にぅすの小箱。

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119番通報、3者同時通訳

2005年01月23日 | 社会
日本語が話せない外国人からの119番通報に対応するため、愛知県豊田市消防本部は、通報者と消防職員、通訳の3者が同時に通話して、通報内容を聞き取るシステムを導入、近く運用を始める。同市は、3月に開幕する愛・地球博(愛知万博)の会場の一部となっており、多くの外国人観光客が見込まれることから導入した。消防庁によると3者間による通報受理システムは全国で初めて。

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即座にいろいろとツッコミたくなる猫西は、かなり汚れてしまった人間なのかもしれない…。
や、別に悪いことではないと思うんですけどね。ただ…この同時通訳システムは万博期間中のみの運用なのか、費用はどこから出てるのか、対応言語は英語だけなのか、他の言語もとするとどこでラインを引くのか(正直言って使っている人が、日本に数人いるかいないかという言語まで対応する必要があるのか…?)など。人員の確保はどうしてるんだ、とか。たとえば日本人が多く観光に行く国では、日本人向けに対応を特別に取っているのだろうか、という疑問とか。その場合は日本とその国、どちらが主体として予算を取ってるのか、とか。金関係の疑問が多いのは、猫西が単に貧乏だからなんですけれども。
焦ったときに、母国語しか出てこないてのはわかるんですけども、もしその人がまったく日本語がわからない状態で日本を訪れるのは、少し危険なような気もします。国際化てのは、必ずしも日本人が英語をしゃべる状況をさすのではないとも思いますし。てゆーか、普通に困るんじゃないのか?と思うのですが。
日本が外国の人を受け入れる努力、てのはまぁよく言われてますけど、同時に日本を訪れる外国の人にも、日本語やその他日本の文化などに歩み寄る努力をしていただきたいものです。国際化、てのは結局相互理解だと思ってますので。…おかしいかなぁ…?