日々是サンゴ礁

普段の生活の中でサンゴ礁保全ができるような話題を綴ってみたいと思います

サンゴ骨格を使った染め物作り 盛況でした

2010-07-24 20:28:57 | コーラル・ネットワーク
今日はコーラル・ネットワークの会員勉強会プロジェクトが主催する『2010年第3回コーラル・ネットワーク会員勉強会「サンゴと遊ぼう!サンゴ骨格の染め物に挑戦!」』に子供と一緒に参加してきました。

私もプロジェクトメンバーなのですが、今回は午前中に子供の学校の行事があったので、準備をメンバーにお任せして、時間内だけスタッフをしてきました。

今回は家族連れの参加が私を含めて4組ありました。子供は全員小学生だったので、プログラムの最初に、今回の講師の渡辺みっちーさんが2008年の国際サンゴ礁年の時に作成されたサンゴ礁紙芝居「さんごろうの大冒険」を上演しました。

約2年振りに見たのですが、軽妙なみっちーさんの口上が楽しい絵とぴったり合っていて、大人も楽しめました。

それから、さんごじゃんけんでサンゴの骨格をじっくりと観てもらい、いろいろなサンゴがあることを知っていただきました。

休憩を挟んで、いよいよサンゴ骨格と布クレヨンを使った染物作りのスタートです。まずは講師の小林さんが作り方を説明しました。その後、参加者各自で、まずは白いさらしで試し染めをして、その後エコバッグ、ティッシュケース、Tシャツ、などなど、好きなものを染めていただきました。

大人は教えられたようにサンゴの骨格を使って多重円や海に関係するものを綺麗にデザインしていましたが、子供の発想はそれとは違って面白かったです。例えば、犬・猫・花などの海の中にいない生き物、惑星など海と全く関係ないものをデザインしたり、布に絵を描く中のごく一部にサンゴの模様を使うだけなど、大人ではなかなかできないことをやってました。これには関心することしきりでした。

参加者の皆さんが慣れてきて時間が空いてきたので、スタッフも交代で染物作りをしました。私はきんちゃくに「メガネモチノウオ」を染めてみました。

うろこ模様や鰭など、すべて1つのサンゴ骨格の模様を使っています。割と雰囲気が出せたのではないかと思っています。

最後に再びみっちーさんが、地球温暖化などのサンゴ礁に迫る危機について、そしてそれに対して自分たちが普段できることとして「Everyday Actions」を紹介しました。

終了後、参加者の皆さんから「楽しかった」という声を沢山いただきました。皆さんにサンゴ礁のことを知り、保全について考えていただくきっかけになったのではないかと思います。

参加者およびスタッフの皆様、どうも有難うございました。


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