■□ CANVAS F20 □■

サワノのお気に入りだけで構成するブログ

ツレがうつになりまして。

2012-07-07 | 文化・芸能

仕事帰りに 宮崎あおいに癒しを求めて TSUTAYAに駆け込む私(笑)。

 「ツレがうつになりまして。」イワユル「ツレうつ」を観ました 

 

頑張らないこと、焦らないこと、出来ることと出来ないことを分けること、というのは

心身が健康な状態にある時でさえ 難しいことの様に思う。

逆に、誰だって数ヶ月に一度くらいは 自分がココにいてもいいのかと考え過ぎたり

力不足や器の小ささに落ち込んだりするものだし

自分を認めてほしい、かまってほしいと思う気持ちは少なからずあるものだと思う。

 

うつってなんだろ?

映画一本 観た所で解決にはならないけど やっぱり宮凬あおいが可愛いことは確かだっ。

 

 

 

 

ところで 我が社の男性陣は大変な木使い....あ間違えた、気遣い揃いで(笑)

今はもう、なんとなーくそのくらいかな と それなりに解釈してくれている様で

私にいちいち年齢を聞いてくる人もいないのですが

入社 数週間のU氏に「いくつですか?」と唐突に聞かれて

思わず「へ?....いくつって?歳ですか?」と聞き返してしまった私。

そう。

そうなんだよ。

頑張り過ぎないこと、焦らないこと、出来ないことを自覚することは難しいけれど

もう充分に年齢を重ねたワケなんだから 少しチカラを抜いて

自分の積み重ねてきたモノを 楽しみながら 日々を挑める様になったらいい。

そしてそんな時 ひとはとてもしなやかにチカラを発揮するんだと思う 

 

 

 


プリンセス トヨトミ

2012-06-03 | 文化・芸能

映画「プリンセス トヨトミ」を観て大阪のお好み焼きを食べたくなり

大阪目指して旅に出たO氏が お土産に「なにわの味せんべい」を買って来てくれた!

ありがとー 

まず、赤・青・黄色 の原色使いなパッケージに驚いてしまった。

この大阪っぽさ、誰も裏切らない感じ(笑)。

それじゃぁ 私はこれを食べながら 録画してある「プリンセス トヨトミ」を観よう!

と、開封を我慢すること1週間っ!!

食べることに関して「我慢」の文字を辞書に持たない私には それはそれはツラカッタです 

しかし 明けない夜はない。

ついに 開封ーーーっっっ ♪♪♪

聞いていた通り ホントに ソースとマヨネーズが入ってる(笑)  ↓↓

「もらったお好み焼きせんべいを食べながら「プリンセス トヨトミ」を観るんだ 

と、新婚Yちゃんにメールしたら「お好み焼きとソフトクリームだよ~ 」と返信が来た。

.....な、なんですと?

ソフトクリーム?

そいつぁ聞き捨てならん!

映画の途中で一時停止してミニストップに行くのは難儀じゃないか!

悩んだ末に カップのアイスを買っておいた。

さぁ、準備万端! 用意周到! 天下無双!(←  ん?)

いつでも掛かって来い トヨトミ!!

ってなワケで、見始めて数十分もしないうちから ハーゲンダッツ ストロベリー 

んまっ!

久し振りのハーゲンダッツ、ぅんまっ!! 

堤真一のアイス、そして間髪あけないソフトクリームのシーンを難なくこなす。

いやぁ Yちゃんの事前の情報、助かったわぁ 

正解やったわぁ 

 

続いて お好み焼きシーン ↓ で 綾瀬はるかの食べっぷりに感心しながら 執念の一時停止!!

ここぞとばかりに なにわの味せんべいにソース&マヨのっけ!

ぅんまーっ!

これ お好み焼きの味するじゃん!! (← だから「お好み焼きなにわの味せんべい」だって....)

ソース&マヨなしも試してみたけど 断然 ソース&マヨのっけだよね!

なんだか クセになる味よね!

たくさん入ってるから いっぱい食べられていいよね!

そう、OJOの建物は出入り口がひとつしか無いのに 社員が一斉にいなくなるのはオカシイよね!

納得して、ハイ再生!

 

しかし、中井貴一によって重大な真実が明かされた後の このシーン ↓

や、やられたーーー..... 無念!

串カツもね!なんて 誰も言ってくれなかったよー.....

これにて惨敗の私。

これが有名な「二度づけ禁止」だ、あぁ美味しそう.....

 

登場人物の名前が 歴史上の人物から取られているのはワカルけど

いやー、やっぱり中井貴一の「真田さん」はズルいくらいカッコいい。

こんなにシリアスなカッコいい役も似合うのに

コメディの王様みたいな役も見事にハマる中井貴一は やっぱりいい 

「ランチをのぞけば 人生が見えてくる」、「サラメシ」の中井貴一 好き  !

