■□ CANVAS F20 □■

サワノのお気に入りだけで構成するブログ

練習の成果

2010-06-12 | デザイン・アート・クラフト
本日、ワックスを使ったシルバーアクセサリー作りに行ってきました!!
コレだけは何が何でも行きたかった。
果たして昨日の練習の成果が出せるのか?
朝から気になって仕方ありません。



....っと、その前にもちろん!ハラゴシラエ
新静岡駅の近くのトラットリアにて↓ベーコンとアスパラのスパゲティ。



すごく美味しかった
最初に出された9種類の前菜も(トップの写真)とてもキレイ
少しずつたくさん食べたい女心をガッチリつかんでいました。
色合いが可愛らしいパンも一風変わっていてレモンとニンジンの味(2枚目の写真)。
デザートはアイスくらいだろうと思っていたのに↓



「少しですけど」とチョコレートケーキ&フルーツ。
フルーツには なんとライチが!
あーシアワセ満足!

ランチするだけだし1時間も掛からないつもりが 余裕でゆったり1時間 滞在。
リラックスしてモノ作りに向き合うには打ってつけのお店でした。





さて、本題です。

日頃 シルバーアクセ作りなんてほとんど興味もありませんが
何故 私が今日の参加を決めたかと申しますと
数年前に生まれて初めて宝石を購入した静岡の宝石店の老舗
安心堂さんの主催だったからです。

アクセサリーですらあまり興味がないのに
宝石ときたらもう別世界の様な敷居の高さでしたが
展示会に行ってみるとこれがまた従来のイメージを覆してくれて興味深い。
リングの台にダイヤが付いているだけがジュエリーではないのです。
2WAYで楽しめる動きのあるジュエリーなんかを見せてもらいながら
自分の知らないジャンルのモノを見ておく大切さを痛感しました。



その時 担当して下さったAさんは 宝石の売り込みらしき話は一切せず
私の生年月日から何やら複雑な計算をして
「動物に例えるならトラだね」
「こんな顔してるけど(って、どんな顔ですかね?)シンが強い」
「感情の幅が広くて」「情にもろい」
「常に先を読みながら人の話を聞き、話をする時は 結論から話し始める」と分析しながら
私に鞄からお財布を出させてしまった営業のプロフェッショナルです。

その営業のAさんが主催した今回のワークショップ。
他にジュエリーのリペア・リフォームを担当して40年の安心堂工房の技術さん、
デザイナーさんが参加者の制作を強力にバックアップして下さいました。

↓まず、これが今回の素材。シート状のワックスです。



ワックス、初めて触りました。
製作中に手の温度でやわらかくなるのが 慣れないせいか難しかった。
これで作ったモノを入れ物に入れて石膏でカタ取りし
ワックスを溶かした隙間にシルバーを流し込んで鋳造するというワケ。
大学の授業で作った石膏の「6個のたまご」の課題を思い出します。
やわらかくなったワックスに指紋を残すと
見事に指紋入りのシルバーアクセサリーが出来上がると聞いて
↓やや緊張しながら加工しました(笑)



ワックスの良さは手で自由な曲面が得られること。
表面のテクスチャー加工もしやすく
火でさっとあぶると溶けだした感じがまたすごくいい。
葉っぱやバラの花なんかを作るといいですよ。

そんな有り難いプロのご指導を一切 無視し独自の路線を突っ走る私。
実際にこのワックスが銀になると10倍の重さになるそうです。
ちなみにプラチナなら15倍、金なら20倍なんだとか。
これじゃ重くなるよ?と言われながらもそこを何とか強引にお願いする。
根負けしてくださった技術さんが
「....じゃぁやってみましょうか」と、
石膏を流し込んだ際の重さに耐える様
部分部分をくっ付けてカタチを安定させ強度を出してくれました↓



あーなるほど、プロってこういうことだ。
カタチから強度を出していくのは 木工も同じ。

鋳造は東京の専門の業者さんに依頼するそうです。
そのため手元に届くのは7月の中頃になるらしい。

すごくすごく楽しみデス




最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
楽しみですね。 (ユキノ)
2010-07-09 23:44:46
出来上がり!
今は引っ越しちゃったので行ってないんですが
去年まで彫金教室に通ってました。
シートワックス、くっつけるつもりがいつも溶かしすぎてしまう私…。

いや、今「耳をすませば」をテレビで見ていて、
あの素敵なお返事が読みたくなってきてみました。
おひさしぶりです。
返信する
コメントありがとう! (サワノ)
2010-07-11 22:04:41
ユキノさん ご無沙汰してます。
コメントありがとう。
返信おそくなりました。
このシルバーアクセはもう手元に届いているのです。が、
時間がなくてまだUP出来ていません....。
また覗いてみてね!

その「耳をすませば」、札幌で観てました。
夢に向かう一直線な姿勢、そのヨコで感じる焦りや不安、
今だってそんな時がある私。
「あの頃の未来」に、私達は今 立っているのかな?
いろんなことを思って観てました
返信する