goo blog サービス終了のお知らせ 

■□ CANVAS F20 □■

サワノのお気に入りだけで構成するブログ

マスキングテープ

2008-04-26 | デザイン・アート・クラフト
大学受験突破の小道具として知ったマスキングテープ。
この色彩構成の色塗りの際に欠かせない万能アイテムは
もともとは工業塗装で他の部分に色がつかない様にする養生用だったんですね。
当時の私は「画材」の部類だと思ってました。
その後 木工でも塗装の際に使ったりしました。
会社でも水色や黄緑色を使っています。

それがこんなカワイイモノになるとは思いもしなかった!




私が見つけたのは倉敷のカモ井加工紙株式会社の方眼柄ですが
高山で再会した友人が偶然にもドット柄マスキングテープをくれました
コレやばい。
たくさん揃っていると更にかわいいんだろうな....と思うとキケンです。
また 使い方もままならないのに集めたい予感
仕事で使うせいかカラフルでも無地にはあまり反応しないけど
もっといろんな柄がでると楽しいなぁ



アート&クラフトフェア

2007-04-30 | デザイン・アート・クラフト
日本平で行われたアート&クラフトフェアに行ってきました!
写真は日本平より 高さ日本一を誇る富士山と我が町清水を臨む、の図。
デジカメ忘れました。写真小さくてゴメンナサイ。

下の写真↓が会場となった万俵家のお庭。
....じゃなくて日本平ホテルのお庭です。
そう、終わってしまいましたがキムタク主演の「華麗なる☆族」では
万俵家のお庭として使われていました。
トップの写真はドラマで見た眺めと変わらないハズ。
この眺めから富士山を消して鉄鋼工場を建てたんですねー。
こういう所を探してくるんですから ロケハンはスゴイです。
 



それはさておき クラフトフェア会場の様子。
お庭は広いのですがテントの集まっている会場はコミコミでした。
お目当ての作家さんが一件、今年は出展していない様で残念!
 

去年も出展していた陶芸作家さんのブースを見つけました。
かわいいボタンにやられて今年もGet!
こんなに小さいボタンの中にも 作家さんの作風がちゃんと出ています。
いいです。
かなりいいです。

ちなみに去年の戦利品はコチラ→「ボタン」

こぉんなボタンも買ってみました。
自分の中でボタンブームが冷めません。まだまだ続きそうデス。
でもこんなに集めて何にするんだろう、私。




コレ↓、なんだろ?一輪挿し?
ハンパモノのコーナーにあってヒトメボレ。
ホント、何にするんだろう、私....。


何にするかは分からないまま、とっても楽しい時間を過ごせましたー。
厳しい審査を勝ち抜いた作家さん達には
毎年たくさんの「作りたくなる衝動」をもらっています。
この様なイベントが近所で行われていることに感謝。
来年もまた行けるといいな




ルーシー・リー

2007-01-23 | デザイン・アート・クラフト
ルーシー・リー(1902~1995)。
昨年末に 街なかでこの展示会のポスターを見るまで
私はこの女性陶芸家を知りませんでした。
しかしなんとバーナード・リーチ、ハンス・コパーとともに
イギリス近代陶芸の三巨匠と言われ その世界では神様のようなヒト! 
ヨーロッパやアメリカは勿論、日本でも人気が高いそうです。
...お恥ずかしい限りです



ポスターを見て私がイメージしたのは、
この陶芸家は女性らしい繊細な 気品に満ちた作品を作る ということ。
陶芸界の中においてはまだ若く(推定40代後半くらいの)今風の美人で
バリバリ仕事をこなして生きるこの業界の注目株...、そんな感じでした。
...ところがその後ネットで調べてみると 
彼女に対する印象は 全く裏切られてしまいました。
写真に写る彼女は ちょこん とした品の良さそうなおばあちゃん。
そう、すでにおばあちゃんでした。