で、最後、エンドロールで気付きました。

原作は万城目学、「鹿男 あをによし」だったのね。

それで たこ焼き屋さんに扮していた鹿男  ↓↓

それでなくても タッキー主演のNHK大河ドラマ「義経」で 頼朝を演じた中井貴一は

現在 視聴率ワースト更新中...と言われる「平清盛」でも和久井映見と夫婦役だったし、

鹿男  玉木宏は源義朝で その子 頼朝を今では岡田将生が演じている。

そんな関係も含め 面白かった!

でもなんと言っても 綾瀬はるか 可愛かったぁ 

これに尽きるね(笑)!

実は来年のNHK大河ドラマ「八重の桜」は 綾瀬はるかなんだよねーっ、

って、こんなに言う程 大河ドラマ好きでもなんでもないですが 私。

たまたまです。

そして18枚入りの「お好み焼き なにわの味 せんべい」を あっと言う間に 全てたいらげた。

 

以上、サワノプレゼンツ「プリンセス トヨトミ」の 正しい鑑賞法、でした。

串カツもねーっ 

 

 

 

 

話は変わるけど、この前 ぶらぶら美術館の大エルミタージュ展の回に

「怖い絵」で話題のドイツ文学者 中野京子さんが出ていて

歴史上 どんなに重要な人物でも 良い肖像画家に出会えなければ存在がうすくなってしまう、

逆に 良い肖像画家に出会えれば たいした人物でなくても後世の人気に繋がる、つまりは

ダヴィッドあってのナポレオン、ベラスケスあってのフェリペ4世、と言っていました。

そうか、ルブランあってのマリー・アントワネットって感じ、分かる気がする。

なーるーほーどーなー  っと感心してしまって「怖い絵」を読みたくなりました。

 

 

 


紅葉山庭園

2012-05-06 | 文化・芸能

うぅあああぁぁぁあああ!!!

っもうっっっっ!!!

もういやだーーーっっっ!!!

 

 

 

 

.....と、そんな悪夢を見るほど エクレアをいーっぱい食べたいサワノです。

みなさま、ゴールデンウィーク如何お過ごしでしたでしょうか?

 

ちょっと前のことですが ワタクシ駿府城公園の中の 紅葉山庭園に行ってきました。

今まで 駿府城公園に入った記憶なんかない!ってくらい 久し振りだったと思います。

随分前に 日本庭園があると聞いていたのは ココのことだったのね ↓ 紅葉山庭園 入口。

おお。なかなかです  うきうきしながら 被写体探し 

梅の実がなってました。 

コチラ ↑ 三保の松原のイメージなんだそうです。なんてローカルな(笑)。

すると当然の様に ↓ 富士山です  いいよね、海あり、山ありな静岡県。

さて なぜ私が突然 かつて来た記憶もない様な公園を訪れたかといいますと

じゃじゃんっ ↓↓

紅葉山庭園にあるお茶室でございます。

掛け軸には「雲海」、このお茶室の名前が。

しかし この日のメインイベントはお茶ではなく.....じゃじゃんっ ↓↓ 

なんと 優雅にヴァイオリンコンサートなのです 

この方、日本フィルハーモニー交響楽団の第1ヴァイオリン、松本克巳さん。

エルガーやブラームス、ドヴォルザークなど 一曲一曲 小ネタを挟みながら

楽しく分かり易く解説して 演奏して下さいました。

.....つっても 相変わらずクラシック音楽に関して申し訳ない程 何も分からず

名のある作曲家の名前を聞いても のだめカンタービレしか浮かばない私 

今 思えば ちゃんとメモしておけば良かったです。

松本さんは音楽を通して 各地で様々な社会的活動を続けている方で

このコンサートの収益は一部 東日本大震災の義援金に充てられるそうです。

コンサートの後、庭園に面した立礼席でお茶をいただきました。 

 

 

良い雰囲気です。

煎茶、玉露、抹茶の中から 抹茶を選んでみました。

同じお抹茶を注文しても みんなお茶碗が 違っていました。

おおーっとぉ 私のお茶碗 鳥獣戯画です 

お店の方の このチョイスは大変 嬉しいのですが よく見ると ウサギもサルもカオがヘンだよね....。

鳥獣戯画ファンとしては ちょっと腑に落ちませんが、まぁ.....さらっと流しましょうか。

ついでに 駿府城 二ノ丸、東御門 巽櫓に行ってみました。 

中の展示はそれほど興味もなかったけれど ↓ こういう眺めは大河ドラマみたいでカッコいいなぁ。

「城に住みたい」と思ってしまった  

この日も良い休日となりました。

 

 

 

 

おまけ ↓ 雑草だけど 可愛らしい花。

こういう感じが 単焦点レンズの得意とするところ.....かな? 

  

 

 


初 落語。

2011-11-24 | 文化・芸能

さて ワタクシ、ピンチヒッターで。

あくまでピンチヒッターですヨ、

急なピンチヒッターってんで 生まれて初めて落語の講演に行って参りました。

 

え・落語?

