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サワノのお気に入りだけで構成するブログ

ギャラリー noir/NOKTA

2016-04-03 | デザイン・アート・クラフト

先月の話しになるけれど、愛知県のYちゃんのお誘いで

伊豆の国市にあるギャラリー noir/NOKTA に行ってきました。

最寄り駅は伊豆長岡ですが、irodoriさんからは車で10分も掛からない場所。

「クロヌマタカトシさんの展示会に行くよ。もし良かったら」って誘ってもらった時は

その道中に少し会えれば良いかな と思う程度だったのですが

このギャラリーのHPとクロヌマさんの作品を検索した時点で

「是非、一緒に連れてって」と返事をしていました 

丁寧な 温かい気遣いを頂いて 今回は(今回も!)全面的に甘えてしまった。

Yちゃん、Yくん、ありがとう 

 

このギャラリー、建築系の材木置き場だった空間は圧巻!

大きな帯ノコの刃と、重厚な機械に 心が反応した。

そこに落ち着いた大人の素敵カフェまで併設!

       

irodoriさんでクロックムッシュとプリンを食べてきた後だったので 

残念ながら お茶しか出来なかった。

       

手前はYちゃんが以前、地元(?)の展示会で購入していたクロヌマさんのブローチ ↑

と、そこへ偶然 通りかかったご本人から サインをもらうことに、笑。

わー  もうサインまでフツーじゃない。

めちゃめちゃカッコイイじゃないですか!

クロヌマさんの作家になるまでのお話しなど聞かせていただくことができました。

確かに 訓練校は違っても あの頃の想い出はどの学校でも共通する所があるよね。

クロヌマさんは平塚、Yちゃんと私は飛騨高山なのでした。

次回の個展は盛岡で....の言葉に

「南部盛岡は日本一の美しい国でござんす。

西に岩手山がそびえ 東には早池峰。北には姫神山。

城下を流れる中津川は 北上川と合わさって 豊かな流れになり申す。

春には花が咲き乱れ、夏は緑、秋には紅葉。

冬ともなりゃあ 真綿のごとき雪こに すっぽりとくるまれるのでござんす」

なんて 壬生義士伝(読破してます。でも私にとっては中井貴一)の名言を思い出す。

あぁ、南部盛岡、行ってみたい!

しかも クロヌマさんが旅の途中に見つけた素敵なカフェに何度か通ううちに

そこで個展をする流れになったというお話し。

南部盛岡、行ってみたい  !!

 

 

 

 

 

irodoriさんでいただいたクロックムッシュとプリン ↓↓

楽しい時間を過ごせた!

感謝感謝です 

Yちゃんが持ってきてくれたたくさんの手土産から ムーミンビスケット ↓↓

ビンが欲しくて オークション狙いかと思いながら過ごしていたのだ。

この辺り、Yちゃんさすがとしか言い様がない!

 

 

 

 

 

久し振りにお会いして 心配していた旨を伝えて下さる方、毎日の様にココを覗いて下さる方、 

私は ぼんやりと好きなことしながら過ごしています。いつもありがとう 

 

 

 


映画「かもめ食堂」のパンフレット

2016-02-28 | デザイン・アート・クラフト

見てコレ!!

もーめちゃカワイイ  映画「かもめ食堂」のパンフレットなのです!

私は 映画が公開された後にBSか何かで観たのが最初なので

こんな素敵なパンフレットの存在 全く知らなかったー!

見せてもらった時に あまりに衝撃的で お借りしてしまいました。

そして思わず デザインのカテゴリーで書いてしまう!笑!

映画はもう、公開されてから10年近く経つのに この色褪せない雰囲気は一体なんなのだろう?

今も ちょっとフィンランド関係を覗けば

すぐに「かもめ食堂ロケ地」「かもめ食堂ツアー」なんて出て来る。

舞台になった食堂はカフェとして実在していて 今でもヘルシンキを訪れる日本女子の聖地....。

このイラスト ↑ の 片桐さんともたいさん、似てるよねー ↑↑

映画の内容を裏切らないステキなイラスト。

「豚身昼闘念」↓↓ あはははははは 

この空気....↑↑ なんだろう、なんかちょっと感動的ですらある。光....かなぁ?

 

 

 

そんなこんなで amazonで「わたしのマトカ」購入決定!

