『「嫌われる勇気」を持たれてはどうでしょう?』
私は、タイプ別コミュニケーションの専門家でもあり、
アンガーマネジメントの専門家でもあるので、
両方を融合して、コンサルティングすることが多いです。
「いい人でいないといけない」「嫌われてはいけない」という意識が
とても強いタイプの方がいらっしゃいます。
嫌われたくないから、すべてにYESと言う。無理をしてでも。
やりたくないのに、
面倒くさいのに、
私だって忙しいのに、
感謝もされないのに、
なんで、私がやらなきゃいけないの!
って、怒りの渦に自分を自分で、放り込んでしまっていることに
気づいていらっしゃいますか?
好かれたくてNOと言えないタイプの人(相手に察してほしいタイプ)と、
依存するタイプ(やってくれるとうれしいタイプ)の人、
この組み合わせになると、NOと言えないタイプの人に、怒りが蓄積してきます。
でも、依存関係を作ったのは、好かれたくてNOと言えないタイプのあなたじゃないですか?
できないことは、できないと、多少はっきり言っても嫌われません。
言ってごらんなさい、きっと「あ、そうなの?なぁんだ、早く言ってくれればいいのに」くらいなもんです。
相手はあなたが無理してやっていることには気づいていませんよ。
やりたくて、自分から進んでやっていると勘違いしていることだってありますよ。
無理して、怒りをため込んで、イライラして、あなたが得することはありますか?
もしも、嫌われたとして、何かあなたが困ることがありますか?
ラクになるのではないですか?
好かれなくては!の強迫観念が、強すぎると、自分を追い込みますね。