私がかい?

やめとくれよ メンドクサイ。

だってそもそも興味ないンだからね。

 

とかなんとか言いながら、

ハマっちゃったらどーすンだ?!

なぁんて 最後まで心配しておりましたが(笑)

よかった これがそれほどまでにはハマらなかった。

 

と、いうのも

古典的な笑いは どうしても途中でオチが読めてしまうってぇモノ。

するってぇと何かい?

何度も聞いてる人なら タイトルだけでオチが読めるってことかい?

そうそう 全部ひっくるめて「噺」を楽しむなんてぇ粋なことが、

私にはできないンでございます....。

 

そんなワケでございましてですね、トップの写真は

しぶしぶしぶしぶしぶしぶしぶしぶ言いながら 落語に付き合ったお礼、

買ってもらった バナナとカボチャの夜スウィーツだ

また誘っておくれ おっかさん。

これじゃ落語を聞きに行ったのか ケーキを買いに行ったのか わかりゃしないヨ。

まーまー どっちもウマけりゃ文句なしってね!

 

 

おあとがよろしい様で。

 

 

 


悪人

2011-08-21 | 文化・芸能

昨年、長崎旅行の下調べをしていた際、ここ↑長崎市立市民病院の前のバス停が

映画のロケ地として紹介されていました。

(写真に写っているのは路面電車で バスではありません

わー妻夫木がこの辺にいたのかな?

それとも深津絵里かな?

と、ミーハーなことを思いながら とりあえず写真を撮っておきました。

坂の多い、コンパクトで優しい長崎の街を思い出しながら 映画「悪人」を見た。

鬱屈した生活を送っていた妻夫木聡が 次第に人らしい感情を目に宿していく様や

深津絵里のあり得ないくらいのどこまでも広く深く 純粋で真っ直ぐな思いは

「スローダンス」(かつての月9ドラマ)や

「ザ・マジックアワー」(三谷幸喜監督)で、

ラブコメの境地を極めていた(極めていた......?)

二人とは思えない程 鋭い緊迫感に満ち満ちていました。

妻夫木くん、この役はぜひともやってみたくて立候補したらしいですね。

深津絵里は中学生くらいの頃から ずーーーぅっと見てきた女優さんの一人なので

モントリオール世界映画祭で最優秀女優賞をとった時は なんだか嬉しかった。

「予備校ブギ」から好きです

私が写してきた市民病院の前のバス停は 樹木希林さんのシーンでした

(しつこうようですが写真は↑路面電車ですゴメンナサイ)

樹木希林、柄本明、宮崎美子、岡田将生、満島ひかり、

松尾スズキ、永山絢斗、出てくる人みんな、それぞれ良かったです。

 

誰かと繋がりたい、繋がっていたい。

だけどその手段を 携帯メールしか知らない、

見栄を張って自分を大きく見せること

人を見下して自分を大きく見せることしか 知らない。

ほんの少し バランスを崩しただけで、誰もが誰かにとっての"悪人"になり得る。 

殺伐と空回りする現代に、柄本明の台詞は↓心に迫るものがありました。

 

「あんた、大切な人はおるね?

その人の幸せな様子を思うだけで 自分まで嬉しくなってくる様な人たい。

おらん人間が多すぎるよ。

今の世の中、大切な人もおらん人間がおおすぎったい。

大切な人がおらん人間は、なんでもできると思い込む。

自分には失うもんがなかっち、それで自分が強うなった気になっとる。

失うものがなければ欲しいものもない。

だけんやろ、自分を余裕のある人間っち思い込んで

失ったり欲しがったり一喜一憂する人間を 馬鹿にした目で眺めとる。

そうじゃなかとよ。

本当はそれじゃ駄目とよ」

最後に回想の中で、

妻夫木が深津絵里を屋上に連れて行くシーンは良かった。

人間にとって永遠なんてモノが在るとすれば、それは一瞬の中。

最近になって、その意味が 分かった気がする。

 

 

 


マザーウォーター

2011-06-12 | 文化・芸能

グリーンルイボスにマンゴーとシトラスの香りを付けた

「JARDIN SAUVAGE ジャルダン ソバージュ」という名前の紅茶。

いつでも何でも言いたいことがあったらメールして

と、Yちゃんが送ってくれた。

初夏らしい さわやかないい香りいつもありがとう!