ついでに この映画パンフを検索してみたら(たぶん映画公開当時 600円で販売されていたものに)

2000円の値が付いていました........えー買えない....撃沈。

 

 

 


YUTORI ART&CRAFT

2016-01-24 | デザイン・アート・クラフト

YUTORIさんに行ってきました 

叔母から事前に聞いていた情報によると

主宰の稲垣さん、なんと私と同じ頃に女子美のキャンパスを歩いていた方。

早速 お店を訪ねると 広い空間に数台の織り機が設置されていて

小さな女の子2人と 女性の方1人が 織りの体験をされていました。

私はお伺いする時間が少々遅かったことと、お教室に申し込むなら叔母と、

と思っていたこともあり 今回は気軽にシュシュの指編みを体験してきました ↓↓

通常、シュシュの体験は 数あるキットの中から好みの毛糸を選んでするらしいのですが

それでは私にとって意味がないので(笑。こういうワガママ 聞いて下さる方が嬉しいのです)

キットを参考に お店に展示された織り用の糸から4種選んで 作らせていただきました。

この展示されている糸、どれもこれも もう ものすっっっごく素敵!

マフラーを制作されていた女性がそれを「稲垣さんのセンスですよね」って言ってました。

なるほど納得です、どれを見てもカワイイ!

どれもこれも可愛過ぎて 4種選んだ糸のシュシュが ボリューム満点化した図 ↑↑

シュシュ....ってか腕輪かよ、みたいなゴツさ。笑。

 

しっかり女子美のお話しもしてきました。

校門をくぐって 学生課のある1号館、奥に食堂の2号館、横に図書館、

続いて私の通ったデザイン科の4号館、お隣に稲垣さんの工芸科5号館....。

今はだいぶ変わってしまったそうです。

あの広大な芝生の広場にもにょきにょき校舎が建ったのだとか。

なつかしい話しができて嬉しかった!

私が編み物の雑誌を見て「このマフラー作って」と母にお願いして

再現してもらったマフラー(トップの写真、上の毛糸のかたまり)を

とてもほめて下さって それも嬉しかった!

 

 

 

 

 

別件。

掘り起こした 母の若い頃の着物 ↓↓

       

かわいいな....

なんとかなるかな....。

 

 

 

 


さきおり。

2015-10-31 | デザイン・アート・クラフト

叔母が お教室の展示会のお知らせをくれたので 早速 行ってきました 

去年から 染めと織りのお教室に行き始めたとのこと。

教えて下さる先生は 我が母校(女子美)の先輩だそう!

それもあって「染め」とか「織り」という言葉の響きに

懐かしさの様な 憧れの様な、そんな学生の頃を思い出したりしました。

私が所属していたデザイン科の校舎のヨコが工芸科の校舎で 交流などはなかったのですが

「デザイン科に入っておきながらなんだけど 工芸も楽しそうよね」とか

いつもの仲間内でよくつぶやいていたものです。

       

会場に入って 叔母の作品を見て、ああなんだかとても叔母らしいと感じました。

友達の作品を見た時のような 普段のそのひとらしさをそのまま感じる作品で

ついつい和んでしまった。そして全くの無知なので すごい質問攻めしてしまった、笑。

祖母の羽織を 裂き織りしたマフラーと手提げ ↓↓

そうだ、「裂き織り」という技法は母から聞いたことがある。

説明を聞きながら 心のどこかで やっぱり叔母と母は姉妹なんだなぁなんて思ってました。

コレ ↓↓ ベーシックですごく可愛い  ↓↓

先生の作品(手前)と 他の生徒さんの作品 ↓

こちら 浴衣を裂き織りした作品 ↑↑ ちょっとした感動です。

よくある和柄の浴衣が、個性的な縦糸の可愛さと一緒に とてもモダンなモノに織りあがるんだ!

そして更に驚いたのがこちら ↓↓

複数の子供達が 好きなように遊んだあとだそうです ↑↑ 何?この可愛さ!! 

この計算のない可愛さが とても好き。

中には 綿を育てて糸を紡いで染め、それを織る方もいらっしゃるそうです。

すごいな、木工で言ったら 木を植える所からですよ!

