花は桜木・山は富士

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「日本は差別主義ではない」(欧州)

2006-04-05 18:13:36 | 良い話(西欧)
653 :可愛い奥様:05/02/21 21:28:46 ID:TrdCTOlK

「日本は差別主義ではない」 グレゴリー・クラーク (国際教養大学副学長)

原題を直訳すると「(日本の)人種差別の旗は綻んでいる」となるこの論文で、
クラーク氏は、これまで日本が差別主義と非難された事例を幾つか挙げつつ、
在日外国人の一部に、日本の感受性を理解しない者がいるということこそ
憂慮される、と指摘する。

1970年代、豪州の作家ポーターは、日本人は感情を表現する能力を持たない
ロボットのようだ、と評し、当時日本人と結婚した豪州軍人と
その混血の二人の娘について、排外的な日本で彼らには未来はない、と断定した。
もしポーターが生きて居たら、この娘達が日本を代表する実業家と
国会議員に夫々嫁いで居るのをみて驚くだろう。

1980年代には、日本バッシングが始まり、
「ちびくろサンボ」の人形は日本が人種差別の国であるとの米有力紙の
キャンペーンが行われた … この人形は元々米国で作られたにも関わらず。
そして、東京の繁華街ではあちこちの店に
「外国人お断り」の看板が掲げられている、
という虚偽の記事がこれも米大衆紙に掲載された。

日系ブラジル人が多く集まった浜松では、宝石店が頻繁に盗難に会ったため「ブラ
ジル人お断り」の張り紙を出した。小樽では乱暴なロシア人船員に拠る被害に堪り
かね、「外国人お断り」の看板を出した浴場があった。そしてこれらの経営者は激
しい非難を浴びた。

しかし小樽に行ってみれば分かる通り、
ロシア人船員達は決して悪人では無いかもしれないが、
日本の文化や慣習を尊重するという態度は見られず、
日本の一般客は自然と遠ざかるであろうことがわかる。
浴場経営者は差別主義者などではなく、単に自らのビジネスを守るために
看板を掲げたことが理解できる。
日本人とその社会にも、自分達と同じように感受性があることを認識しない
外国人が一部に居ることは、憂慮すべき事態である。

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