 

 

 

マザーウォーター」観ました、やっと

 

「かもめ食堂」「めがね」「プール」に続く ゆるすぎ映画、

「寝てしまった」とか「何もなくて退屈」とか、ホントに賛否両論ありますが 

私は大好きな「かもめ食堂」と同じくらい とってもお気に入り映画になりました

タイトル通り「水」がひとつのテーマになっています。

バー、お豆腐屋さん、カフェ、銭湯。

それぞれがそれぞれに関わってゆく人間模様の中で

どこから来たのか、どんな関係なのか、どこへ行くのか、

映画やドラマでありがちな説明的な台詞は極限まで省かれていて

ハッキリした言葉がいっさい語られていない。

登場人物達は 知っていて当前の様な気もするし

観ている私達は 知らなくて当然の様な気もする、

これが逆に新鮮だったりします。

同じ「水」を使った仕事をしている3人の女性達も

市川実日子のお豆腐屋さんは朝、小泉今日子のカフェは昼、

小林聡美のバーは夜、みたいな 個々のイメージがあって面白い。

そしてどこの店も「(ウィスキーの)水割り」「お豆腐」「コーヒー」、と、

出てくるメニューがすごくシンプル(笑)。

↑この、椅子を手前に入れたアングルがとても好き。

 

唯一、水に関わる仕事をしていないのが

加瀬亮 演じるアンティーク家具屋さん。

これも話しの中でハッキリと職業を説明しているワケではないけれど

古いモノの良さを理解していて 椅子の修理がさらっと出来て

彼の職場としてちらっと写る場所が

京都に実在するアンティーク家具屋らしいので 個人的にそう推測(笑)。

この映画、「水」と同じくらい よく「椅子」が出てくる。

バーの椅子、お豆腐屋さんの前に置かれる椅子、カフェの椅子、

銭湯の椅子、川縁の椅子、公園の椅子....、

いわゆる名作椅子ではないチカラの抜け具合も いい雰囲気を作ってます。 

永山絢斗は やっぱり瑛太にそっくり!!

この人の演じる「どう転んでいいのか分からない」感じが

イマドキの若者っぽくていいと思った。

そしてこのシリーズに はずせない、この存在感↓↓(笑)!

楽しかったです

確かに"ゆるい"とされるジャンルの映画ですが、

登場人物達の台詞には 強くしなやかに シンプルに生きていく為、

考えさせられてしまう言葉も散らばっていて

そういう意味でも ずっと観ていたい感じは名作「かもめ食堂」に通じています。

コヨーテ、海へ

2011-05-26 | 文化・芸能

堤幸彦×佐野元春の「コヨーテ、海へ」を見ました。

佐野元春からのアプローチで堤幸彦監督が撮ったらしい。

 

映画かと思っていたら WOWOWのドラマだった。

録画したのはもうずいぶん前で

なかなか まとまった時間が取れなかったので

もう消してしまおうと思っていた時もあったけど

チラッと最初だけ見たら 面白そうな予感がして消せなくなっていた。

予感は的中

消さなくて良かったー!

 

佐野史郎↓この人もすごい。

洋楽は 驚く程知識がないのでアーティストの名前が出てくるシーンは

さっぱりだったけど(ボブ・ディランとジャニス・ジョップリンくらい....

佐野史郎演じる親世代が青春時代に影響を受けた音楽を通して

息子が父親に対して和解できるかもしれないという希望を見出してゆく

完全別行動ロードムービー。←ん?言ってる意味わかります(笑)?

全編に渡って曲が使われていたせいか、

「SOMEDAY」くらいしか知らない私が 佐野元春を聞きたくなってしまった。

発表された当時、Rockのメロディに「まごころ」

という歌詞を付けたこの曲は衝撃だったと言う話しを聞いたことがある。

Happiness and Rest 約束してくれた君

だからもう一度あきらめないで まごころがつかめるその時まで SOMEDAY

この胸にSOMEDAY ちかうよSOMEDAY 信じる心いつまでもSOMEDAY

まごころ。=真実の心。ウソ偽りのない心。

うーむ、深い....

タイトルになっている「コヨーテ、海へ」もドラマの最後で

効果的に使われていました。

質の高い音楽というのは 本当に色褪せない、少しも古くない。

いま、こんな力のある歌を歌えるヒトいるのかな。

 

いかにもアメリカ育ちっぽい性格の彼女を演じるのは↓長渕剛の娘さんだそうです。

そう、佐野元春といえば。

私 佐野元春さんに話しかけられたことあります!←自慢

学生の頃、バイトしていた家具屋の店頭で

「すみません、以前ココでテーブルを買ったものですが....」と(笑)。

DMの宛名シールを貼ったりもしていたので

お客さんであることは知っていたのですが でも驚きました。

有名人に話しかけられたのは最初で最後かもしれない。

ただモンじゃないオーラがゆらゆら出てるのに

ものすっごく静かな、腰のひくーい方でした。

良い人です....多分(笑)。

 

 

 


日本という国。

2011-05-13 | 文化・芸能

小熊英二さんの「民主と愛国」に興味を示した私に

それにはかなりの集中力が要るから とりあえずココから読んでみては?

とオススメいただいたのがこれ↑「日本という国」。

近代国家の基本的な仕組みが出来上がったとされる

明治と二次大戦後の日本をとりあげて そこから今後の在り方を考える本です。

 

知りたいことについて書かれていそうな本を探していた時に

Amazonのレビューでも見ましたが 実はこの本「子供向け」なんです。

ビックリする程 どこまでもフリガナが....↓

いくら読書が苦手だからって こんな子供向けの本を紹介されるとは心外だっ!

