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サワノのお気に入りだけで構成するブログ

女子力の高い 男前インテリア小物。

2016-11-19 | 工具・道具・機械

以前 某アンティーク家具屋さんでアウトサイドキャリパーとルーラーを買った写真を載せたのですが

それと前後して自社で ベーキングパンとティンモールドを買いました(トップの写真参照 ↑↑)。

あ、何を隠そう、私も某アンティーク家具屋で働いています。

職場のことは書かないけどね。

 

ティンモールドというのは

アンティークの素敵なディスプレイには欠かせない アルミ素材のお菓子型。

ワタクシ、これを作業中に一時的にはずした小さなビスを入れるトレーに使用しています。

降り積もった木のホコリさえ愛おしいと思える 完全木工ばか  ↓↓ こうでなきゃね 

しょーがないなぁ、これ、マネしてもいいよ  (....誰に....?)

 

パウンドケーキ型みたいなベーキングパンは 大きめのビスの保管に使用中。

アンティーク木工男子の場合、

これをカッコ良く 古いツールボックスなんかにまとめたりするのでしょうが

ワタクシこれでもいちお 女なので 可愛くベーキングパン  ↓↓

しょーがないなぁ もう、マネしてもいいよ  (....ってか誰が....?)

 

でも、こんな風に自社で扱っているモノに対して

ディスプレイだけではない カッコイイ活用法を考えて実際に使用して

第三者に提案していけたら良いんじゃないかなぁと思うのです。

まぁ 古いビスとか、なんの参考にもなってないですけど  家具なら尚更ね。

 

新しいビスを入れたのは 新しいキッチンポット ↓↓ 素材感を合わせてみました。

コレは100均、笑。

        

そうそう、只今 現場のみんなで ツナギを模索中。

早いうちにお揃いにする予定だけど 女子限定でフライングして買ったレディースツナギ ↓↓

これが良い感じなんです。

古着屋さん風に写真を撮ってみました、笑。

革靴はどんなに磨いても 一日仕事するだけで 古着屋さんのディスプレイみたいになる、笑。

 

 

 

っと、そんな職場の先輩から、トラスコのドリルケースをいただいた  !!

うそだろー!!

これは嬉しい!!

トラスコは小さなツールボックスを持っている。

今は文房具入れになっていて

あまりカッコ良く活用できていないので

ちょっと小さいけれど

コイツとお揃いで

きちんと現場に持っていこうかな  

いやー

さすが

カッコイイわぁ.... 

と、

思って

パコッと

開けてみたら、

中に

入っていたのは

ドリルではなく....

....チュパチャプスだった。

という

センスの良い このオチが最高!!

 

 

 

 

 

以上、サワノ流「女子力の高い男前作業場インテリア小物の使い方」でした  

マネしてもいいよ  

 

 


アウトサイドキャリパーとルーラー。

2016-09-25 | 工具・道具・機械

並べてみるとなんとなく「A to Z」に見えなくもない、笑。

 

某アンティーク家具屋さんで買った「アウトサイドキャリパー」と「ルーラー」。

見つけた瞬間に、コレは買いだ と思った。

よくぞ今まで 誰の手にも渡らず ココに居てくれた  !

アウトサイドキャリパーは日本語で言う「外パス」。

外径を計る道具。

Moore&Wright、Sheffield、Eng の刻印。字体がカワイイ。

お店の方にお願いしたメモによると 1940-1960年代のモノ。

シェフィールドは 旋盤の刃物を揃える時に知った イギリスの刃物の産地。

 

同じくシェフィールド製のルーラー(定規のこと)↓ も非常に良い味が出ていてカワイイ。 

Chesterman、Sheffield、England の刻印。

1910-1920年代のモノ。

....え!

....え?

1910-1920年って....今 2016年。

100年モノじゃんか!

シェフィールドに意識が行き過ぎていて 数字をさらっと流していた、笑。

ほんと?アンティークとして自信持って良いワケだよね!