先生と女子美の話しなどしながら手に取らせてもらった綿 ↓ ふわっふわー。

私は叔母が裂き織りして作ったコースターをゲットして うきうき  ↓↓

大きめのサイズなので ミィも転がれる、笑。このサイズいい。

展示会に行く前から コースターがあったら欲しいなぁと思っていたので 嬉しい ♪

裂き織りかぁ... ♪

コースターくらいなら わりと簡単に出来るらしいので 私も教えてもらおかな。

 

 

 

 


色鉛筆

2012-09-07 | デザイン・アート・クラフト

工房 Yさんから色鉛筆について お問い合わせがあった。

FaberCastell(ファーバーカステル。ドイツの老舗文具メーカー)の発色が

イマイチ納得出来なかったご様子で

ならばスイスのCARAN d'ACHE(カランダッシュ)はどうなのか、というお話し。

 

....ううむ。これは最初からレベルが高い。

まず、ファーバーカステルの「ポリクロモス」は色鉛筆界の王様  と言われているし

同じくドイツの老舗 ステッドラー(STAEDTLER)だって

私からしたら 充分にプロの仕事に応えられる筆記具メーカーだからね。

 

ネット検索してみると カランダッシュ「ルミナンス」の色鉛筆76色セット、

34パーセントオフで それでもなんと25000円強(←Amazon.co.jp 参照)!!

驚愕のお値段です。

色鉛筆を 万札重ねて買うなんて想像出来ないがっ....!

どこの世界にも上には上があるんだなぁ....

そしてこのテの話が結構好きな私は

ネット検索と グラフィック出身のYちゃんに緊急ヘルプをしてもらいながら

しばし色鉛筆の世界を堪能してしまった 

ひとに便乗して知る深い世界は楽しい 

一緒に購入しようか と声をかけてくださった工房 Yさん、

私にはこの様な色鉛筆、宝のモチグサレです  ハイ。

 

ちなみにトップの写真は 学生の頃 右も左も分からないまま(今も分からないけど)

学校の購買前出張所で購入したSTABILO(こちらもドイツ。ドイツ強っ!)の36色。

しかし このスワンスタビロ、思いっきり使いにくかった 

ヒトコトで「色鉛筆」と言っても メーカーによって「色」は異なるだろうし

芯のカタさによる 発色やノリなども様々で

本当のプロというのは 描きたい絵に合わせて 柔軟に揃えていくのだろう。

だから そこそこ大きな画材屋さんなどでは 1本から購入出来る様になっている。

そんなこと知る由もなく ただヤミクモに持っているのがカッコイイとして買ったコイツ、

当時 私の想像した「色鉛筆」じゃなかったというワケです。

びっくりするほど キレイに(未使用のまま)残っている(笑)。

 

そして私の人生は その後 急速に プロダクトデザインコースの必須アイテム

[COPIC] ↓へと移行したのであります。

そんな思い出話はいいとして、しかし画材を買わなくなったよなぁ。

画材屋さんがなくても生きていけている自分。

その分 他のモノを買ってるワケですが、画材が自分の基本だったのでそれはそれで さみしい。

 

色鉛筆と一緒に こんなモノも出てきた ↓↓ 

94年2月。

大学受験を目前に控えた私の 静物デッサンの記録ノート。

2Hから6Bまで 鉛筆は全てステッドラーを使用。

モチーフ、用紙の大きさ、掛けた時間、自分のデッサンの構図をメモしたもの

(これ本物のデッサンじゃないヨ!笑!)と、品評会での酷評が書かれている(笑)。

これ ↑ は 道具箱と布、紙コップ、紙風船とビール瓶のモチーフ ↑

A2サイズに5時間かけて描いている。

通常、5時間 絵を書き続けるというのがちょっと想像出来ないかもしれないけれど

受験の前はだいたいそんな感じでした。それでも結構 焦って描くのです。

酷評は デッサンを習い始めた時から 終始こんな感じだった ↓

「全体感がない」「スケール感がない」「質感がない」「立体感がない」

「光りの意識がない」「奥行きの意識がない」「空間の意識がない」

「何が描きたいのか分からない」「中途半端」「煮詰めたりない」「カタチがなってない」

「細部まで手を抜かない」「強引過ぎる」「タッチが単純」「ハッチングがうるさい」.... 続。

 

.....これで よくグレなかったな、私 

 

 

  


