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サワノのお気に入りだけで構成するブログ

ペルガモン博物館

2009-07-24 | ベルリン旅行 090516~
ベルリン博物館島の5つの美術館・博物館を全て見学するのが不可能で
どこか一カ所だけを選ぶのであれば 間違いなく
「ペルガモン博物館(Pergamonmuseum)」だと言われています。
ペルガモンとは現在のトルコ、ベルガマのこと。

トップの写真は修復工事中でミイラみたいな姿になっていた
威厳のないペルガモン博物館↑がっくし



入館して最初に見るのがいきなりコレ。
ペルガモン博物館と言えばゼウスの大祭壇↓....デカイ!!
この後の展示にもよほど自信があるのだろう、
ココの「売り」を最初から ばあぁぁ....ん!っと見せてしまっている。
階段には座ることが出来るので私も座ってみました。
まるでローマのスペイン階段の様になってました。
上の方に座って見下ろすと、なんか人が小さく見える....。
コイツは そんな大きさデス。



大祭壇を登りきった所に展示室がありました。
床にすごく素敵なモザイク画。





ミレトスの市場門↓
コチラも相当なデカさ!!
しかも細工が本当に繊細でキレイでした。
所々崩れてしまっていたけど その崩れ具合がまた夢みたいに美しかった。
(重要な箇所は修復されている)





うーん....この展示の大きさを見ると
大英博物館に対抗意識を持つのも分かる気がするなぁ。



ミレトスの門と背中合わせになっているイシュタール門↓
突然 目に入ってくる鮮やかなブルー、これは素晴らしい。







ペルガモンのマスコット的な存在になっている動物↓



イシュタール門に続いている行列通りのライオン↓



それぞれの展示にはヨコに模型が置かれていて
どういった町並みにどのように存在していたのか分かる様になっていました。
この模型も手が混んでいて非常にうまく出来ていました。
例えばイシュタール門(奥)と行列通り↓の位置関係がわかりやすい模型。
実際の行列通りの中央に置かれていました。



一番右の柱2本は本当に大きかったー....↓
私の美術館史上最高じゃないかな。



この写真↓を載せて「困ったライオン」と書いているブログ多数、笑。
私もずっと「困ったライオンどこだろー」と言って探していました。
行けばすぐに見つかります....



ひとつひとつの規模が大きいのに細部まで神経が行き届いている。
石も、木も、タイルも、現代の私達が驚いてしまう程の加工技術。
それでいて 触ったらほろっと崩れてしまうんじゃないかと思える 繊細さ。







確かに「他には無いスケール」、
確かに「一カ所だけなら迷わずココ」
そして確かに「ドイツの威信をかけた博物館」。



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