つか私、コンパス欲しいのよね、フツーに。

どこか吹っ切れた。

カッコイイ作業場の写真とかを探していたのだけど

ほんの少しのアイディアを得たらもう 自分の好きなモノで構成する方が良いと考え直した。

ホームセンターで大量に並んだモノの中から買うよりも

持っていて 心がうきうきするようなモノと仕事した方が楽しい。嬉しい。

私らしく在ろう。

家具をつくる。

作業場をつくる。

そんな毎日(パクリ、笑)。

TRUCKはそれほど興味のある家具屋ではなかったけど

店舗を作り上げていく真っ直ぐな姿勢は 読んでいて楽しかった。

 

 

 

色、艶、質感 を合わせる練習をしてみた ↓↓ ....っが、なかなか厳しい、笑。

 

でもスチールウール使えるね!

ワックスも買わなきゃ 

 

 

 


静岡木工 産業機械展

2014-06-08 | 工具・道具・機械

いつもブログを見て下さっているAさんが

家具メッセと同時開催される木工産業機械展のお知らせをコメントくださったので

ものすごく久し振りに 家具メッセの会場に行ってきました 

量産家具屋にいた頃は 年に2回ほど開催されるこの家具見本市が各メーカーの新作発表の場で

見本市が近くになると ベテランの職人さんや企画室の営業さんが試作品を作ったりして

現場が ある種 独特の雰囲気になっていました。

なつかしい。

現場と営業の関係も良く密接だった。

NCまで駆使して試作品を作る企画室長を とてもカッコ良いと思っていました。 

現場の人達の気持ちを動かしていたのは 営業さんのそんな後ろ姿だと、今、切実に思う。

ヒトの気持ちは コトバで動かせるものではない。

 

ま、それは置いといて ↓↓

実は家具メッセより先に 機械展に行ってきました、面白そうだったので、笑。

いつから こんな企画展を同時開催するようになったのだろうか。

つか、私が静岡の家具業界に入った時 北館も南館も 家具メッセやってたんですよね。

現在は北館のみ。出展企業数 激減してますよね 

そんなことを考えながら 場違いかもしれない会場をてくてく歩いていたら「サワノさん?!」って!!

       

いやもう、ホントびっくりしました!

お知らせをくださったAさんが、会場で声を掛けてくださったのデス!

関係者の方だろうとは思っていましたが、まさか声を掛けてくださるとは!

だってブログ繋がりなので お互い面識ありません、笑!! 

ウソみたいな ホントの話しです、笑!!

それだけでも 機械展に行った甲斐がありましたー

Aさんの会社の木工機械は 家具屋というより建具屋系の加工機械になるのかな。

小振りで音も静か、それでいて安定感もあり精度も良さそう!

あー 小さな工房なんか持てたら ゴツイ機械を置くより良いかもって本気で思ってしまいました!

なんて言うのか、車で言うトコロの軽ですね。女性でも取り扱いやすそうです。

プレナーは コンマ3ミリまで切削可能だそうです ↓↓ 

       

突き板が作れちゃうんですよね、コレは正直に羨ましい 

ただ、家具屋となるとやはりもう少し大きめの機械でないと 加工が大変かなーと思いますが

個人的に機械メーカーさんに繋がりを持てたことは とても心強い!

今後もどうぞ よろしくお願いします 

私達木工屋が それぞれこのくらいの機械を持てる様な境遇にあれば良いのですけどねー.... 

手押しのスパイラルな刃物は プラスチックや堅い木の加工用なんだそうです。

もちろん 木工工作用の刃物に取り替えることも可能。

そうだ、聞けば良かった!

木工工作機械って どうしてこの色なんでしょ?

やっぱり「目に優しい」とかかな?笑

その他 いかにも静岡っぽい→ファンシーテープを貼る機械とかありました 

私が所属していた家具メーカーにもあって たまに使ってましたが

確かドイツ製でウン千万とか言ってましたねー 

 

で、お向かいの家具メッセ ↓↓

会場に 広葉樹協同組合さんが材木屋さんを出店してました。

この組合の名前、どっかで見たなぁと思いながら端材を物色していると

「安くしておくよー♪」っと声を掛けてくださったので

「どのくらい安くなりますかー♪」っとノッってみました、笑。

旋盤用の材を探しているので 厚みのあるモノが欲しいデス、と希望を伝えると

「木工旋盤?じゃあ、ウッドターニング展 知ってる??」だって!

知ってるも何も「出展してます!」笑!

