さあ!ドアを開けよう♪ 女性軍師は今日もゆく。

企業研修講師&大学非常勤講師の日々徒然。
~ 貌言視聴思(ぼうげんしちょうし)~

「闘争」か「逃走」 どっちもあり!

2016年09月01日 11時06分59秒 | キャリアコンサルティング
9月1日は、昨年も電車が遅れていたようです。
理由は、人身事故と、落雷。
最近のfacebookは、過去の同じ日の記事を見せてくれるんです。
なかなかお気に入りの機能です(^^)。
 
人身事故か・・・・。
新学期が始まると、生徒の自殺が増えるそうです。
学校が始まると、
夏の楽しい思い出の共有とか、友達に会えるとか、家にいたくない子はやっと居場所があるとか
良いほうもたくさんあるはずだけど、
宿題ができていないとか、実力テストがあるとか、いじめ問題の再開とか
イヤなこともたくさんあるんでしょう。
 
 
でもね、この世の中、死ななきゃ解決できないことなんて、ほとんどない。

イヤなことから、逃げる、という選択肢もある、ということも
それが、人生にはけっこう使える(笑)ということも
大人は、子供に教える必要があるような気がします。
 
すべてに全力を尽くす、そんな体験もありだけど、
できないこともある、とわかる体験も大切。

だってさ~、大人になってもできる仕事って、そんなにないよ~。

苦手科目なんて学校時代だけで、大人になったらあんまり必要ないものもけっこうある。
学校の成績が悪くても、夏休みの宿題ができていなくても、大人になったら
あんまり関係ないよ。
 
あと、友達だって、ずっと付き合いのある友達って、ほんの一握り。
昔の友達を大切に、なんていう人もいるけど、
そういう気持ちはあっても、現実はそうそう会う機会もなかったりするし
過去の友人に会いたくないっていう人も、かなりいたりする。
中学生で親友神話ってのがあって、親友がいないってことに悩んだりするらしいけど
親友は中学時代の友達じゃないかもしれないよ。
もっと先の人生で出会う人かもね。
 
学校時代の悩みは、その時代はとても悩むんだけど、
大人になって、世界が広がったら、なんでそんなことに悩んでいたんだろうって
思うことばかりです。
とにかく、学校時代は、卒業をめざす、それでいいじゃないかな~と思います。
もっと言うと、学校に行くのが死ぬほどイヤなら、
行かなくても人生はなんとかなりますしね。
 
 
アンガーマネジメントでも、人は問題に直面したとき、
「逃走」か「闘争」を、選択する、とお伝えします。
心理学では、F/F行動といいます。
「闘争(怒る・問題に対峙する)」も、「逃走」も、
自分を守る大切な手段なんです。
 

さて、
電車の遅れは、闘争してもムダなので、
ポジティブに逃走しましょう。
どうやって、その時間を有効に楽しむか、ですよね(^^)。

コメント
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