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ワンワールド加盟に調印 日航、利用者拡大狙う

2006年06月05日 | 経済
ワンワールド加盟に調印 日航、利用者拡大狙う (共同通信) - goo ニュース
日本航空は4日、米アメリカン航空など世界の大手8社で構成する国際航空連合「ワンワールド」グループへの加盟で正式調印した。これまで日航は航空連合に加盟せず独自路線を歩んでいたが、原油高などで業績が悪化する中、同連合への加盟で利用者の拡大につなげる狙いだ。
パリで行われた調印式には、ワンワールド各社の首脳のほか、日航からは西松遥・次期社長も出席。日航は、複数社間の業務提携により路線網を拡大し、空港カウンターなどの相互利用を通じコストを抑制するとともに営業強化も見込む。 →情報源

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つい先日、航空業界を扱ったニュースを見たんですけど…航空業界も再編が進み、今は単独で戦うのではなく「同盟」を組んで戦う時代になったとか。ニュースでは「アライアンス」(同盟)と言ってましたが……提携とはまた違うんですかねー。合併では無いし、会社の独自性を残しつつ、同盟を組むというのが最近の流れだそうです。けど、行き着く先はやっぱり合併なんじゃなかろうか。

航空業界に限らず、世界が狭くなってきているなぁ、と実感します。日本国内で丁々発止とやりあうのではなく、世界を相手にしたときに、やはり「規模」が物をいうこともあるんでしょうね。資金力とかそれをもとに展開するサービスとか、やっぱり「でかい」ほうがいいことってのがまだまだあるんじゃないかと。多様化する社会において、昨今は随分と規模の経済性も薄れてきてはいると思いますが、それでもやっぱり大きいほうがコスト的にも楽でしょうしね。
そうすると、世界をまたにかけて戦うのであれば、どこを傘下にするのか・どこの傘下に入るのか、随分と重要な選択になるのかもしれません。