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さあ!ドアを開けよう♪ 女性軍師は今日もゆく。

企業研修講師&大学非常勤講師の日々徒然。
~ 貌言視聴思(ぼうげんしちょうし)~

こどもの感情表現は、親ゆずり

2016年11月09日 11時04分09秒 | 幼児教育・保育

もともと子どもが持って生まれた性格が、

そのまま出るのは、おおよそ3歳から4歳前後まで。

そのあとは、身近な人の影響を受けたり、学習して身に着けた

表現や行動を出していきます。

これが、性格と行動特性には違いがある、と言われている所以です。

(そして、アンガーマネジメントは5歳から、の理由です。)

 

親の影響は大きくて、一番身近な存在ですから

どんなことに怒るのか、も、似ますけど、

それよりも、どんな風に怒るのか、が似てきます。

そして、その子が精神的に自立するまでは、 大きく影響が残ります。

 

どんな言葉を使って、どんな風に怒るのか。

 

電車の中で、大きな声で𠮟りつけている母親に、

大声で泣きながら抗議の叫びをあげている子どもがいました。

まだ小さいので言葉にはなっていませんが、他人から見るとさすが親子。

同じ怒り方です。

 

幼稚園教諭をしているとき、「ままごと」は興味深い遊びでした。

ままごとの中での夫婦喧嘩、子どもへの叱り方、

そっくりそのまま自分の家庭を持ち込み、真似をして演じる(練習してる?)ので、

この子の家庭では、子どもの前でこんなふうに喧嘩しているんだ、

この子は、こういう風に叱られているんだなぁと、すべて見えてしまいます。

 

あなたは自分のお子さんに真似をされてもいい怒り方ができていますか?

お子さんが、その怒り方を身につけることで、幸せになれそうですか?

こどもは親の鏡です。

 

 

 

 

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