そうか、ターニング展の会場で この組合の名前を見てたんですね、私。

クラロ、なんだそうですが ホントにお安くしていただいたので2本購入 ↓↓

「ココで買った木を使って 今年のターニング展に出品すれば 県知事賞 間違いなし! 」

なんて(ブラックな )笑い話の後に、ホントに私の名前をメモってくださってました、笑。

後日、この名前 なんだっけ?とか思われそうですよね、笑。

 

いろんなことが繋がった、楽しい一日でした  

関係者のみなさま、ありがとうございます!そして おつかれさまでした!

素直に嬉しい!楽しい!

こういう気持ちが 人脈を作るんだと思います。

ヒトは コトバで動くものではない。

 

帰りに寄った公園で見つけたブルーベリー ↓↓ かわいい 

 

 

 


BOSCH

2012-08-16 | 工具・道具・機械

仕事から帰宅すると 届いてました!  BOSCH のジグソー!

「GST 90BE/N」、「Professional」!

バンドソーを持つことが 経済的にもスペース的にも極めて難しく

それに変わる道具を本当にあれこれ探して悩んだけれど

平日 仕事で重い(重いの!)工具を持って 能力以上に右手を酷使している私にとって

それ自体の重さというのは かなり大きな問題でして(休日まで重いの持つのはいやー

結局 材に置いて 押しながら切削出来るジグソーを選びました。

悩んでいる最中にいただいたアドバイス、情報は そのまま今後に活かしていきます。

どうもありがとう!

感謝、感謝です  

 

そして これで金ノコからも解放されます。

あ、ブレード買わなきゃ。

ぱっと見、ミドリに見えるけど、ブルーだよ!

先日 購入した 同じくBOSCHのIXO ↓ こっちがミドリ。

私の場合 大半は使わないと思うけど10種類のドライバービット付。

ちっこい  そして軽い!

質量なんと300グラム!

早速 コイツを使って 工房スペースに棚を取り付けてみました!

まだ位置や素材のお試し期間ですが 取り付けた棚で「ひとり うつわ展」を開催(笑)!

 

そして 嫌だ嫌だと言っていた BOSCHのクリスマスカラーが

意外と他のモノと合っていることに気付きました。

やっぱりマグに木蓋 欲しいよねー 

 

 


大人買い。

2012-08-11 | 工具・道具・機械

BOSCHのIXO 買ったったー!! 

M木工所のM氏が 仕事で使っているという情報を下さったので

それなら充分、このクリスマスカラーには目をつぶろう、と(笑)。

なんと言っても小さい、軽い、そしてお手頃価格。

これに尽きるのです。

併せて ジグソーもBOSCHで(まだ )考え中。

夏休みまでに揃えよう。

 

それからペンターニングに 最低限必要なモノも同時に購入!! 

さて ではワタクシ、

オフコ店長さんの新企画に ブラックがあることを祈りながら しばし籠ってまいります。

 

 

 


中根製作所 NS-14R

2012-08-03 | 工具・道具・機械

うっきゃーーーっ 

ボール盤、中根製作所 NS-14R きたーーっ!!

ようこそ サワノ家へ  !!

 

どのみち 焼津のS機械さん全面信用なので(笑)HPで 中根製作所のことを

「信頼出来るボール盤メーカー」みたいに書いてあった時点で決めてました。

シブい、シブいよね、「NAKANE AICHI JAPAN」。      

Vベルト交換してくれてあるし、配達&設置までして下さった。      

S機械さんと一緒に 納品に付き合わされてしまった安曇野の木工クリエイターさんが

工房スペースの旋盤を見て瞬時に「これ オフコーポレイションですか?」って(笑)。

そうですそうです!コイツの開発に関わった先生に 旋盤を習ったンです 

バイトホルダーの額縁に貼ったステッカーを見て「TRUCKじゃないですか!」って(笑)。

そうですそうです!先輩の大阪土産なンです 

....っつうか さすがだ!

サクサク通じてる!

       

「仕事で木工やって 帰って来て木工するの?カガミだね!」

「木工旋盤だったら 次はバンドソー?」「このスペースだと もう機械は置けないなー、笑」

なんて会話しながら この強引に作った工房空間を とてもホメて下さった。

(いいンです、お世辞でも嬉しいンです 

 

何なら塗装までしちゃおうかと思っていた色味も 思っていた程 悪くない。

このままで充分 置けるかな。

こうして黒いボール盤(←悪そう )を生み出すチャンスを逃す、笑。

 

前の使用者の痕跡 ↓ 何をしていたんだろう? こういうのなんかいい 

さてとー、では 中根くん?

