今日は クーさんの命日です。
自分でいうのもなんですが かーちゃんはクーさんにとても愛されていたと思います。
時にはダンナのように 時にはお父さんのように 時にはこどものように かな。
ある年の師走。
お友達と忘年会をして ひさーーーしぶりに深夜に帰宅した時のこと。
とーちゃんに「先に寝てていいから」と言い クーさんにも同じように言って出かけたのに。
玄関ドアの鍵を開け 真っ暗なホールの灯りをつけたら。
そこに怒った顔のクーさんが 姿勢正しく座っておった。猫は猫背のはずなのに? しゃきーーんとな(笑)
「こんな遅くまで どこほっついてた~~!!」とばかりに 一声 にゃあー
「ええーっ? 忘年会だって言ったじゃーーん」
とにかく 寒いからお風呂に入ってくるよぉ 速攻で入ってくるからぁ と言い。
本当にハイスピードでお風呂からでると またそこに。
怒った顔のクーさんが 姿勢正しく待っておられた ほんとに猫背はいずこに? (笑)
「はよせんかいっ!」とまたまた にゃあーーーーっっ
一緒にお布団にはいったとたん やれやれと思ったのでしょうね。
「ふうっっ」と 大きなため息をつかれたのでした
とーちゃんにクーさんをまかせて 元職場の看護師長さんと1泊温泉旅行に行ったときも。
「ただいまー」ってリビングに入っていったけど クーさんの姿がない
??? と思った瞬間 勢いよくコタツから出てきて
「夜も帰ってこないで どこいってたんだよーーーっ!!」にゃあああああーーーーっ!!
と怒鳴られました
かーちゃんがいないと とっても不安になるらしかったです。
特に夜が ね。
とーちゃんとふたりきりは 安心できなかったらしいです(笑)
信頼してくれてたのねえぇ
とーちゃんのことは どう思ってたのかって?
とーちゃんがうたた寝してると 必ずこうなってたけど?
とーちゃんのことも 愛してくれてたと思いますよ
ゆうらさんのことも ね。
この写真は クーさんが亡くなる5日前の写真です。
いつもは ゆうらさんがクーさんの後を追い くっついていってたのに。
この日は ゆうらさんが寝ているところに クーさんのほうから行って
3時間くらい くっついて寝ていたんですよね。
あら めずらしいわねって思ってたけど・・。
きっと 「兄ちゃんがいなくなっても ちゃんといいコするんだよ」って ささやきに行ったのかもしれないな。
ふたり一緒の写真は これが最後になりました。
クーさん。
みんなに愛をありがとね。
また一緒に暮らす日まで もうすこしミュウさんと待っててね。
みんなを見守っててね。
忘れたくないし。
忘れないよ。