一瞬そう思いましたが(←冗談デス!笑)その気持ちは読み始めるとすぐに消えました。

この本をオススメする意味もよく分かります。

だって ものすごく面白かった

明治に代表されていた福沢諭吉の言い分よりも、むしろ戦後のアメリカとの関係や

アジアの国々に対する戦後賠償、憲法第九条、沖縄米軍基地問題、靖国問題などなど、

複雑になっていく戦後を これだけ分かり易く興味深く語れる人がいることに驚いた。

そのおかげで 苦手な読書は休日に集中させよう、と思っていたにも関わらず

平日の就寝前の時間で 2日で読み終えてしまった。

メモ取りまくりでした。

小熊英二さん、若い若いとよく書かれているので

一体どれだけ若いのか知りたくてプロフィールをみると

なんと1962年生まれの現在49歳!

うはー、確かに研究テーマからイメージするよりもずっっと若い。

でも、この年代だから 30代の私でも興味を持てる文章を書けるのかもしれない。

 

次はお借りしている本の3冊目「倫理21」に入ろうと思います。

これだけ読むことが出来れば「民主と愛国」もやや近いかな。

それとも こんなモンじゃ まだまだなんだろうか?

 

あくまでも読書に目覚めたというワケではなく

常に 興味のあることについて知りたいだけです 私

 

 

 


読破。

2011-05-09 | 文化・芸能

昨日「戦争が遺したもの  鶴見俊輔に戦後世代が聞く」を読み終わりました

 

対談ってまるで台本の様になっていて 読みにくそう?とも思っていましたが

先に読んだ「戦時期日本の精神史」の

カナダの大学での英語講義を日本語に直したという

ちょっとマワリクドイ気がする日本語よりも ずっと読みやすかった。

それに話し口調で書かれているので 3人のそれぞれの人間味というか

個性が すごく出ていて その場にいてお話を聞いている様な感覚で読めてしまう。

3人ともつい先日まで名前も知らず まるで興味の無かった人達ですが

いまではもうなんだか親近感まであります(笑)。

 

鶴見さんのいう 戦中の日本の指導者と国民の心理は 比較的単純な図式で理解できる。

明治初期以降 学習能力を持つ若手エリート達をヨーロッパへ派遣し

ヨーロッパの能率の高い制度を学習させたのち

政府はそれを そのような文化基盤のない日本に応用しようとする。

戦中は 様々な政策によって国民の思想をひとつにまとめ

ありとあらゆる日本人が協力すること、統一することを目指した。

日本の軍事、経済について 事実と反する情報を国民に流してきた指導者自身が

自己欺瞞に陥り、太平洋戦争の泥沼に引き込まれていく。

 

終戦を迎え それまで築き上げた思想が一度崩壊し そこから15年もすると 

今度は様々な職域の知識人達が 様々な考えをもって立ち上がってくる。

ここからがきっと日本が面白くなるところなんだと思う。

ヨーロッパ文化の受け売りではなく 自分たちの在り方を考え始めた瞬間。

ところがその図式はものすごく複雑で、様々で、突然 分からなくなる。

マルクス主義、共産党、60年安保、べ平連、全共闘、内ゲバ、連合赤軍....、

これを掘り下げてみようと60年安保からWikiっていたら

気付かないうちに爆睡していました(笑)。

 

まだまだです私。

 

私が特に印象に残ったのは

大義や理念というような抽象的なモノで何かを判断するべきではない、

人間にはそれを判断出来る能力は無い。

大切なのは 誰なら信じられるのか、誰となら行動を共にしていいのか

それを見極めること。

という内容の鶴見さんの言葉でした。

これはすごくシンプルでわかりやすい。

人が人に出会った時に感じる、ぼんやりとした でも確かなもの。

それは同時に、自分を信じることでもあるんだよね。

 

 

 


信と疑。

2011-05-08 | 文化・芸能

学校や先生に反発していくのが毎日の仕事、みたいな10代の終わり頃

私は先生に恵まれたせいか、割と(割と!です)授業は真面目に聞いていた。

こと国語と社会においては あの頃に聞いたいろんなことが知識の根源になっている。

ある日 日本史の授業で「サワノさん、ファシズムって何だと思う?」と 

名指しで聞かれたので 立ち上がりもせず ややふてくされて

でも私の中では最大の自信を持って「独裁主義」と短く答えた。

すると先生が「うん。おしい。」「全体主義のことなんだ」と言った。

それを聞いた友人が「どこがおしいの?答えが真逆じゃん」と笑った。

 

自分の中では最大の自信を持っていたので当然 腑に落ちない。

帰宅して真っ先に、当時 私が使っていた辞書(三省堂国語辞典)をめくると

「一次大戦のあと、イタリアのムッソリーニを中心として起こった独裁政治(運動)。

ファシズムに似た独裁政治。」と書かれていた。

他の国語辞典も大抵似た様なことになっている。

「全体」なんてどこにも書いてない。

当時の私には それ以上に調べる手段が無かった。

 

