶碗作陶会ご参加の方が熱心に取り組まれてます。
どのような作品になるのでしょうか。
一服いただけるのを楽しみに。





茶道に関するアンケート

2013年04月28日 | 茶書を読む
本年度、静岡産業大学情報学部の「日本茶文化史」の講義を担当させていただいております。
ご興味を持ってくだある方が多かったのか、総勢110名の受講となりました。

茶道に対する学生へのアンケートの結果をまとめましたので、画像で一部ご紹介申し上げます。


その他、茶道に対するイメージについてもお聞きしました。

たとえば、「礼儀作法、マナー、ルールが多い、厳しい」というイメージ。
しかし、マナー教室などと、茶道は何が違うのでしょうか。違いを感じますか?

そして、多かったのは「和菓子とお茶」というイメージ。
しかし、喫茶店でいただくのとは、どこが違うのでしょうか。何かありますか?

「日本文化」「和」などというイメージ。
これは、日本文化、和を逆に説明するとしたら、皆さんは?

・・・ということを次回は、教室で皆さんに話してもらおうかと思っております。
さて、どうなるか。






世界大茶会 ご案内

2013年04月21日 | お知らせ
ゴールデンウイーク、静岡空港近隣で開催される「世界お茶まつり」のご案内を申し上げます。
(→公式ホームページへ)
http://www.ocha-festival.jp/spring/

日本茶道塾は、「世界大茶会」(於:石雲院)に、参加させていただきます。

ご案内役が、侘び茶の世界をツアーいたします。
初めての方も濃茶の飲み回し、茶懐石、茶庭などの解説を聞きながら、「茶事」体験をいただけます。

(日時)5月2日~5日
2日 11時、12時、13時、14時、15時半
3日 11時、12時、13時、14時、15時
4日 11時、12時、13時、14時、15時
5日 11時、12時、13時、14時、15時
*当日、受付け順にご案内申し上げます。
*ご予約希望の方は、メールにて受付けて受けまわります。

茶席の詳細案内は以下をご覧ください。
http://www.ocha-festival.jp/spring/chakai/#wabicha

なお、2日(初日)は、15時~石雲院の本堂にて、オープニングセレモニーで、日本茶(日本茶道塾)・中国茶・韓国茶のそれぞれがステージ点前をご披露いたします。

石雲院(富士山静岡空港近く)のアクセスは以下の地図を参考ください。
http://www.ocha-festival.jp/access/

*4日は茶文化研究発表会もございます。
参加の方はよろしく願います。
http://www.ocha-festival.jp/spring/seminar01/#research(ランチタイムに新茶の呈茶も愉しみにいらしてください)



廻り花 日本茶道塾東京道場

2013年04月20日 | 茶書を読む
江戸中期に制定された「七事式」という茶の修練法の一つ
「廻り花」は、茶花を生けるこをを収集して行う稽古になります。

三重切と呼ばれる、三つの窓がある竹花入を使うことが多く、参加者が順に生けていきます。

四人目より、一つの窓の花を抜き、次の花を生けます。
前の方が生けたものを生かして、向きの変化、色、枝ものも景色を変えることもあります。











最後に、残った花は「花寄せ」という形(花入れを参加者の人数以上用意し、それぞれ生け残してもらう)で、茶室全体に。


『道具置合 天然宗左口授』を読む33

2013年04月13日 | 茶書を読む



数寄屋より少し右へ向けます。
板で、腰掛の方から見えるようにします。
後ろ、雪隠の方から見えるようにします。
数寄屋より左に見えるようにします。
右は不審庵の石燈籠はこのようになっています。
書院より見えます。
書院より左に見えます。
書院より右へ、ほぼ後ろにします。
右は不審庵の三畳敷きは、図のようになっています。

『道具置合 天然宗左口授』を読む31

2013年04月02日 | 茶書を読む



木燈籠は外路地に用い、待合の手水鉢の脇に置きます。
口の方をかや門の方へ向けます。
半月を待合から見えるように置きます。
竹輪を置いて、土器二枚を用います。
客を迎えに行く時に、この木燈籠を持行くことはありません。


金燈籠は、待合へ用います。
鎖で釣ります。


また楽焼も用い、竹輪を置いて土器は二枚です。
燈心の数は別の書にあり、月夜には多く入れて、闇夜には少なく入れます。
その時々に、見合わせて入れます。


燈物楊枝は、座敷には黒文字を用い、外路地には杉楊枝を用います。
または、黒文字を交えて用いることも、または、黒文字ばかり用いる事もあります。