1902年オーストリアに生まれ、1922年ウィーン工業美術学校入学。
この頃のオーストリアではウィーン分離派、ウィーン工房が活躍し
ヨーゼフ・ホフマン等 工房のメンバーが工業美術学校で教鞭を執っています。
ウィーン工房とは密接な結びつきがありました。
その後ホフマンの後押しもあってウィーンに工房を構えたルーシー・リーは
テーブルウェアなどを製作しミラノ・トリエンナーレや
ブリュッセル、パリ万国博覧会で入選を重ね
モダンな作風の陶芸家として頭角を現します。

1938年、ナチスによってオーストリアが占領され 迫害を逃れて渡英。 
食べていく為にガラス工房でボタン製作に関わりました。
ロンドンのファッションデザイナーの細かい色の注文に
見事な釉薬の色彩の表現で対応していった様です。
そして終戦後、本格的に陶芸活動を開始。

バーナード・リーチとの出会いは渡英間もない1939年。
リーチは柳宗悦、濱田庄司と親交が深く
それまで個人の手による陶器は認識されていなかったイギリスの陶芸に
「生活用品を作る」ことだけでなく
「自己表現の手段」という考えを確立させています。
ルーシー・リーもまた、1940年から1950年代のイギリスで
それまでとは違う軽量で薄い器作りを確立させて
ロクロに向かい続けた作家人生の中に二度と同じ作品は無いという
実験的な製作を繰り返していきました。




2002年には日本でも生誕100年を記念した回顧展が数カ所で行われていました。
現代作家の手による作品の様な器たちは
主に1960~1970年代にかけて創作されたモノ。
美しいモノとは これ程までに色褪せないんですね。

年末年始のバタバタの中で彼女に対する意識が次第に薄れて 
展示会場に足を運ぶことも「ま、いいか」なんて思い始めた頃、
ある方から「もう行きましたか?」というメールを頂き
これはキッカケを下さったのだと思い直し
今日、初めて彼女の作品を見てきました。
繊細で気品に満ちた作品だという最初の印象は変わりませんでした。
誰かの作品を見てココロがふるえる感覚を
久し振りに味わって来ました素晴らしい展示会でした。


写真は展示会図録より。





新作発表

2006-11-03 | デザイン・アート・クラフト
ご無沙汰してしまいました。
ブログ、決して止めたわけではありませんので
これからもどうぞよろしくお願いします。



ずっと出来なかったフェルト作品(と、言えるのか?)の新作発表です。
上の写真はフェルトうさぎ。
身長が4~5センチとかなり小さめですが ちゃぁんとしっぽ有りです♪
右のコを 普段からお世話になっている友人に贈ったら 
なんと大量の羊毛になって返ってきました、ありがとう♪
命名してくれるそうなので ぐっとくる名前を期待してます 笑。
頂いた羊毛を使ってまたいろんなカタチに挑戦するぞ!






こちらは以前もこのブログに載せた靴の、2006年 秋冬コレクション。
右の白い靴を 友人の出産祝いに、と、ほんの気持ちとして贈ったら
これがまた立派なお返しが返ってきてしまいました、ごめんよぉ。
でもありがとう♪

喜んでもらえる事が次へつながる活力です




クラフト三昧。

2006-09-15 | デザイン・アート・クラフト
ここの所、クラフトに触れる機会が続いています。
人の気持ちのこもったモノ達に触れると 創作意欲が刺激されるー!!


8月末に日本橋高島屋のクラフト展に連れて行ってもらいました。
とても華奢な女性がガラス作品を出展していてお話を聞ける機会がありました。
↓思わず購入してしまった彼女の作品。

ガラスがラムネ色をしているワケは 再生ガラスだからだそうです。
話していてちょっとびっくりしたのは
「拾ったり貰ったりするから 材料費がタダなの」とか!
本当??
普段、線と面でモノを作っている私は
この曲線の女性らしい優しさが妙に気になって羨ましくもあります。



それから9月の2週目に東京ビックサイトで行われた「ギフトショー」へ。
初めての参加でした
広過ぎる会場である事は知っていましたが、
それがほとんど気にならないくらい楽しかったです。
見渡す限りセンスのいい雑貨屋さんがある感じ!←見渡す限りって言い過ぎ?
商品力と、それを見せるディスプレイの完成度の高さに感激してしまった...。
また行きたいです。

...こんな写真しか撮れなかった...、どこ?って感じ??



