今朝は気温も上がっていい天気。
日中は部屋の窓を開けて風を通しても寒くはないくらい。
一昨日、キャン友さんのジルにリン酸鉄リチウムバッテリーの400Ahのものを設置した。
今日もまた午後から、設置したバッテリーにBMSを取付けて使えるように組み上げる。
ボクの部屋が作業場に早変わり。
このBMSは120Aなので150Aの半分くらいの大きさ。
公称120Aだが、実際のカットオフ電流は130A以上流れるとBMSが遮断する。
BMSを以前作った280Aのリチウムにつないでテストを行い動作がOKなのを確認した。
BMSの両端に22SQの圧着端子を取付け。
バッテリーからの取出しはアルミ板を加工するが、こんな細々したものに意外に時間が掛かる。
今回はBMSの電圧取出しは銅のバスバーに穴を開けてビス止めした。
BMSは短絡防止のために、適当なベニヤ板に両面テープで固定した。
今後オーナーさんがアクリル板で見栄えよく加工するので、それまでの間に合わせ。
一通り動作チェックを行って問題のない事を確認。
ついでに電子レンジも動かして、電流を見たら100A程度でこれもOK。
セルのバラツキも問題なし。
このままエンジンを掛けて充電電流をみたら40A程度。
暫くしてから少し下がって36A程度になったが、もう少し電圧が上がるとまだ下がる。
出来れば60A程度の昇圧型の走行充電器を取付けるのが良さそう。
BMSの設定はバッテリーの容量を書き直したくらいにした。
これから満充電になる過程を経験してから、BMSの設定を少し下げればいい。
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嬉しさのあまり、帰りはお泊りしてきました。
これで連泊での電力不足も解消かな。
運用しながらBMSの設定、走行充電など充実させていきたいです。
この手のものは今までにも何件か容量不足で問合せがありましたが、小さなBMSしか付いておらず、スマートBMSに交換してうまく動くようになりました。
内部が見れれば大体が分かりますよ。
RENOGY製が安くなりましたから、これを取付けている方も多いですよ。
まだ現用の鉛バッテリーが使えるのなら、それが駄目になりそうになって考えてもよさそうです。
そのまま帰られたかと思っていましたが、途中でP泊したんですね。
鉛バッテリーからリチウムに取替えただけですから、その状態でしばらく使ってみることをおススメします。
色々言い忘れたことがありますが、ボトロニックの残量計をあまり信用しないでください。
一般的な使い方はバッテリー電圧が13.0~13.6Vくらいです。
12.0V以下になるとBMSが放電をカットします。
ソーラーパネルは接続しても構いませんが、充電時にカットオフ電圧に達すると入力は遮断されますが、出力電圧は出ています。
チャーコンが壊れることはないと思いますが、全く充電されなくなるのでエラー表示になると思います。
チャーコンの充電停止電圧の設定を下げればOKです。
走行充電のブレーカーを入れたままエンジンを掛けると、ディレイが働いてないのでリチウムからメインに逆流すると思います。
その場合、瞬間的に200Aくらい逆流するかもしれません。
BMSは130Aでカットされますから、スマホを見て確認したらいいと思います。