ジルとうなぎの 風に吹かれて気ままにキャンプ

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世の中と逆行してLPGボンベを設置した !!

2017-10-04 |  快適化(外回り) 


僕のジル520には、2kgのLPGボンベが積まれている。
FFヒーターは軽油だし、冷蔵庫はDC12Vの電気だ。
食事でガスレンジを使うだけなら、一人旅では1.5ヵ月くらいもつ。
二人旅では1ヵ月くらいだが、ボンベを2本積んでも2~3ヵ月だ。
昨年の北海道の長旅では、ボンベを2本使って、さらにカセットガスに切り替えた。
しかしカセットガス供給機からガス漏れが発生し、信頼性に疑問を持った。 
カセットガス供給器のガス漏れ記事はこちら

今回、これまでの不便さや、これからの事を考えて8kgのLPGボンベを増設した。

 

LPGボンベを増設した理由

① 長旅では2kgボンベ2本では足りない
② 源流釣行でへんぴな場所に行った時にシャワーを使いたい
③ 旅先でガスの充てんは難しい。
④ 2kgのLPGボンベのガス入れは、量が少ないのに煩雑
     (ガス屋まで持込んで、後日引取り)
⑤ カセットガス供給機の信頼性に疑問。→ 居住空間には絶対に置きたくない
⑥ 冬にカセットガスを使う時は、イソブタン入りが必要
⑦ カセットガスは容量が小さいので入替え頻度が高い
     寒い朝、雨天の入れ替えはイヤ。 

対策として、LPGボンベの大きいものを設置すればいい。
長期の旅でどれくらいあれば足りるか。 
一人旅 1.5kg/月 × 5ヵ月 = 7.5kg → 8kg

8kgボンベ1本あれば1人で5か月間の長旅でも旅先で切れることはないだろう。
源流釣行でも、水さえあればシャワーが使える。わざわざ入浴施設を探さなくてもいい。
さらに日本国内では高圧ガス保安法で、一般自動車でのLPGボンベの移動は、8kg容器2本以下とされている。
これ以上の量を工事車両などで移動する場合は、車上に警戒標を掲示しなければいけない。

8kg LPGボンベ1本増設で決まり
さて、ボンベの設置場所をどこにするか。
ボンベの大きさ 8kg   直径 274.6  × 高さ 528 重量 10.2kg
ボンベ置き場は、室内は不可外部に開放された空間が必要

後ろのバッゲージルームに置くのは、高さ的に無理だし密閉空間になる。
結局、バッゲージルームの床を四角に撤去して、下の荷物入れとつないだ。 


下の荷物入れの上部は3面が35mmくらいの隙間があって開放されいる。
底に水抜き穴が開いていて、ガスが溜まるのも防げる

僕はここに発電機の燃料タンクも半固定している。
ここだと、ガソリンのベーパーも外部に逃げる。

下の荷物入れにボンベが動かないように固定する受けを設置し、バッゲージルームにも固定の枠をはめた。
固定枠はボンベのプロテクタにキッチリはまる大きさにするが、ガスが漏れても下部に移動できるように隙間を確保した。

 
既設の配管は、何もいじらず、差替えれば使えるようにした。
ただし、圧力調整器は共用とする。
配管は、NJYでガス配管用鋼管とニップルを入手した。
屋内の配管には一部にゴム管を使用している。

バッゲージルーム内のボンベ固定用のフタ。
裏側は、動かないようにツメを取付け。

既設のボンベ室まで配管を伸ばして、ソケットでつなぐ。
8kgボンベが切れたら2kgにレギュレーターを移設して2kgのガスに付け替える。

昨年末に工事して、普段は8kgボンベを使っている。煩雑さとはおさらばして、ボイラーの稼働頻度も高い。今年、北海道に2ヵ月間行ったが、ガスの交換もなく快適な生活となった。 

こんな使い方をするのはごく少数だと思うが、旅だけでなく源流釣行やへんぴな場所での磯釣り生活には大変有用だ。最後に、ガス配管施工には液化ガス石油士の資格が必要だが、今回は自己責任で実施した。

 

毎度のご訪問ありがとうございます。
今回も読みにくい文章でごめんなさい。
次回はがんばります。
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参考
カセットガス供給機を室外に設置するときは、カセットボンベは成分のブタンガスの特性により、中の液化ガスの温度が10℃を下回ると気化しにくくなり、5℃以下になりますと、ほとんど気化しなくなる。
そんなときにはイソブタン入りのカセットガスを使うが、イソブタン入りでも目安としては、5℃を下回ると気化しにくくなり、0℃以下になると使えない。
ちなみに
ブタン   沸点マイナス 0.5度
イソブタン 沸点マイナス11.7度
プロパン  沸点マイナス42  度

コメント (5)
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