まずは「うつわ展」の作品の試作から、一緒にがんばろーね        

       

ところでコイツ、中根くんは「NS-14R」だけど オフコの旋盤は「KC-14」だ。

....「14」って....一体 何の数字?

 

 

 


BOSCH IXO 4

2012-07-29 | 工具・道具・機械

マキタのレシプロソーを見に行ったのに

うっかりボッシュのドライバーを買いそうになった、笑。

これ めちゃカワイイ 

サイズも重量もお値段も、缶ケース入りのデザインも、みんなカワイイ 

悩むわー 

 

 

 

ただ、ボッシュのこのクリスマスカラーだけが問題なのだ。

 

 


釘挽きノコ。

2012-04-22 | 工具・道具・機械

ずーーっと気になっていた「釘挽き鋸」を買ってみました!

オフコの通販サイトにも説明がありますが

いわゆる鉄の釘を挽けるワケではなく、木釘や竹釘 ダボを挽くノコです。

ずっと気になっていた理由 → このノコの最大の特徴は「アサリ」がないこと。 

私物の加工で 釘隠しに打ち込んだダボを 数カ所 切りたかったので 思い切って購入 

 

おわ、これ調子いい!!

アサリがないので 切削幅=ノコ幅!!

小振りで扱いやすいし 切断面もキレイ

 

仕事にも使えるけど.....、仕事だとどうしても扱いが荒くなるので

使いたい様な 使いたくない様な 複雑な心境です(笑)。

 

店長さんとノコの話をしていて「ゼットソー」ってヤツ教えて頂きました。

ゼットソーって聞いたことある、すごく聞いたことある、何だっけ?

....と思っていたら、今 自分が使っているノコだった.... 

最近、ホント頭がにぶくなってます。

 

オフコから帰宅して 久し振りにウッドターニング。

N氏のブログで紹介されていた座位用旋盤の画像がめちゃカッコ良かったので

そんなイメージを持ちながら ばりばりばりばり挽いていたら なんと!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

底に穴があいた.... 

誰か 底に穴があいた時の対処法.....なんてあるわけないか 

ダボで埋めようかな、釘挽きノコ 買ったし....って違うか。 

 

 

 


STANLEY

2010-10-02 | 工具・道具・機械
「STANLEY WORKS」、Snap onと並び 世界が認めるツールメーカー。
1843年 アメリカで設立された当初は 蝶番や閂(かんぬき) ドア金具を作っていたそう。
現在ではアメリカントップブランドの代名詞 MAC TOOLS(1938年 アメリカ)、
フランス国鉄の鉄道工具が出発点のFACOM(1918年 フランス)、
世界で初めてコンビネーションレンチを商品化したPROTO(1907年 アメリカ)を傘下に持ち
BOSTITCH(ボスティッチ)というオフィスプロダクツブランドまである。

「モンキーレンチって 何でモンキーって言うの?」
小学生並みの質問をした私には ここまでざっと調べるだけで精一杯!
ちなみにその由来は諸説あるらしいモンキーレンチ Wikipedia






先日、O氏の愛用のSTANLEYのメジャーが壊れた。
↑コトの発端はこれ。
以前はハンズで購入したらしいのですが これが地方都市の悲しい所、
近くに取扱店が無く ネットで検索しても
(インチ表示の無い)センチ表示だけのメジャーが見つからないとのこと。
メジャーひとつの為に名古屋に行くか、東京に行くか?
しかし仕事は日々こなさなければならない。居ながらにして欲しい。
うーん.....見つからないと聞くと見つけたくなるので
「Power Lock」3mを探しながら ついでにSTANLEYについても調べてみた次第です。



中にはコレを大絶賛している現場女子もいました。
私はもう「メジャーを仕舞う時に手を切りそうでコワイ!」
なんて感覚、とうに忘れてしまいましたが
そういった女性には扱いにくいマイナス面もカバーしているメジャーだそうです。
でも女のコにはちょっと重いかも、という150グラム。
この↓黄色いテープが良いらしい。



結局、趣味のDIYがこうじて 元サラリーマンが工具屋を始めちゃった、みたいな、
ちょっとマニアックなオジサンのHPで センチ表示のSTANLEYを見つけたので
早速 報告すると、そこから無事に購入出来た様です。
4個もね!(笑)




