この画像はドメティックの冷蔵庫ですが、記事とは関係ありません。
今日は、ジルの冷蔵庫の掃除を行った。
掃除と言っても冷蔵庫庫内ではなく、裏側。
車載冷蔵庫は、冷やす為の熱交換に外気を利用している。
今日は、そんなジルの冷蔵庫を少しでも効率よくする快適化の紹介だ。
冷蔵庫の裏側は、外部に面して上下にガラリが付いている。
ガラリには樹脂のカバーが付属するが、冷蔵庫を運用中でもカバーをしているのを
見かけるが通常は取去ったほうが効率的だ。画像はカバーを取ったもの。
カバーをするのは、台風や真冬の強風時や洗車時に限定したほうがいい。
ガラリのすぐ裏には、冷蔵庫内の熱を吸収したガスを冷やす熱交換器がある。
細いパイプに針金が沢山ついて吸収した熱を効率良く放散する構造だ。
上側のガラリを取ると、開口部の下側に少し見える。
下のガラリから入った空気は、熱交換されて温まる。
(下のガラリを撤去して撮影。放熱板が見える。)
温まった空気は軽いので、上のガラリから抜ける構造だ。
ところが空気の密度の違いを利用したゆっくりとした換気なので、季節や車の方向によっては
効率的な換気が出来なくて電気ばかり食って思うように冷蔵庫が冷えないということになる。
家庭用の冷蔵庫と違って上部も閉鎖状態で、車の向きによっては、ガラリに太陽が照り付ける場合もある。
その為に僕は、上部のガラリにDC12V 0.2AのPCファンを取付けて外に排気する。
要は、自然換気から強制換気に変えた。
こんなファンを一つ付けるだけで換気能力は大幅にアップする。
ガラリの裏面は虫避けの網が張られているが、網が有ると排気効率が極端に下がるので
ファン部分は取去った。
冷蔵庫が稼働するときにはファンは常時動いていて構わないが、表のパネルにスイッチを取付けた。
このファンの取付けはよく行われる快適化で、一部の販売店などでも実施しているとの話を聞く。
キャンカーで一番電気食いの冷蔵庫だ。少しでも効率を上げて電気消費量を減らしたいものだ。
冷蔵庫の室内側上部もメインスイッチの横はガラリになっている。
冬に冷たい風が吹き込むので潰したという話をときに聞くが、換気扇や天井ファンを使ったときの
空気取入れ口となるので、その場合は外のガラリにカバーしたほうがいいと思う。
(カバーをしても、ガラリの下から2段目までは開いている。)
次回は、冷蔵庫内部にファン取付け。
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