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マハロ船長の航海日誌2

№12 MSC Bellissima航海記(客船クルーズによる日本周航)

7/13 最後の寄港地である高知(高知新港)に到着です。

午後3時には再び出航するので、観光できる時間はごくわずか。
でも、ぎゅっと凝縮して高知のエッセンスを楽しんできました。


まずは高知駅前の坂本龍馬・中岡慎太郎・武智半平太の像を見てきました。本当は桂浜の龍馬像を見たかったのですが、循環バスの通り道ではないので断念したのです。


接岸埠頭から桂浜が見えるのですけどねえ。

閑話休題
坂本龍馬像というのは函館、東京、京都、高知、長崎など全国各地にあるそうです。そして、龍馬といえば、右手を懐に入れ、遠くを見つめている写真が一番有名かと思います。あの写真は幕末の写真家"上野彦馬"というわが国の写真の開祖が撮ったものなんです。(弟子の井上俊三の撮影という説もある。)
この上野彦馬さんは、三谷幸喜が『彦馬がゆく』(ひこまがゆく)という舞台劇のモデルとして1990年初演されています。幕末の志士たちが繰り広げるコメディでした。実在の上野彦馬さんは長崎に住み、感光剤に用いられる化学薬品の自製に成功するなど、化学の視点から写真術の研究を深め、グラバー商会のグラバーなどの外国人。高杉晋作、伊藤博文、大隈重信をはじめとした幕末の志士。市井の人々、風景など数多くの写真を残してます。


高知でも路面電車が走っているのですね。


さて、次いで来たのがはりまや橋。
この橋の小ささにはビックリしました。まあ、レインボーブリッジみたいな大きな橋では坊さんがコッソリとカンザシを買うのに目立ち過ぎだからでしょう(笑)

おまけに橋の工事中でした。


フクちゃんの漫画で有名な横山隆一記念まんが館も見学。横山隆一は、鎌倉に住んでいて今はスタバになっているとか、W大のマスコットがフクちゃんだったりとか、前から存じてましたが、高知出身とは知りませんでした。


高知城では、急階段をよじ登って天守閣のてっぺんまで行きました。


その後、近くの”ひろめ市場”で、カツオ&鯨を食しました。
高知でカツオのたたきを食べないわけには行きませんからね!

古くから土佐の漁師に伝わる食べ方である「塩たたき」・・・美味い!


そしてもう一品が「鯨の刺身」
鯨漁も土佐伝統文化。食べないわけには行きません。

高知城内に展示されていた江戸時代の鯨漁の様子。



15:00に高知新港出航。地元の皆さんが新作よさこい踊りで歓送。見えなくなるまで手を振りあいました。結構感動してジンとくるもんですよ😂

ところで、各地で客船の来航を歓迎してくれるのですが、一船5,000人くらいの観光客がどっと押し寄せてくれるのですから、町の振興にはすごく影響あるんでしょうね。客船誘致は町の死活問題なのかもしれませんが、大陸からの旅行者のようにたっぷりとお金を落とせなくてスミマセン。

航海最後のディナーを同テーブルの方々と共に心置きなく堪能しました。

船室に戻ったら預け荷物のパッケージング。夜のうちに集められるのです。

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コメント一覧

マハロパパ
発泡スチロールとウレタン製で一体約400キロなんだそうですね。3D技術が発達してこんな手軽に像を作れるのですね。
鯨については、本当は食べるよりホエールウォッチングがしたいです。
行燈入道
桂浜の竜馬に会えなくて残念でしたね。
でも駅前で3人衆に会えたので好と致しますか(笑)
ところでコノ駅前の像ですが、ずいぶんと重量が軽い
らしいです。なんかのニュースで観た記憶があります。
カツオも良いですが鯨も良いですね。山内容堂候は
鯨海酔候とも名乗っていたようですね。それ位に土佐
は昔から捕鯨の街だったのでしょう。なんかラハイナ
みたいですね。
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