今、お借りしている「戦争が遺したもの 鶴見俊輔に戦後世代が聞く」という

鶴見俊輔、上野千鶴子、小熊英二の対談を読んでいますが

これを読んでいると間違いなく「ファシズム=全体主義」だと描かれている。

(そしてそれが現代においては「=アメリカ」という図式が更に興味深い。)

試しに高校生の頃 家には無かった三省堂の大辞林で「ファシズム」を引いてみた。

「一次大戦後に現れた極端な全体主義・排外的政治理念、またその政治体制。

自由主義を否定し一党独裁による徹底した専制主義・国粋主義をとり

指導者に対する絶対の服従と反対者に対する過酷な弾圧、

対外的には反共を掲げ侵略政策をとることを特色とした。

イタリアのファシスト党に始まる。」

ああ確かに まさしくこれがファシズムだ。

当時の私はナチス、というかヒトラーを意識しすぎていたのかもしれない。

独裁による、と付くにしても意味はやはり「極端な国家全体主義」。

 

「信信信也 疑疑亦信也」(荀子)

信じることを信じること、それが信だが

自分の疑いを更に疑うことによっても 人は信に至る。のだそうだ。

人生は自分次第でもっと豊かなモノになる。

その可能性が、今は楽しい。

 

 

 


あこがれ。

2011-05-05 | 文化・芸能

戦中から戦後すぐ辺りまでの 日本のナショナリズムについて知りたいです。

国民が総じて同じ方向を目指して行く危険性の方について知りたい。

 

工房悠さんからオススメいただいた本の中から選んだ

鶴見俊輔さんの「戦時期日本の精神史 1931-1945」は

まさにこのど真ん中でした。

しかし読書というのは読み終わってすぐに身になっているモノではありません。

何か得体の知れないモノに煽られない為の強い精神を作っていくのは

今後、自分自身を置くところに掛かってくるワケですし

きっと5年後、10年後に理解出来ることもたくさん含まれていたと思います。

そうそう、柳宗悦さんと朝鮮文化の件は工芸の分野から見ても衝撃的で

以前 工房悠さんが言われた「批判精神を養うように」という

言葉の意味が 柳さんを通して理解出来てしまいました。

今更ながら柳宗悦さんに興味津々です。

そして出来ることなら今すぐ日本民芸館に行きたい。

(↑単純に行ったことはありますが)

 

「戦時期」を読んだので 次は「戦後」かと思い

同じくオススメして下さったリストから小熊英二さんの

「民主と愛国 戦後日本のナショナリズムと公共性」をAmazonで見てみると

うっかりワンクリック出来ない程 高価な本でした....あうー。

価格に見合う価値を見出せるのか分からない状態での購入に踏み切れず、

県立中央図書館のHPで蔵書検索してみたけれど見つからず、

もしやと思い 工房悠さんに聞いてみると、あっさり「ありますよ」とのお返事。

どこまでもスゴイ、やっぱりただの木工家ではないです(断言)。

 

そして私がこの「民主と愛国」を一度手に取りたいと思ってしまう理由は

強烈な印象の表紙の写真でもありました。Amazonより拝借↓

      

これ、すごい写真だと思いません??

wikipediaに同じ日だと思われる写真が載っていました↓wikipediaより拝借。

ファイル:Emperor Showa visit to Hiroshima in 1947.JPG

1947年、昭和22年に全国巡幸で広島を訪れた時の写真の様です。

たった数年前に「神」とされていたこの人物が 国民の前に立って挨拶をする、

これだけでも 日本の歴史の中の大きな転機を感じてしまいます。

この人がその背中に負ったものは どれだけ大きかっただろうか。

広島の人達は どのような思いで迎えたのだろうか。 

天皇陛下が立つにしては質素な板張り(杉でしょうか?)の壇上、

そして背景の原爆ドームは こうなるともう敗戦の象徴の様にも受け取れます。

なんと表現するのか、適当な言葉が見つかりませんが

もうここ数日、この写真にやられて ながめてばかりいます。

 

しかしこの本、かなりの大冊らしい。

かなりの集中力をもって望まないと、読破は難しいそうです。

で す よ ね....

タイトルからしてもう初心者向けではないですよね。

持っているだけで重い、という966ページ←重量でけでなく 内容も相当重そうです。

逆に読書嫌いにならないか心配されました(笑)。

非常に心配されて「日本という国」(小熊英二)、「倫理21」(柄谷行人)

「戦争が遺したもの」(鶴見俊輔×上野千鶴子×小熊英二)の3冊を

すでに私宛に発送して下さっていました。

はやっ!

あぁでも嬉しい

「戦争が遺したもの」は買ってもいいと思っていた程だったので嬉しい限りです。

遠慮なくお借りします!