さて、これを調べている最中に発覚したのですが なんと。
去年 ベルリンに旅行する際「何かお土産の希望ある?」との問いに
「メジャー」と即答した S氏の相棒もSTANREY。
STANLEYはSTANLEYでもこちら↓フランス製の「STANLEY mabo」。



アンティークをこよなく愛するS氏によると1970年代モノで
今やデッドストックですが ネット上では入手できます。
関西の とある有名なオシャレ家具屋でも販売されていたらしい。
印象的な 内寸を読み取ることが出来る窓の他に
水平器やコンパスまで付属したビクトリノックスの様なメジャー。
鉄のボディによる衝撃的な重さ(笑)は驚異の250グラム!
「全てのことを合理的に」片付けられないフランスっぽい。





maboにも インチとセンチが表示されたアメリカ製があるみたいです。


なんだよなんだよ、二人ともSTANLEYかよ。
私も欲しくなっちゃったじゃないかーっ!
っっと、購入してみたのがトップの写真でもお見せしたコチラ↓
S氏のmaboの女のコ バージョンとでも言うべきか。





内寸が読み取れる窓はそのままに あらゆる付属機能を払拭したプラスチック製。
軽くてチープな感じは もはやカワイイ雑貨的領域。
2m、56グラム。
もちろんフランス製でコチラもデッドストック。



S氏のも同様に、maboには自動巻き取り機能が欠如しています。
ゼンマイを内蔵してはいるものの 機能していないだけ、という説もありますが
寸法を測ろうと引き延ばした分だけ 手動で押し戻して仕舞います。
3メートル出したら、自分で3メートル仕舞うのです。
壊れているのではなく「こんなモン」らしい。
そこがまた実にフランスっぽい「味」。
この辺りの煩わしさをどのように解決して現場仕事をこなすのか S氏に聞いてみた所
「忙しいときは他のを使う」そうで、常備するメジャーは3個ありました(笑)。


ちなみに私が日頃コキ使っているメジャーはペンギンマークでおなじみのシンワ。
新潟が誇る正統な日本製。



初めて家具屋でバイトすることになった時、
「メジャーを用意して。絶対にすぐ無くすから安いモノでいい」
と言われましたが、以来....15年ですか。
3,5mで、意外と重たい170グラム、私もハンズで買ったと思います。
バイト先でも 職業訓練校でも 社会人になってからも、ずーっとコイツ使っていました。
私の乱雑な扱いによく耐え よく働いてくれています。




以上、メジャーに見る個性。
現場からサワノがお伝えしました。




OFF CORPORATION

2010-09-11 | 工具・道具・機械
本日、静岡市清水区にOFF CORPORATIONのリアル店舗がOPENした!

何を隠そう、ここは十数年前
学生の頃にバイトしていた家具屋(BC工房)の取引先で
その頃 訪れた時は今の店舗よりずっと山の中にあって(笑)
倉庫みたいな建物の中にバイト先のスツールを数点 置いて下さっていた。
数年後、高山の技能専に入学した時にも
「サワノさん、静岡出身なんだよね?ココ知ってる?」と
クラスメイトに雑誌を見せられたのが このオフ・コーポレイション。
当時から通信販売の会社として有名だった。



そのリアル店舗が清水にOPEN!
↑写真はOPEN直後の様子デス。
臨時駐車場には 石川、松本、大宮、湘南....他県のナンバーが続々と並ぶ。
ご苦労様です。
....私 家から10分でスミマセン。

さておき店内の様子↓お店の方に許可を取って撮影してます。



もうね↑この瞬間に、うきっとした!
久し振りだ、この感じ!
これだ、これ!
何度も言うけど 私はホームセンターが好きじゃない。
そこしかないから、仕方ないから、という理由でしか行かない。
でもココなら通えます、私!!!