同じく9月の2週目に愛知県瀬戸市の「せともの祭り」。
言わずと知れた瀬戸物の産地です。
業務用や普段使いの瀬戸物に混じって 作家さんも多く出展していました。
購入したものは全てヒトメボレ!
すっごぉくカワイイ♪♪

↓うさぎ             そして↓三匹のこぶたボタン


とても淡い色の ソバチョコ型のカップ。
上手く写真が撮れない...キレイな色なのにー。




そして次回、新作発表しまーーす
乞うご期待!




靴屋 始めました。

2006-05-21 | デザイン・アート・クラフト
以前、大好きな陶芸作家さんのギャラリーで行われた
「羊毛から作るルームシューズ」のワークショップに参加しました。
その時は自分の足のサイズに合わせた
ルームシューズを制作しましたが
今回、友達の生まれたばかりの赤ちゃんや子供たちの
カワイイ笑顔を思い浮かべながら
ちいさなちいさなベビーシューズを作ってみました





ボタン

2006-05-04 | デザイン・アート・クラフト
気になるアイテムのひとつに「ボタン」があります。
上の写真は、
先月の日本平アート・クラフトフェアでゲットしたボタンたち。
焼き物で出来ています。
ほんわかした雰囲気が漂っていて、見ているだけで和んでしまいます。

最近、立ち寄った本屋さんで「ボタン938」という
何やらマニアックな本を衝動買いしました。
(六耀社 小坂直子著 ¥1800)
938個のアンティークボタンが 
写真集の様にキレイな写真で紹介されています。



「ボタン」はポルトガル語で、「花のつぼみ」が語源だそうです。
ボタンという言葉は、日本では江戸時代に使われ始め
「釦」という漢字があります。

しかしヨーロッパでの歴史は数千年に及びます。 
衣服の合わせ目を留める為に 動物の骨や角を素材に作られ始め、
古代においては権力の象徴、
近代では権力から解放され 金、銀、水晶、大理石、貝、
エナメル、刺繍、珊瑚などを素材にした装飾へと変化していきます。


ちょっとマニアックな本がたくさん本屋さんに並んでいて
今回手に取った「ボタン」は衝動買いではあるけれど、
その歴史を調べてみたりして。
こういうコトが楽しいですよね




CHOICE

2006-04-23 | デザイン・アート・クラフト
子供の頃から ずっと身近にいたお菓子を考える時、
森永のビスケットははずせないシリーズです。
中でも大好きなのはバターたっぷりの
「ムーンライト」と「チョイス」

写真は松本のクラフトフェアで購入した
セラミックの「チョイス」(左)と
本物の「チョイス」(右)。
きっとチョイスを愛してやまない陶芸作家さんなのでしょう。
本物よりもチョイスっぽい。
この方の蕎麦猪口みたいな器も買ってしまいました。

ここ静岡でもクラフトフェアが行われます。
松本に出展している方も良く見掛けます。
今年はどんなお気に入りが待っているのか、
今から楽しみです。


詳しくはコチラをチェック→日本平アート・クラフトフェア




四角いカップ

2006-01-22 | デザイン・アート・クラフト
仕事としての「デザイン 木工 家具」以外でも
基本的にモノを作るは大好き。
自然素材も人工的な素材も 
アタマを使わずに 自分の手で確かめてカタチにしていく瞬間は
神経がとぎすまされて まわりの雑音も聞こえなくなる。



例え使いにくくても(笑)
誰も持っていない様な、誰も知らない様な、
斬新で シンプルで 存在感のある
そんなモノが大好きな私の作った四角いカップ。

これがまた。
重くて 分厚くて 使えないんだよねー。