NIPPON VISION 3 SHIZUOKA

2010-07-04 | デザイン・アート・クラフト
ただいま、静岡のD&DEPARTMENTでは
「NIPPON VISION 3 DESIGN TRAVEL」が展示されています。
それに関連して開かれた
ナガオカケンメイさんとケンブリッジの森の藤原慎一郎さんの
トークイベントに参加してきました。
やっぱり人物を撮るのは難しい....。



10年以上前になるけれど
コンフォルトにスターネットが紹介された時の衝撃は私も味わっている。
影響を受けたデザイナー(人物)と、その人とのエピソードは
質疑応答の時間で挙手してみたいほど聞きたかったけど
ナガオカさんが全て聞いて下さった

また、近い将来 実現したいと計画中のビジョンも
とても興味深く聞くことが出来ました。
面白かったし、とても刺激になりました。
静岡にいて、毎日 会社に通いひたすらふるーい家具と向き合っていて
歳も重ねたせいか(?)こういう刺激はあまり無くなってしまったけど
機会は自分で作っていかなければいけませんね。

藤原さんのお話を聞いていて
仕事で出せる結果とは全て「人脈」に繋がるんじゃないかと、
そしてそれが人生最大の宝物なんじゃないかと、思いました。





逆に藤原さんからの「静岡には何が必要だと思われますか?」という質問に
金沢21世紀美術館の様な美術館がほしい」と答えていたナガオカさん。
(あー私も心からそれがほしい....)
そのナガオカさんからNIPPON VISIONについてのお話を聞く機会もありました。
今回のテーマは「TRAVEL」。
かなり好きなテーマです。
旅行の計画を立てる段階で宿泊先をネットで探そうとした時
カッコ良くないHPの旅館やホテルは瞬間的に却下する、とはまさにその通りだし
「お土産」は、こんな所に行ってきたよ、こんなにカッコイイんだよ、という自慢、
なんて話も妙に納得!
人はこんなにもグラフィックデザインに振り回されて日常を生きている。


展示の中から気になったお土産を撮ってみました↓



↑なんのヘンテツも無いパッケージにも 確かな計算が隠されている....。
「洗練された中にその土地の古くからの風土を取り入れたデザインをするのは
本当に難しいことなんです」と、ナガオカさん。



↑今回の展示の中で一番のお気に入りでした。
ドコのお土産なのか一目瞭然。
まさに「洗練された中に風土を感じる」デザイン。
私がD&Dへ来た旅行者なら これをみんなへのお土産にしまーす



↑鹿児島の黒豚と、ブタのカタチの黒糖サブレをかけている
気付ける人には面白いお土産。



↑コチラ、美容院で見ていた雑誌に載っていて
ヒッシに名前を覚えてきたHIGASHIYAさんの「おこし」。
いつかココのお菓子お取り寄せしたいと目論んでいます。



↑ビールを注ぐと富士山になるグラス。
オモシロイ!
オモシロイけど、見るからにグラスとして持ちにくい。
人に不安を与えるデザインは成功しているとは言い難い気がする。
でもオモシロイ。



↑ナガオカさん曰く「一周しちゃったデザイン」。
奈良ホテルのBARのコースター。
ずっとずっと同じデザインで通してきたら、それを良いとする感覚が
時代を一周してしまった、と言うわけです。
実はこれ、私も奈良ホテルのBARでいただきました。
運ばれてきたモノとコースターを見て「カワイイ!」と言ったらその瞬間、
「新しい物をお持ち致しましょうか?」と、そっと持ってきてくれました。
ココのサービスは何においても お客さんの一歩先を行っていると思う。

奈良ホテル、創業100年。
↓100年記念コースターかわいいー!!ほしー!!






練習の成果

2010-06-12 | デザイン・アート・クラフト
本日、ワックスを使ったシルバーアクセサリー作りに行ってきました!!
コレだけは何が何でも行きたかった。
果たして昨日の練習の成果が出せるのか?
朝から気になって仕方ありません。



....っと、その前にもちろん!ハラゴシラエ
新静岡駅の近くのトラットリアにて↓ベーコンとアスパラのスパゲティ。



すごく美味しかった
最初に出された9種類の前菜も(トップの写真)とてもキレイ
少しずつたくさん食べたい女心をガッチリつかんでいました。
色合いが可愛らしいパンも一風変わっていてレモンとニンジンの味(2枚目の写真)。
デザートはアイスくらいだろうと思っていたのに↓



「少しですけど」とチョコレートケーキ&フルーツ。
フルーツには なんとライチが!
あーシアワセ満足!

