ちーむ☆ものくろ

黒色ダップー犬と飼い主の日々のつぶやき。
ときどき白黒ネコと茶色の犬の話も、ね。

器具の手を借りるということ

2021-12-10 | 犬・猫と暮らして思うこと

ゆうらは今12歳。

今までいろいろな病気になったけど 乗り越えてきました。

我が家に来て半年の頃 

なにかの感染症をもらってしまったらしく 40℃の熱が2日くらい続き

獣医さんも これはまずい と思うくらいの病状でした。

その後も 胃腸障害を起こして高熱が出て 入院を年に1度はしていました。

ここ3年くらいやっとそれがなくなりました。

何度も繰り返しているうちに 私も学習したんだと思います。

発症の予兆とか 発症後のすみやかな対処の仕方とか。

どういう治療をされて どういうふうに改善に向かっていくか。

血液検査の数値の 快方までの流れとか わかるようになったから。

あいかわらず慌てはしますけど(笑) 落ち着けるのが早くなったと思っています。

 

ゆうらは 内臓系の病気だけではありませんでした。

ダックスMIXなので ヘルニアになる可能性もあるよね? と思っていたけれど。

本当にその危機が起きた。

まずは腰痛がなんどか起きました。

これからも起きる可能性大と考え 腰痛やヘルニアの権威の獣医の病院に通うことにしました。

通っていたある日 高熱がでました。この熱はリウマチかもしれないと言われ 検査をしたところ。

リウマチ因子陽性 ステロイド治療に入ったのでした。

 

当時ゆうらは5歳でした。

まだ若く 先は長い。

リウマチだなんて。 

愕然としました。

こういう時って ついネットで色々検索してしまうものです。

良いことはあまり載っていませんでした。

骨が溶けてしまって手足があらぬほうに向いてしまったワンコさんの写真があったり。

ひとつの足ではなくて 両足に症状がでるため 這って歩くしかなかったり

自分では全く歩けないワンコさんもいました。

ゆうらは 前足より後ろ足に問題がありそうでした。

リウマチ前の腰痛もそのせいだったのかも でした。

 

自分で動けなくなったゆうらの介護や 世話をすることはひとつも心配や不安はなく。

いやだなぁと思うこともありませんでした。

きっと大型犬のミュウさんを介護して看取ったこと 

持病があったクーさんを20歳まで生かすことがきた。

そういう経験が 大丈夫って思わせてくれたんだと思っています。

ただ。

悲しかったのは ゆうらが歩けなくなるかもしれない ということ。

散歩が大好きで いつもルンルン歩いているのが できなくなる。

自慢気に 楽しそうにやっている お皿やおもちゃのお片づけもできなくなる。

そういうことを考えると 心がずーーーんと暗くなって 

笑えない日々になってしまいました。

 

でも。

通院しているうちに 気がついたんです。

ヘルニア専門医の病院です。患者のほとんどが足腰に問題があるコです。

今まで私とゆうらの周囲に車いすの犬は皆無でしたけれど。

この病院には車いすの患者がかなりの数 来ていました。

そのコたちを見ていて はっとしたんです。

どのコも悲痛な様子がまったくない。みんなニコニコ顔なんです。

飼い主さんがドアを開けると こんにちは~ って カラカラと車輪の音を弾ませて

入ってくるんです。

私が こんにちはって声かけると さささーって走ってきて こんにちは~ 撫でてくれる? って

ニコニコするんです。

もちろん飼い主さんも笑顔で 悲しさなんて全く感じませんでした。

ふたりとも とってもHappyな様子。

そうなんだね。

もしゆうらの足がだめになっても 車いすに手助けしてもらえばいいんだね。

そうしたら この飼い主さんとワンコさんみたいに

ずっと笑って 楽しく暮らせるんだねって。

教えてもらいました。

前を向くことができるようになったのでした。

 

眼が見えなくなった時 すぐにバンパーを取り入れたのも この時の教えがあったからだと思います。

確かに 車いすやバンパーを着けて歩いていると 冷たい言葉をかけて来る方もいます。

でもほとんどの方が 事情を知ると 偉いね 頑張ってね って暖かく見守ってくれますね。

今までお散歩ですれ違うだけだった方が 器具の話をきっかけに 毎回声かけてくれて

ゆうらを撫でてくれるようになって ゆうらにうれしいことが増えたりしています。

いいことが増えて 見えているときと変わらず 楽しそうです。

 

見た目じゃないんですよね。

大切なことは。

犬たちが自分で歩くことができること。

犬たちが 自分で歩けることが楽しいって思えること なんだと思っています。

 

器具の手を借りるということは 悪いことじゃないですよね。

私はこれからも バンパーに助けてもらうし。

もしゆうらが歩けなくなったら。

車いすに 幸せ 楽しい のお手伝いをしてもらおうと思っています。

 

きっと とーちゃんがカスタマイズしちゃうんだろな

ぜひとも カッコよくお願いしいものです

 

             頑張れ! K子ちゃん ミンちゃん!

        幸せな 楽しい日々って いろんなカタチがあると思うから


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