日々是サンゴ礁

普段の生活の中でサンゴ礁保全ができるような話題を綴ってみたいと思います

箱根、丹沢、富士山、伊豆半島におけるニホンジカ対策の現状(2/13@入生田)

2016-02-12 23:21:06 | 生物多様性
野生生物保護MLより転載します。

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公開シンポジウム
箱根、丹沢、富士山、伊豆半島におけるニホンジカ対策の現状

【シンポジウム趣旨】
 近年、日本全国で増えたシカよる森林被害等が問題になっています。神奈川県の箱根地域では過去100年ほどの間、シカが確認されていませんでしたが1990年代に入って目撃が相次ぎ、近年は植生への影響も報告されるようになりました。
 DNAによる分析から箱根地域のシカは伊豆半島地域と富士山・丹沢地域の地域個体群由来であることが分かりました。また箱根地域は多くの住民が生活し、観光客も多く訪れる場所です。
 そのため箱根地域におけるシカ対策は、人の生活圏の近くで、周辺地域と対策を連携しながら進める必要があります。
 箱根地域のシカ対策では、自然環境の保全と人の生活、人の生活と野生動物管理の難しさといった課題が絡み合っています。その絡みを少しずつ解きほぐすよう、パネリストに話題を提供して頂き、参加者全員で討論をしたいと思っています。是非、シカ問題、野生動物保護管理に関心がある方々に参加して頂きたいと思います。

【日 時】
2016年2月13日(土)13:00~16:20

【会 場】
神奈川県立生命の星・地球博物館
住所:250-0031 神奈川県小田原市入生田499
電話:0465-21-1515
箱根登山鉄道「入生田」駅から徒歩3分です。

【参加費】
無料

【申込み】
不要(大きなシアターで開催します。出入り自由です。)

【プログラム】
◇シカ問題の現状
話題提供
■全国のシカの現状と対策
鳥獣保護管理プランナー 羽澄俊裕氏

■丹沢山地のシカの現状と対策
神奈川県自然環境保全センター 山根正伸氏

■富士山南麓と伊豆半島地域のシカの現状と対策
静岡県農林技術研究所 森林・林業研究センター 大橋正孝氏

■箱根地域のシカの現状と対策
神奈川県立生命の星・地球博物館 勝山輝男氏

◇総合討論
■箱根、丹沢、富士山、伊豆半島における広域連携のあり方
■近隣地域の経験を踏まえた箱根におけるシカ対策のあり方

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