ささやかなささやき 1.01

ねこの魅力は、そのファジーさに尽きる。

恐慌の波

2008-12-11 06:51:21 | ささやき
非正規雇用の社員が突然契約を切られる、といったニュースが
連日のように報道されています。

具体的な状況がわからないのでなんともいえない面もありますが、
事前通告なしに突然契約を打ち切って、次の住居を探す猶予もないまま
寮を退去させているようなケースは、確かに非常に厳しい措置だと思います。

ただ、一方で、契約を打ち切られた側が契約先の会社に雇用継続や保障を求めている、
といったニュースを見ると、違和感を感じたりもします。

私も派遣社員なので気持ちはわかる、どころか、明日は我が身なわけですが、
(特定派遣なのでまだ住居等の面でだいぶ恵まれているものの、
 派遣元会社自体ご多分にもれず厳しい状況下にあり、予断を許しません)
そもそも非正規雇用の社員を雇う最大のメリットは、
「いざというときには、正規社員に比べ簡単に雇用を解除できる」
という点であるはず。
そしてそれは非正規雇用社員側もわかっているはずなのです。

あと、これは会社の先輩からの受け売りの言葉なんですが、
「派遣というのは"サービス業"であって、お客様に喜ばれてなんぼの仕事。」
だと思っています。
なので、契約先の会社にいろいろ訴えている様子を見ると、どうも
この姿勢と逆行しているようで、「どうなんだろう」と思ってしまうわけです。

自分できれいごとが混じってるのはわかっておりますし、
いざ自分が同じ立場に立たされれば、こんな悠長なことは
言ってられなくなるのだろうと思います。
ただ、今朝ニュースで見た契約先に直訴する非正規社員の方が、
随分横柄な物言いをしているように映ったので、
以前から思っていたことをここで書いてしまいました。

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