ランチするだけだし1時間も掛からないつもりが 余裕でゆったり1時間 滞在。
リラックスしてモノ作りに向き合うには打ってつけのお店でした。





さて、本題です。

日頃 シルバーアクセ作りなんてほとんど興味もありませんが
何故 私が今日の参加を決めたかと申しますと
数年前に生まれて初めて宝石を購入した静岡の宝石店の老舗
安心堂さんの主催だったからです。

アクセサリーですらあまり興味がないのに
宝石ときたらもう別世界の様な敷居の高さでしたが
展示会に行ってみるとこれがまた従来のイメージを覆してくれて興味深い。
リングの台にダイヤが付いているだけがジュエリーではないのです。
2WAYで楽しめる動きのあるジュエリーなんかを見せてもらいながら
自分の知らないジャンルのモノを見ておく大切さを痛感しました。



その時 担当して下さったAさんは 宝石の売り込みらしき話は一切せず
私の生年月日から何やら複雑な計算をして
「動物に例えるならトラだね」
「こんな顔してるけど(って、どんな顔ですかね?)シンが強い」
「感情の幅が広くて」「情にもろい」
「常に先を読みながら人の話を聞き、話をする時は 結論から話し始める」と分析しながら
私に鞄からお財布を出させてしまった営業のプロフェッショナルです。

その営業のAさんが主催した今回のワークショップ。
他にジュエリーのリペア・リフォームを担当して40年の安心堂工房の技術さん、
デザイナーさんが参加者の制作を強力にバックアップして下さいました。

↓まず、これが今回の素材。シート状のワックスです。



ワックス、初めて触りました。
製作中に手の温度でやわらかくなるのが 慣れないせいか難しかった。
これで作ったモノを入れ物に入れて石膏でカタ取りし
ワックスを溶かした隙間にシルバーを流し込んで鋳造するというワケ。
大学の授業で作った石膏の「6個のたまご」の課題を思い出します。
やわらかくなったワックスに指紋を残すと
見事に指紋入りのシルバーアクセサリーが出来上がると聞いて
↓やや緊張しながら加工しました(笑)



ワックスの良さは手で自由な曲面が得られること。
表面のテクスチャー加工もしやすく
火でさっとあぶると溶けだした感じがまたすごくいい。
葉っぱやバラの花なんかを作るといいですよ。

そんな有り難いプロのご指導を一切 無視し独自の路線を突っ走る私。
実際にこのワックスが銀になると10倍の重さになるそうです。
ちなみにプラチナなら15倍、金なら20倍なんだとか。
これじゃ重くなるよ?と言われながらもそこを何とか強引にお願いする。
根負けしてくださった技術さんが
「....じゃぁやってみましょうか」と、
石膏を流し込んだ際の重さに耐える様
部分部分をくっ付けてカタチを安定させ強度を出してくれました↓



あーなるほど、プロってこういうことだ。
カタチから強度を出していくのは 木工も同じ。

鋳造は東京の専門の業者さんに依頼するそうです。
そのため手元に届くのは7月の中頃になるらしい。

すごくすごく楽しみデス




練習中

2010-06-11 | デザイン・アート・クラフト
只今 明日の練習中

本番の素材は初めて触るモノなのでイマイチ質感が分からないけど
とりあえず カタチ作れるのか、を、紙で探ってみました。

うーーーん。
今日はこんなところかな。

何を作るのか、本番の様子は 週末中にUPする予定です


ところで。
7月4日のNIPPON VISION 3 DESIGN TRAVEL 静岡店のトークイベント
行こうかどうしようか迷ってます。
みなさん 行かれますか??



