60A走行充電器の製作 その7

台風24号は列島各地に痛い爪痕を残して行った。

しかし、すぐ後に新たな台風25号が発生して24号と同じような軌跡を進みそうだ。

こっちへ来るなと言いたいがそれも難しそう。

 

さて今日は60A走行充電器を机上でテストと調整を行う。

下はテスト風景だが、テストに使用する機器は、40Aの電源、正確なデジタルテスター、電子負荷を使用する。

電源を入れる前に、配線に間違いがないかをチェックする。

 

 

配線のチェックが終わったら、電源を入れて各々のユニットの出力電圧の調整を行う。

調整は、必ず一つづつ行い、他のユニットは電源を切っておく。

 

 

電圧の調整は、小数点2桁まで合わせるくらいのシビアさが必要。

アナログテスターは精度的に使い物にならないので不可。

 

 

ユニットごと調整する為にスイッチを付けた。

 

電子負荷で、各ユニットの動作状況をチェックして問題ない事を確認。

さらに3つのユニットを動作させて電流バランスをチェック。

取りあえず、各ユニットの電流制限を10Aに調整して小電力でのバランスを見た。

電子負荷に出力電流を消費させて各ユニットのバランス度をチェックしたが、3.3、3.7、3.0Aだった。

各ユニットの出力電圧を揃えても出力電流はこのようにバラつく。

負荷を掛けると、だんだんバラつきは少なくなるので、この時点でこれくらいの差だったら問題ない。

大きくバラつく場合は、電圧調整のバラつきによる場合がほとんどなので再度電圧調整を行う。

 

 

ここまで来れば、後はキャンカーに載せて細かい調整を行おう。

 

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