日々、「伝える 」トレーニング

普段、企業研修をしていると、
優秀なビジネスマンである彼らの
高度な理解力に助けられていることに気づくことがあります。
ざっくりな説明からも、意図を的確に汲み取ったり、
解説に不足があっても、的確な質問で引き出してくれたり。
ただ、その分、彼らの評価眼は実は厳しいので、
それに甘えているようだと仕事が無くなりますが(^^)。


一方、うちの学生たちも、私の良い先生です。
90分の授業の内容レベルが、易しくても、難しくても
内容量・情報量が、少なくても多すぎても
ダイレクトにその場で、遠慮なく
素直にフィードバックしてくれます。
面白いと感じないと、すぐ顔にも態度にも出る。寝たりもするからね(笑)、
当然プレゼン能力も必要です。
さらに、単に楽しいだけでなく、
それが自ら学ぶモチベーションになる、知的好奇心への刺激と
適切な努力が必要なストレッチをかけないと
面白いとも思わない。
この辺りが、きっとセンセイ側に求められる腕なんでしょうね。


そして、
最近の一番の先生は、母です。
情報が多すぎると、
理解できる許容量から溢れてしまいます。
わからないことが一つあると、
ひっかかって、そこから理解が前に進みまないことも。
いかに少ない語彙で、わかりやすい言葉を選び、
シンプルにわかりやすく。
ときには、例えば、と例を出して、
理解度を確認しながら
ゆっくりと話します。


たくさんの先生から、学びが盛りだくさん！
ありがたいことです(^^)。


この体験などが、
「伝える」こと、「伝え方」、「コミュニケーション」をテーマに
講座や研修をするときにも役立ちます。