100gの気持ち 展

2010-04-23 | デザイン・アート・クラフト
先月100gの気持ちの展示会が行われた。

主催してくださった38studioさんから展示風景の写真が届いたので拝借。
びっくりする様な....いえ、というより
期待を裏切らない展示演出にちょっと感動です。

↓まるで美術館みたい。



こんな素敵な演出空間に置かせて頂いたコトがめっちゃ恥ずかしい。
陶芸に関しては全くの素人ですが それにしてもセンスのなさに自己嫌悪。

↓コレは前にも載せましたね。





あー、本当ゴメンナサイ
この程度でした(笑)

もっとね、モノ作りしている人の作るモノが作りたかった
でもこのワークショップ以降、
日々の中で 粘土で作りたいモノがぽつんぽつんと浮かんだりする。



羽モチーフのロングストール

2009-08-24 | デザイン・アート・クラフト
レース風のロングストールを編んでもらいました、母に
長さ1800ミリ。



手芸店で立ち読みした本でヒトメボレした羽モチーフ。
本に掲載されていたのはナチュラル色だったのですが
私、あまりナチュラル色の服装が似合わないので
またも無難な黒い糸を選ぶ。
黒い羽....。

単調な編み目の繰り返しは「編んでいてつまらない」そうです
頑張ってもらっちゃいました、ありがとう





私はトボけた感じのリング↓を作りたくて 羊毛で挑戦。
調子に乗って今週末 会う予定の二人にもお揃いで。









ルピシアで購入したイタリアの古代麦を使った麦茶。
グラスに注ぐとアイスコーヒーの様な色。
すごく濃厚でクセになる味わい↓





100gでできること

2009-04-26 | デザイン・アート・クラフト
以前誘って頂いたワークショップ「100gのキモチ」で作ったモノたちが
作品になって手元に届きました。
主催してくださった陶芸作家さんが
材料として100gの粘土を100人に渡し
自由な発想でモノ作りしてもらうという企画です。

実際に粘土を触る前に
縄文時代と弥生時代の土器の資料を見せて頂きました。
私達の祖先が縄文時代に魂を入れてゴテゴテに作っていた土器は
なぜ弥生時代に何の装飾もない、するっとした、
シンプルなカタチになったのでしょう?
言われてみれば小学校の社会科の授業から
当たり前の様に土器を見てきたけど 何故だろう?
外国文化が入ってきた影響か、定住する様になったせいか、量産する為か、
....ただの流行かもしれない

大人になったから抱くことのできる疑問。



さて、まず、ここから↓



↑これが100g。
思ったより小さなカタマリ。
これを更に半分にして「小皿」と「ぐい飲み」を作りながら
土を扱う上での基本を学んでいきます。
土はカタマリのままでは
あるいは一部だけが分厚くなってしまっては
表面と芯の温度差がありすぎて焼いた時にヒビが入る。
板状では弱い。
でも隅を持ち上げて器状にするだけでグッと強くなる。
先人の創意工夫をたった数秒で聞いている気分。

....ふむふむ、なるほど。

ちゃんとお話を聞きながら自分の作業に集中するって
た い へ ん 



↑これだけで相当な体力と気力を消耗している....。
更に表現について説明を受けます。
二つの粘土を接着することやキズをつけて表情をだすこと。
うん、頭が知識でいっぱい。

そこへいいタイミングでやってくるおやつタイム
なんと前日にこのワークショップに参加していた方からの差し入れ!



↑オレンジがのる生地を包んでいる紙の様に見えるモノ、
これ、春巻きのカワなんだそうです!
なんて素敵な発想だろう
みんなで美味しくいただきました



そのあと、集大成として作品作りに入りました。
コレは秋頃を予定している(?)作品展まで会えません 笑。
今現在、63人の方がこのワークショップに参加している模様。
会場で自分の作品に会うことも
100人のパワーに圧倒されることも
今から楽しみデス








クラフトフェア

2009-04-18 | デザイン・アート・クラフト
DONQのシールを集めるともらえるイタリアセットが届きました!
さっそくイタダキマス。
ふわふわのシフォンケーキみたい
軽く半分食べられちゃいます。キケン。
↑トップの写真がパンドーロ。
↓こっちがパネトーネ。トニーのパンって意味らしい。






今日は清水駅で開催されている「アート・クラフトフェア」へ。
去年辺りから会場が駅前になりました。
家から駅まで徒歩数分なのでかなりラクに行けます。
日本平の時は一本道が大混雑してバスの運転手さんに
「歩いた方が早いと思います」と言われ
バスを降りて会場まで相当歩いたもんね....。
日本平には途中「THE静岡」的な富士山ビューポイントがあったけれど
清水駅からも晴れればいい富士山が拝めます