↑バイオリンプレーン



↑自由定規(カナダ製)



↑洗濯バサミみたいな小型クランプ











↑南京



↑えーと....なに?(笑)



↑金具類



↑真鍮マイナスあります

どうよ?
この美しさもう心 動かされっ放し。
欧米よりのセレクトもまた私の女心がくすぐられる理由なのである。
たまらん
ここで実物を見て触って、納得してカウンターにてオーダーするという販売方法。
商品が 所狭しと並んでいますが 種類ごとにしっかり分類されて見やすいし
展示方法もいわゆる職人の店とはちょっと違う「センス」を感じます。

飛び交う専門用語↓店内はそれっぽい人達ですごい熱気でした。



↓ウッドターニングの実演と販売。
すごくキレイ







↓洋書も実際に手に取れます。



材料の販売もしていました。
小さい材料のディスプレイが↓野菜スティックみたいで可愛らしい





何の計画もなく↑お買い得(?)のローズウッド買ってみました。
いい香りするといいなー

オフ・コーポレイションはこの週末、オープン記念のイベントやってます。
取り急ぎブログUPしました。
週末は是非 清水にお越し下さい。



GPクランプ

2010-06-30 | 工具・道具・機械
随分前からマイクランプが欲しいと思っていて
「定額給付金」(みんな覚えているのか?)は、これに当てようと しっかり貯金。
なのに滅多に行かないホームセンターをハシゴしてみても
欲しい大きさのモノがひとつも無くて
ネットで検索して欲しい大きさのモノを見つけても
何だかカラーリングが気に入らない←大事。

散々悩んだあげく(悩み過ぎて「定額給付金」という言葉を忘れていた)
職場で使っているクランプと同じモノをネットで購入することに。



開き幅300ミリ。フトコロ100ミリ。
しっかり、がっしり。
木製のハンドルは他のモノと比較して手が痛くなりにくいと思う。
カラーリングも文句なし←やっぱり大事。

いつも職場で見ているのに 自分のモノとして手元に届くと何故かカッコイイ。
そして家で見ると「サイズを間違えちゃった?!」と思うくらいデカイ。



6本以上買うと1本につき200円安くなるというので共同購入しました。
ご協力 感謝しマス!
届いた荷物は「何が入っているんだ?」っと言う程 重かったー。
そうだよな、4本でも重いもんな。



うーん 満足 満足。
いつかマイポニー買うぞ




バイオリンプレーン

2009-11-06 | 工具・道具・機械
と、あるHPによると
「小指の先ほどの小さな鉋は、その名の通り
バイオリン等楽器の曲面仕上げ用の伝統的な工具。
四方反りの真鍮製の台、刃の調整はボタンねじでカンタン、
椅子の座板のへこみ、トレー、ボウルの削り込みなど
なめらかに曲面を削れます。」
とのこと。

この鉋を初めて見たのは
「木工ってどんなモノか見せてくだサイ!」と
その門を叩いた工房 悠さん。
当時、日本の鉋もまともに持った事がなかった私でしたが
このピカピカ光るキレイな曲線の鉋にヒトメボレ。
いつか私もこんなカワイイ(....って、そこかよ)鉋を持ちたいっ!
と、想い続けること十数年。

ついに買っちゃいました
でも、今回は自分にではなく 贈りモノとして。



マイナスドライバー

2009-07-26 | 工具・道具・機械
ホームセンターという類いのお店があまり信用ならない私。
あくまでDIYレベルでしかないと思っています。
ただ、地方にいて 仕事に使うツールを手っ取り早く入手するのに
ホームセンターくらいしかないので ごくたまーーーに行くくらい。
それでもガッカリすることが多過ぎて 益々足が遠のくこの頃。

もっとプロ仕様のツールを扱ってほしい!!

この一点に尽きますが、
求めているモノが専門的過ぎていたり
一般消費者がそこまで望まなかったり
あるいは価格帯の問題などもあるのでしょうから
その問題はこちらが考え直さなくてはなりません。


私の職業はマイナスネジの取り扱い多いので
マイナスドライバーは様々なサイズを揃える必要があります。
手っ取り早く(ホームセンターで)揃えたマイナスドライバーが
一年もたたないうちに先端がぱきぱきと割れ 使い物にならなくなりました。
....私の取り扱いの問題だろーか?

しばし途方に暮れた末、車やバイクの整備をしている人が愛用するモノなら
きっとアンティークの鉄製ネジを扱う木工業にも充分な強度があるのでは?と
有名過ぎない、でも評判は良く、デザインも悪くない、
少しくらいハードな扱いにも耐えうる、
そんなワガママをかなえてくれるツールを探しました。



そこで見つけたのがコレ↑PB SWISS TOOLS スイスグリップ。
あ、充分有名デスね?

