心の敷石

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脂肪を摂ればやせられる…②

2009年06月10日 | ダイエット

昨日の続きです。J・フィネガン著「危険な油が病気を起こしてる」から・・

 
第10章 脂肪を摂ればやせられる

●肥満もやせすぎも原因は一緒

体重をコントロールするには、五つの主に生理学上の要素のことを知らなければ
ならない。そしてこれは体重が超過している人にも不足な人にも同じことなのだ。

1、栄養の代謝
2、食事
3、栄養の摂り方
4、運動
5、病気

代謝が上手くいかないことが、肥満や、もしくは逆の体重不足の主な原因になって
いることが多い。しかしこれは正しい食事、栄養、運動、体重に影響を与える病気を
治すことなどによって正すことが可能である。

好きなだけ食べても少しも太らないという人がいるのは誰でも知っているだろう。
このとこからわかるように、肥満になるのはその背景に代謝の異常があるという
ことは明白だ。

現在、大流行なのがカロリーを減らしてやせるというやり方だが、控えめに脂肪を
摂るのはもちろん役に立つ。きつい労働、旅行などで食事を取るのが難しいといった
時には、このようなやり方で摂る脂肪が、余分に必要になるエネルギーを供給して
やるからだ。

また、多少余分に摂る脂肪は血糖値を安定させ、体を温め、体内の諸器官が障害を
受けにくくしてくれる。とはいってもひどい肥満は健康を害し、心臓病・高血圧・
高コレステロール症・甲状腺機能の低下・関節炎・ガン・糖尿病・便秘・静脈瘤・
カンジタ症・食欲不振・貧血・慢性疲労・PMSといったさまざまな病気や不快な
症状を起こす一因になる。

多くの人は、減量に役立つ健全な食事と運動プログラムが体のエネルギーを向上
させたり、肥満と関係する健康上のトラブルを軽快させてくれるという事を経験上
知っている。

多くのダイエット法は、体重を減らすために全ての脂肪をカットせよとしている。
ある種の脂肪を制限することは大いに勧めていい事だが、全ての脂肪を排除しては
栄養欠乏や健康上の深刻な問題を生む可能性がある。

何百万、否、それ以上の人々、とくに多くの女性には不可欠な脂肪まで排除すると
いった考えの浅い計画によって、知らず知らずのうちに深刻な健康上の問題を自ら
造り出している。

同じように、何百万の胎児たちが母親のオメガー3の脂肪酸の欠乏、精製油を使う
ことによるトランス脂肪やフリーラジカルその他の有害物質の影響を受けて十分に
発達しない脳、不健全な神経や免疫の機能を一生背負わされているという運命に
さらされている。

食事から排除されなければならない脂肪とは一般に市販されているマーガリン・
ショートニング・サラダ油・料理用の油・加工食品などの化学的に変化を受けた
脂肪である。この種の脂肪の有害な影響については今まで繰り返し述べてきた。

動物性脂肪の摂取を減らすことも大切である。肉なら脂肪の少ないところを選んで
食べる、鶏肉は皮をむく、食事に魚、特にサケ、マグロ、マスその他オメガー3と
オメガー6の必須脂肪酸の多い食事を取り入れるということが必要である。

このような必須脂肪酸はその他の脂肪を適切に代謝させるためにも、動脈に血栓が
出来るのを防ぐのにも効果大なのである。



※脂肪を摂ればやせられるー③に続く/font>

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