そしていつか あこがれの「民主と愛国」に辿り着けるように頑張ります!

いえ、いいんです辿り着けなくとも。

この私が 本を読んでみようと思えただけでも素晴らしいです

 

 

 

本日 終業間近、S氏が8ヶ月のチビちゃんと会社に顔を出してくれた。

もう可愛くて可愛くてきゅんきゅんきゅんきゅんする

帰り道、どのように帰ってきたのか分からない程 トキメいてしまった(笑)。

あああぁぁぁあああかーわーいーいーなぁぁあああーーーっっ

 

 

 


読破!!

2011-05-01 | 文化・芸能

金曜日の夜、Hさんにカニをご馳走になって

メインのカニ、炒飯と餃子、お刺身盛り合わせから始まり

フライドポテトとかカマンベールチーズのフランスパン添えとかピザとか

まだ食うの?まだ食うの?と言われ続けていましたが 余裕です。

帰宅後に父のお土産のお菓子を食べ

翌土曜日、お昼前にはケーキを買いに行ってました。

もはやストレスに近い様な....。

 

そして届いてました、注文した本が。

一瞬で緊張が高まり 胸の鼓動が聞こえる様でしたが(笑)

ま、とりあえず落ち着いてケーキ食べました

紅茶をいれて一服。

そうか、届いたか。

軽く梱包を解いて ぱらぱらっとめくってみる。

ふぅむ。読めるのかな、私。

なぁんて そうこうしているうちにお昼になったので

最近お気に入りの黒糖パンをほおばる↓

読み始めたのは午後だったけれど わずか数ページで気付いてしまった。

これは一筋縄では読めん。

どうにかして整理しながらアタマに入れたい。

でも その前に落ち着いて もう一個ケーキ食べました。

....つまりイチゴのケーキ2種類を買っていた

読書にはいらない無駄なカロリーてんこもり、....だとお思いでしょうか?

結果、大量のメモを取りながら読み進めることになった↓

読み進めながら気になったところはメモを取り

詳しく知りたいところはネット検索で資料写真なんかを参考にすると

おそろしくイメージが立体化する。

私の中では 日本という国の位置する地理的条件(によるコンプレックス)や、

明治から昭和にかけての日本の指導者達の変貌ぶりを解く際の視点は

過去に読んだことのある数少ない作家 司馬遼太郎に通じる感覚があった。

「坂の上の雲」をNHKドラマで見ていたことで(決して読んだワケではない)

具体的にアタマの中で明治期からの陸・海軍をイメージしやすかったし

学習能力をもつ若いエリート官僚達をヨーロッパに派遣するあたりは

映画「長州ファイブ」を思い起こさせたし

どんな権力にも負けず思想を変えない「非転向」の項目では

長崎の街の空気を思い出しながら隠れキリシタンについて考えることができたし

高校生の頃から感じていた 日本と朝鮮の関係性は非常に興味深かったし

それにまつわる 民芸運動の提唱者 柳宗悦の言動、

日本政府が朝鮮の民族文化を破壊して行く政策にはっきりと抗議し

極端な国家主義の風潮を 政治ではなく工芸の分野から異議申し立てしていたなんて

私は初めて知った。

あらゆる抽き出しの中のモノが連動して

私が戦時期に散った青年達のことを ナショナリズムに煽られたとは思いたくない

と、思っていた原点には、大学1年の夏に 帰省を遅らせて 泣きながら読み込んだ

「きけ わだつみのこえ」があったことも関連して思い出した。

 

これらを理解したうえでの感想など、今の私には到底 書けないでしょう。

あまりに広範囲すぎるし 昨日今日で理解できるテーマでもありませんが

こののち、思考を繰り返すことでいつかきっと私の中で消化され

自らとしてにじみ出てくることを十分に期待できる、そんな本でした

 

読書....続けば良いのですが、何しろ私にとっての読書は

イチゴのケーキ2種類をあっという間に食べ尽くす程のエネルギーが必要です

明日からまた通常通りの仕事に励みます。

 

 

 


ONE PENNY

2011-02-10 | 文化・芸能

めずらしいコインがあったよ、と頂いたのが↑これ。
直径30ミリほどある。ホントだ、この大きさはめずらしいな。
何処のコインだろう?と見てみると「ONE PENNY」の文字。
間違いなくイギリスのコインだ。
あれ?どうして肖像画がエリザベス女王じゃないのかな。
裏を返すと「1912」。
え、1912年?一次大戦前じゃん。
また裏を返す。
「GEORGIVS V DEI GRA:BRITT:OMN:REX FID:DEF:IND:IMP:」
ジョージ5世?
わわわ、ジョージ5世....って、 誰 !!

