とある、キャリアカウンセラーの講習会で、同じグループになった男性。
早期退職した男性の事例研究での
グループ討議にて、この方の発言は、
「女性には、こういう男性の気持ちはわからない」
「私は、こういう人をたくさん相手にしてきたから、わかる」
「こういう人は、プライドが高いから転職は難しい」
決めつけ(ステレオタイプ)のオンパレード。
ジェンダーハラスメント発言だし、
ご自身の有能さのアピール?
同性でも、異性でも、他人の気持ちなんて、他人にはわからないのが前提です。
人は、それぞれ背景も、価値観も、思いも、一人一人全て違います。
パターンで理解するものでもないし、
同じ言葉で、悩みを話したとしても、中身はそれぞれ異なるものです。
だからこそ、「理解しようとする」ことが大切なんです。
カウンセリングの基本です。
仮説を立てて(心理学では『見立て』といいます)聴くのはいいけど、
決めつけてしまうのは、よくないですね。
でも、これも、私にとっての信念でしかないわけです。
人は、自分の信念に基づいて行動します。
はたして、私も、つい
事例の内容よりも、この方をカウンセリングしなければいけないかも・・・と
思ってしまいました。
この人は、どんな背景があって、この発言をしたのだろう、とか、
目の前の人の問題を解決してあげたいと思ってしまう、
お節介なクセが出そうになりました。
でも、この人も、プロのキャリアカウンセラーなんですよね。。。
こういうときに、なんとなく正義感や道徳心や、
私がなんとかしてあげなければ、なんていう
ウルトラマンかセーラームーンのような気持ちになって
誰に頼まれたわけでもないのに、そういう役割を勝手に背負って
頑張って、正面からぶつかっていた若いころの私。
でも、もう卒業。。。
私もプロのはしくれですから、
クライアントなら、カウンセリングしますし、
スーパービジョンを依頼されれば、もちろんSVします。
ですが、
今回は、同じ講習会の参加者同士という立ち位置。
乗りませんよ~、と、自分に言い聞かせて…。
「これは、私の仕事かどうか」「これは自分の役割かどうか」を考える。
アンガーマネジメントを始めてから、
解決することも、スルーすることも、選択できるようになりました(^^)。
今回は、怒りの感情の取り扱いではなかったけれど、
どんな場面でも、その場その時その相手にふさわしい行動の選択をするために
アンガーマネジメントのテクニックは使えますね。
『7つの習慣』にも、こう書いてあるそうです。
「主体性とは、自発的に率先して行動することだけを意味するのではない」
「主体性のある人は(中略)
自分の行動は、状況から生まれる一時的な感情の結果ではなく、
価値観に基づいた自分自身の選択の結果であることを知っている」
早期退職した男性の事例研究での
グループ討議にて、この方の発言は、
「女性には、こういう男性の気持ちはわからない」
「私は、こういう人をたくさん相手にしてきたから、わかる」
「こういう人は、プライドが高いから転職は難しい」
決めつけ(ステレオタイプ)のオンパレード。
ジェンダーハラスメント発言だし、
ご自身の有能さのアピール?
同性でも、異性でも、他人の気持ちなんて、他人にはわからないのが前提です。
人は、それぞれ背景も、価値観も、思いも、一人一人全て違います。
パターンで理解するものでもないし、
同じ言葉で、悩みを話したとしても、中身はそれぞれ異なるものです。
だからこそ、「理解しようとする」ことが大切なんです。
カウンセリングの基本です。
仮説を立てて(心理学では『見立て』といいます)聴くのはいいけど、
決めつけてしまうのは、よくないですね。
でも、これも、私にとっての信念でしかないわけです。
人は、自分の信念に基づいて行動します。
はたして、私も、つい
事例の内容よりも、この方をカウンセリングしなければいけないかも・・・と
思ってしまいました。
この人は、どんな背景があって、この発言をしたのだろう、とか、
目の前の人の問題を解決してあげたいと思ってしまう、
お節介なクセが出そうになりました。
でも、この人も、プロのキャリアカウンセラーなんですよね。。。
こういうときに、なんとなく正義感や道徳心や、
私がなんとかしてあげなければ、なんていう
ウルトラマンかセーラームーンのような気持ちになって
誰に頼まれたわけでもないのに、そういう役割を勝手に背負って
頑張って、正面からぶつかっていた若いころの私。
でも、もう卒業。。。
私もプロのはしくれですから、
クライアントなら、カウンセリングしますし、
スーパービジョンを依頼されれば、もちろんSVします。
ですが、
今回は、同じ講習会の参加者同士という立ち位置。
乗りませんよ~、と、自分に言い聞かせて…。
「これは、私の仕事かどうか」「これは自分の役割かどうか」を考える。
アンガーマネジメントを始めてから、
解決することも、スルーすることも、選択できるようになりました(^^)。
今回は、怒りの感情の取り扱いではなかったけれど、
どんな場面でも、その場その時その相手にふさわしい行動の選択をするために
アンガーマネジメントのテクニックは使えますね。
『7つの習慣』にも、こう書いてあるそうです。
「主体性とは、自発的に率先して行動することだけを意味するのではない」
「主体性のある人は(中略)
自分の行動は、状況から生まれる一時的な感情の結果ではなく、
価値観に基づいた自分自身の選択の結果であることを知っている」