人間工学に基づいて 最新プラスチック技術を応用して作られたグリップは
人間の手の硬度に近く、長時間の仕様も疲れにくいそうです。
オイルやガソリンなどに対する耐油性、耐衝撃性に優れていて
素材であるポリプロピレンとサントプレンはリサイクルも可能とか。
おー、さすが精密機械の国!←....意味なし。
この会社、元々は農耕機具を造っていたらしいですね。



先端につけられた段差はパラレル加工と言われるモノ。
これにより食い付きを良くしナメる心配も少なく 高いトルクをかけられるそうです。
丸く面取りされているのでネジそのものを傷付けにくいのも特徴。
そう!
面取りされていないとナメた時にネジが削れて 先の鋭く尖った鉄屑が出るのですが
コレが何かの拍子に指に刺さると 木のトゲなんて比ではない程 痛い
「飛びあがる程 痛いから気をつけて」と聞いていましたが まさにその通りです。
それが回避できるだけでもありがたい。

かれこれ半年以上(大事に)使っていますが確かにマイナスネジの溝に対して
食い付きがいいと感じています。
ナメた記憶もあまりない....気がする。
「このマイナスネジは厄介そうだなー」(←あるんです。そういうの)
というモノでもキレイに仕事してくれます。
そんなわけで今日、買い足し注文をした次第でございます。

縦に収納しても一目で使いたいモノが判別できる↓
この辺りが最高に好みなカラーリング。







関連記事マイナスネジ



Quik Wood

2009-02-17 | 工具・道具・機械
3人しかいない木工の(営業は店舗をあわせて8人もいる!)
作業効率UPを計るため?パテの種類を追加しました。
果たして効率UPに繋がるのか?
疑問....

私達 修理の仕事は、新しい家具を作る木工よりパテの使用頻度が高い。
と、思う。
家具の角の部分や ごく小さな破損をパテで埋めても
今まで使っていたモノだと
古い塗料を落とす「剥離作業」で欠けたり取れたりしてしまう為
(そのため端木や突き板を接着して修理していました)
硬化後には切削や穴開けの加工が出来る程カタくなるパテです。
もちろんステインでの着色、ラッカーやウレタンでの塗装が可能です。



アメリカ生まれのコイツは筒状のケースに入ってやってきました。
写真の様にパテ(ベージュ部分)と硬化剤(白い部分)の2層になっていて
使う分だけを輪切りにし指で捏ねて混ぜます。
使う分だけって意外と読めない。
手で捏ねるとなんかネリケシって感じです。
ちょっとカタイ。
確かにテーブルの天板やキャビネットのトップ、側板には良さそう。
しかし驚いたのは57g(2オンス)で2000円という価格デシタ



みんな どんなパテを使っているのかなぁ?



初めてのカンナ

2006-04-08 | 工具・道具・機械
生まれて初めて自分で購入した鉋(かんな)は
実はインドネシアの鉋でした。

8年前、当時バイトをしていた家具屋さんの直営工房が
インドネシアのジャワ島、スマランから車で3時間程の工房村にあり
(あまり正確な記憶ではありませんが かなりの田舎です)
一週間程滞在した際に道具屋さんで買ってみたものです。

鉋台はココナツの木で出来ています。
帰国してすぐに 湿度のせいか大きく割れが入ってしまいました。
鉋台を突き抜けている棒を持ち、
人差し指と親指で台を固定して押し削ります。
(手前に引いて削るのは本当に日本だけでしょうか?)
チークの様なカタイ木を削るせいか 刃には鋼(はがね)が付いていません。
一応 二枚刃です。
刃の出し具合は小さな鉄の棒で微調整しています。

当時、日本の鉋なんて持った事も無かった私は
鉋ってこんなものかと思っていました



数年前までインドネシア製、中国製、韓国製、と言うと
家具の世界に限らず粗悪な品質の代表みたいなイメージがありました。
しかし インドネシアの工房村で私が見て来た職人さん達は
このような鉋1つで 3000ミリ×900ミリくらいの大きな板を
数人で横削りする所から初めて
最終的にステンレス製の定規がピッッタリ隙間無くあたるくらいまで
正確に平にしてしまいます。
その間 鉋以外の道具は使いません。

同じアジアの人間として頼もしくもあり、危機感を感じる所でもありました。
そして私達はもっと、広い視野でグローバルに世界を見ながら
同時にこのようなローカルにも目を向ける事が必要なんだと
痛感した出来事でした。


長台鉋で横削りしてます。