花は桜木・山は富士

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終戦記念日に靖国神社参拝してまいりました

2009-08-15 19:58:40 | 日本について
本日8月15日は終戦記念日です。

「終戦」ではありますが、「敗戦」したという屈辱の日でもあります。
とはいえ、時は多く流れました。
大東亜戦争で散華した先達たちの感謝し、御魂に祈りを捧げましょう。

私は恥ずかしながら終戦記念日に靖国神社を参拝するのは初めてで
人の数がハンパではなく、天気も良かったので年配の方にはかなりキツイところは
あったでしょう。

しかし、靖国神社参道で行われた「戦没者追悼中央国民集会」では、
演説される方々の話をみなしっかりと聞いていました。

主催者の会長などの挨拶のあと、各界代表の提言として
田母神元空幕長、偕行社会長、金美齢さんら三人の話がありました。

演説される方の内容には、民主党の靖国神社に代わる「代替施設」に対する
憤り、批判をおっしゃられていました。
田母神さんの登場や話では聴衆が盛り上がったのはさすがですが、
私は金美齢さんの話が一番印象的でした。

外国人として三度目の靖国神社での参加を求められたことの礼を述べた後、
三年前の靖国神社での金美齢さんの演説がYouTubeにアップされ、
いまだに更新され続け、それを見た人から「感動した」などとコメントされたりも
したそうです。
しかし、金さんはそれを喜ばしいことと言うより、外国人の自分の言葉で
感動したりするのではなく、日本人が自らの手で行動・発言しないことに
苛立ちと失望を感じていらっしゃる語っていました。
先の都議選は「民主党推薦」というだけで、どこの馬の骨だか分からない
若かったり、女性だったり、というだけで当選するやからが大量に増え
日本人のレベルは酷いものだと嘆き、聴衆である日本人の私たちに叱咤して
いました。

そして台湾の話に移り、「国民第一」という謳い文句で当選した馬政権。
前政権の民進党の功績を報道せず、失態ばかり報道するマスコミ。
目先の「利益」に惑わされ、中国よりの国民党政権が誕生したこと。
金さんの予想以上に暗黒の中国に飲み込まれ始めている台湾。
今は台湾人はみんな後悔しているが、すでに時は遅すぎた。
そして今、日本にも同様に国家存亡の危機が迫っているとまとめていました。

集まった日本人の我々に、「日本の凋落はあなたがた日本人がだらしないからだ!」
と、耳の痛い叱咤をされましたが、「しっかりしなさい!」と愛情を持って
叱り付けたと感じました。

台湾人である金さんは現在の台湾の状況に日本人以上に忸怩たる想いを持っていると
思います。
そんな金さんだからこそ、日本の凋落を心配し、それをなすがままにされている
日本人のだらしなさに強い言葉になってしまったのでしょう。

稚拙な私のブログに訪問される方々は、おかしな歴史観や自虐史観は
お持ちではないとは思いますが、日本人である我々全員が、今の日本の凋落ぶりに
対して責任があると私は思っています。

民主党やマスコミの偏向報道を放置した私も含め日本人が「選んだ」道に
どんどん突き進んでいくんでしょう。
中国、韓国、または米国の陰謀だのロビー活動だの色々あるでしょうが、
究極的には国は自国の利益のみを考えるのですから、腹立たしくは思いますが、
その行動は正しいのかも知れません。
それに「負けた」相手が悪いというのが国際常識でしょう。

悲観するばかりでは光はありません。
少なくとも、ネットを中心に「気づいた」人も大勢います。
テレビや新聞の人気は落ちまくり、私なども含め今まで「行動すること」など
考えたこともなかった人たちが動き出しているのも事実です。
少なくとも、「知っている」人間の私たちは何かの行動をしなけれなならない、
と思っています。
そんな小さい想いもあって、このような稚拙なブログを作らせてもらっているんですよね。

今月末に選挙が行われ結果が出ます。
その結果を良い方にしようと私なりに考え行動しています。
当然、全国の多くの名も知らぬ日本人たちが行動しています。
はたして次政権はどうなるのか、今は考えるより出来ることを精一杯するのみです。
みなさんも暑い日ばかりですが、体に気をつけ頑張りましょう。

P・S
本日の靖国神社参拝に麻生首相の参拝を希望し、FAXやハガキを送っていましたが
麻生首相の信条として「政争の具にはしない」ということで参拝されなかったようです。
言っていることは正しいし、以前の著書などからも「参拝しないかな」とは
思っていました。
ですが、現状の自民党の厳しい状況を鑑み、ぜひ参拝して欲しかった。
麻生首相は支持していますが、その行動全てを肯定するつもりはありません。
不満も沢山あります。
が、誰だって神様じゃありません。
100人いたらい百通りの理想があるわけで、全ての人から100%の支持は
得らればずもないので、現状の厳しい国際経済や近隣の危険国などへの対応に
麻生首相以外で務まる人を思いつきません。
靖国参拝されなかったことは残念ですが、これからも麻生支持を続けていきます。

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3 コメント

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Unknown (アリエス)
2009-08-16 23:24:01
こんばんは!マグカップさまも15日に靖国参拝されたのですね。おまけに国民集会にもいらしたとのこと。私もあの場所にいましたので、すれ違ったかもしれません! エントリーで金美齢女史のことを書かれていますが、私も女史の話が一番効きました。私もエントリーしたのですが、マグカップさまも同じことを感じられたとのこと。日本人として耳が痛くてなりませんでした…

また麻生総理の靖国不参拝。私も手紙を書いたりしてお願いしたのですが、残念でなりません。総理の信念も理解できないわけではありませんが、釈然としない想いがくすぶっています。
しかし、マグカップさまと同じで、特に外交上、国防上を考えると麻生総理以外に睨みをきかせることのできるひとを思いつきません。

色々と考えると嫌になりますが、今はできることを淡々とやるのみです。残暑も厳しい毎日ですが、くれぐれもご自愛くださいませ!!
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Unknown (あう)
2009-08-17 06:21:09
お疲れ様です、いつも楽しく、かつ考えさせられながら記事を読ませて頂いております

今回の麻生総理の靖国参拝の件は‥、やはり賛否両論だとは思われますが、このややこしい(自民の状況が厳しく、民主はごちゃごちゃで国民は困惑している)状況ではやはり行かれなくて正解だったのかな‥と思っています。

人それぞれの考えがあるとは思われますが、今の状況で麻生総理が行動すれば、マスコミが食い付き厳粛で静かである場を荒らし、汚してしまいそうで‥orz
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靖国に平安あれ (マグカップ)
2009-08-17 21:54:24
>アリエスさま
そうですね、どこかですれ違っているかも知れませんね。
国民集会はほぼ全部聞いていたので、結構長時間いましたから。
金美齢女史の言葉は実は私個人としても感じていたことで。
でも深く考えすぎると自己嫌悪になり、そこから「やる気」が湧いてこないので、考えすぎないようにしていましたが、やはり金女史の言葉は色々と効きます。

>あうさま
麻生首相の靖国参拝は色々と考えます。
個人的には終戦記念日を避けるのなら、春季例大祭や秋季例大祭など行けばいいんですけどね。
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