私はこういうロマンに弱い。



私が持っているイギリスのコインのうち最も古いモノ↑が、これ。
直径20ミリ。だいたいこんな大きさがフツー。
「1901」と「VICTORIA・DEI・GRA・BRITT」の文字。
そう、イギリス近代史で最も輝かしいヴィクトリア朝、ヴィクトリア女王である。
この時代、イギリスは世界各地に植民地を持ち植民地帝国を築いた。
ヴィクトリアの滝、ヴィクトリア湖、ヴィクトリア山、ヴィクトリア公園、
ヴィクトリア州、など、彼女の名前に因んだ名称が世界中にある。
また子供達をヨーロッパ各国に嫁がせたり 重要な地位に就けたりしたことから
「ヨーロッパの祖母」と呼ばれている。

個人的に親近感を感じるのは ロンドンの
「ヴィクトリア&アルバート博物館」の名前になった人物だからで
ここは元来 ヴィクトリア朝の工芸デザイン、工業デザインをバックボーンに
イギリス工業デザインの質を高めるために構想された博物館だった。
現在では400万点に及ぶ世界文明がコレクションされており
陶器、家具、衣類、ガラス、宝石、金属、写真、彫刻、織物、絵画....と
質の高さと内容の豊富さにおいて他に類を見ない。

その後、イギリス国王の座はヴィクトリア女王から長男のエドワード7世へ。
自由人なのか オーストリアのエリザベート皇后やルドルフ皇太子と親しく
ミュシャのポスターで有名なサラ・ベルナールと噂があった人物だそう。

冒頭のジョージ5世はこのエドワード7世の次男。
最後のロシア皇帝、ニコライ2世とは従兄弟にあたり
(年末の「坂の上の雲」以来か、なんだかマイブームがロシアな私)
ニコライ2世の家臣がジョージ5世に謁見した際
思わずひざまずいた というエピソードがあるほど このふたり、よく似ていたらしい。
それもロシア革命の後だというから尚更 頷いてしまう。
家臣達の心境や如何に。
私はこういうエピソードにも弱い。

ジョージ5世、トップの写真の肖像画は 摩耗によって見る影もないけれど
実はこんなにオトコマエ→オーストラリアの10シリング硬貨

余談ですが→ジョージ5世はドイツのヴィルヘルム2世とも従兄弟関係になる。
ヴィクトリア女王が夫アルバートとともに溺愛した優等生の長女をドイツへ嫁がせた結果
二次大戦で従兄弟同士が戦火を交えることになる皮肉。


更に、ジョージ5世から長男のエドワード8世、
次いで次男のジョージ6世↓へと時代が流れ(右のコインは1945年のモノ)、

ここにやっと登場するエリザベス2世は、ジョージ6世の長女。
2007年にヴィクトリア女王のイギリス史上最高齢君主を越えたとか。
さすが、肖像画にも若かりし頃と、現在のおばあちゃんバージョンがある。




「削れる木工所」ってどう?

2010-10-15 | 文化・芸能
世の中「町工場マンガ」ブームなんだとか。
そんなワケで普段は流行事なんかいっさい興味ないのに
今回は ここぞとばかりに買ってみました「とろける鉄工所」。

確かにおもしろい。
作業着がすぐにボロボロになる悩みとか
祝日なんか関係なく出社しているとか 休日返上して続く残業とか
どれだけ洗っても落ちない手の汚れが(レジでお金を払う時に)恥ずかしいとか。
このマニアックさがウケるのだろうか。

「じゃあ うち(の会社)だったら何かな?」
「削れる木工所?」と、母に言うと
「そうね、身を削って(木工)ね」と、返ってきた。
さすが、実情を良く知っていらっしゃる。



誰か 木工所のマンガ描いてくれないかなー!

玄翁で指を叩いてつぶして したたり落ちる血に卒倒するとか(実体験)
ベルトサンダーで指がナナメに削れちゃったとか(実体験)
ホコリだらけの作業着姿は世の中で一番カッコイイと思っていることとか(実体験)
誰かが怪我すると決まって始まるオジサン達の「怪我は勲章」話とか(実体験)
切り傷なんか日常茶飯事、傾斜盤での加工中 木っ端が手に刺さってくるとか(実体験)
油断すると前髪にボンド付いてることとか(実体験)
給料安いのにみんなびっくりする程よく働くこととか(実体験)
結局 みんな、なんだかんだ言っても仕事が好きなところとか。

木工所も鉄工所に負けないと思うんだけどな




月明かりの夜。

2010-09-17 | 文化・芸能
ちょっとした衝撃だった。
「Caravan」、教えてもらって良かった。
ありがとう

シンプルなメロディは数回 聴けば口ずさんでしまう。
穏やかな歌声は 意味もなく焦っている自分に気付かせてくれた。
嬉しいこと、悲しいこと、切ないこと、楽しいこと、
自分の中の小さな栄光も挫折ももう知っていて
生きることって何なのか 少しだけ分かりかけてきた気がしている、
そんな歌詞が ココロに響いて残る。

人生とは旅である。
そう、その全ての出会いと別れが、明日の私を強くするんだ。