もう松本でも静岡でも常連さんの様な作家さんも多いです。
瀬戸の陶器祭りで作品を買った作家さんも見掛けました。




明日も伊豆から来てくれるKちゃん+チビ達
&浜松から来てくれるYちゃんと行く予定。
なんか創作意欲がわいていい。
普段は見ることのナイ素材も新鮮でいい。

かるーい気持ちで鉋を購入。
これもマメの部類かな。
あれこれ見ながらどのコを連れて帰ろうか悩んでいたら お店の人に
「鉋、使ったことナイですよね?(説明しましょうか?)」と言われました。
いや、普通そうよね。
そう見えるよね。
訓練校の受験の時だって泊まったホテルの人に
「看護学校の受験ですか?」と聞かれたもんね。






今日のおやつはベーグルのラスク。
北海道コーン味。






一年の計

2009-01-17 | デザイン・アート・クラフト
一年の計は元旦にあり、と申しますが私の元旦はお裁縫でした。
年末に手芸屋さんで大きめのガマグチパーツを購入。
着られなくなったお気に入りのセーターの袖部分を切って
手鏡やらリップやらコンタクト用品やらを
まとめてかばんに入れるポーチ?を作ってみました。
自慢ではありませんが手芸なんてほとんどやったことありません。
手縫いなんてやろうものなら違う場所まで一緒に縫い付ける始末。
その私が意を決して始めたお裁縫!

5分後には始めたことを後悔しました
10分後にはやめようと思いました
15分後には「できないっ」っと泣きました

「大丈夫」「もう少し」「キレイに出来てるから」っと
必死になだめてくれた母のおかげでなんとか完成!
(コドモか、私
ちゃんと裏地も付けました。
この裏地、以前Yちゃんがお土産を包んでくれた布で
消しゴムハンコの鹿なんだ
角には9番プレート。



今は通勤バックの中で大活躍中です!
ただ、腕に自信がナイのでいつもそおぉ...っと取り扱っています




Workshop

2008-11-27 | デザイン・アート・クラフト
「土、触ってみますか?」

尊敬する陶芸作家さん、38STUDIOからDMが届きました。
100gのキモチのワークショップ参加者募集のお知らせです。
私にとってはもう、この上ないお誘い
100gの土で一体何を作るのかは「当日までヒミツ」だそうです。
早速申し込んでみました。




38STUDIOに初めておジャマしたのは何年前だろう!
アンティークの家具が置いてあるメガネ屋さんで 
ふとチラシを見つけたのがキッカケ。
場所もちょうどメガネ屋さんから家までの帰り道だったので
当時はまだ「陶芸と銀工」だったスタジオを訪ねてみました。

初めてお会いしたとは思えない様な
イギリス留学中のお話や陶芸の世界の濃いお話を聞いて
その頃 新しいコトを探していた私にとって衝撃だったのを覚えています。
それから数日後、なんと
バスケタリー(「編む」という行為によるカゴ作り)の
ワークショップに誘っていただいたのです。
そうそうたるメンバーの参加を予定しています、
参加するだけでも楽しいと思います、というコトバに
テーマを知らされないまま 秘かに構想を練り始めていました 笑。

当時の様子は38STUDIOのHPから
左にある企画展→一番下にあるこれまでの企画展バックナンバー→2003年
→2コ目の「バスケタリーワークショップ作品展」で見られます。
「作品と展示風景」の上から2段目、左から2コ目が私の作品。
カゴを編む、というテーマのせいか自然素材を使った方が多かったのですが
私は工業製品も大好きなので水槽用のチューブと紙ヒモを使いました。
その雰囲気から「普段は家具を作っているの?なるほどねぇ!」と
参加された方達や講師の先生に言われてました。
さらに「制作風景」の右下が私。それを編んでいます。
ってか、若い....
そっ、
そうそう、同じ画面上の紙バンドを編んだカゴは左上が私の作品です。
なんとも写真を撮りにくいカタチでどうにもならない。



底の部分になる面を編んでからカゴ状にしようと四面を立ち上げる時に
先生の「もっと自由にやっていいですヨ」を真に受けて
極端な立ち上げをするとこうなります




今回申し込んだワークショップの作品は
焼成後に「100人の100gのキモチ展」で発表していただけるそうです
わー、楽しみ
まだテーマも何も分からないけど構想練り始めなきゃ