最前線の子育て論byはやし浩司(2)

子育て最前線で活躍する、お父さん、お母さんのためのBLOG

●マガジン(1-8)2010

2010-01-08 09:03:40 | 日記
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はやし浩司***************

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子育て最前線の育児論byはやし浩司   10年 1月 8日
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選ばれました!

【1】(子育てのこと)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

【2010年】

謹賀新年

明けまして、おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

・・・と書きましたが、実は、この原稿を書いている今日は、12月1日です。
ちょうど1か月前です。

(マガジンの原稿は、だいたい1か月ほど前に書いています。
原稿の枚数が、20~30枚(1枚=40字x36行)になったところで、
配信予約を入れるようにしています。)

ですから今は本当のところ、「今年も、あと1か月」と思いながら、この文章を
書いています。
「あと、1か月」です。

で、この1か月でしたいことが、あります。
新しいパソコンを買うこと。
正月休みは、それをいじって遊ぶ。
「何だ、そんなことか?」と思う人も、いるかもしれません。
しかしそれがけっこう、たいへんな作業なのです。

セキュリィテイの設定や、Raidの設定などなど。
ホームページだけでも、現在、20本ほど、使っています。
それらすべてのIDおよび、パスワードの再設定をしなければなりません。
ほかにも、いろいろあります。
無線LANの設定とか、各種サービスの設定とか、全部で、200~300くらいは、
あります。
考えただけで、気が遠くなります。

今、使っているパソコンで、何も問題はないのですが、それはそれ。
ときどきこう思うことがあります。
「できるだけ長生きして、どんなパソコンが生まれるか、それを見届けたい」と。

私がパソコンにはじめて出会ったのは、私が26、7歳くらいのときです。
コモドール社(アメリカ)から、PET2000というパソコンが発売になりました。
それを手に入れました。
当時の値段で、32万円もしました。
あとで知ったのですが、同じころ、あのビル・ゲーツ氏も、同じパソコンで遊んで
いたのだそうです。

今から思うと、想像もできないほど、のんびりとしたパソコンでした。
「Y=XxX」というような公式を、ベーシック言語で打ち込むと、ポツポツと、
小さな画面に、曲線を描いてくれました。
ポツポツ、とです。
それがうれしくて、プラス楽しくて、私はあごを両手で支えながら、その点に見とれて
いました。

 それ以後は、パソコンについては、とっかえ、ひっかえ・・・。
35年という年月が過ぎました。
2009年だけでも、4、5台、ノートパソコンやミニパソコンを買い替えました。
で、今度は、いよいよ本丸。
最先端のデスクトップをねらっています。
もちろん周辺機器も!

 この原稿がみなさんの目にとまるころには、私は最先端のパソコンを前に、1月号の
原稿を書いていることと思います。
どうか、ご期待ください!
(見た目には、何も変わりませんが……。)

 で、2010年も、そこにある(真理)を求めて、さまよいつづけます。
そこにある(真理)です。
そこにあるのですが、どうしてもつかみきれない。
が、そのはがゆさが楽しい。
本当に楽しい。
私にとっては、それが生きがいになっています。

 もちろん、みなさんという読者あっての、文章。
みなさんが、こうして読んでくださるのが、何よりも励みになります。
今年も、よろしくお願いします。
私はできるかぎりの力を尽くして、情報を提供します。
みなさんは、私に、(励み)をくださる。
この1年間、どうかよろしくお願いします。


【2】(特集)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

●人間関係

++++++++++++++++

良好な人間関係を結べない人は多い。
初対面では、よい人という印象を受ける。
愛想もよいし、人当たりもよい。
が、しばらくつきあっていると、
様子がおかしくなる。
言うことがコロコロと変わる。
雰囲気そのものも変わる。
気分屋で、ときどきカッとなる。
カッとなると、別人のように攻撃的になったりする。
そのため結果的に、みな、その人から遠ざかっていく。

そういう人は、長い目で見て、何らかの
障害をもっている人と見てよい。
「長い目」というのは、瞬間的に会って
話してみる程度では、わからないということ。
たがいに、ときどきあいさつする程度でも、
わからない。
が、1年単位、2年単位でみると、
どうも様子がおかしい……ということが
わかってくる。

++++++++++++++++

●xx障害者

 どんな人にも、性格や性質というものがある。
私にもあるし、あなたにもある。
そういう性格や性質が、ある一定の枠(わく)の中にある間は、問題ない。
しかしその枠を超えて、それが原因で、良好な対人関係が築けないというのであれば、
その人自身に、何か深刻な精神的欠陥があるとみてよい。

●Nさんのケース

 Nさんという女性(40歳くらい、架空の人物、マンション住まい)がいる。
人当たりは悪くない。
とくに初対面のときは、悪くない。
何かを頼むと、しすぎるほど、いろいろなことをしてくれる。

 が、どうも様子がおかしい。
落ち着かない。
ときに善意の押し売りをされているような気分になる。

●気分屋

 が、やがて本性が現れてくる。
ささいなことで気分を損ねたりすると、今度は手のひらを返したように、
攻撃的な態度となって、はね返ってくる。

 たとえばこんなことがあった。

 Nさんの隣の部屋に、新しい人が引っ越してきた。
Nさんは、その人を、手厚く(?)歓迎した。
あれこれと世話をした。
引っ越してきた夜には、わざわざ夕食まで届けてくれたという。

 で、しばらくは、穏やかな日がつづいた。
隣人は、Nさんに感謝した。
Nさんのことを、心のおおらかな、やさしい人と思っていた。
が、ある日のこと。
Nさんが、その隣人の家に、怒鳴り込んできた。
まだ夜も明けきらない、寒い冬の朝のことだった。
ものすごい剣幕だった。
「どうして、通路に、生ゴミを置いておくのだア!」と。

 あわてて通路に出てみると、生ゴミが散乱していた。
隣人が生ゴミを、うっかり通路に置き忘れたのが悪かった。
それをカラスが食い散らしたらしい。

 あまりの剣幕に、Nさんの足は震えたという。
で、その日以来、隣人はNさんとは、一線を引くようにした。
が、これがそれにつづく、地獄の始まりだった……。

●『二匹のヤマアラシ論』

 ……というようなケースは、話としてよく聞く。
またNさんのような人は、珍しくない。
ショーペンハウエルの『二匹のヤマアラシ論』※を、改めて取り上げるまでもない。

 孤独だから、他人に接しようとする。
しかし他人に接したとたん、たがいに傷つけあってしまう。
だから離れる。
離れたとたん、また孤独になる。
Nさんは、それをいつも繰り返していた。

●精神的欠陥

 こういうケースのばあい、Nさんが、いつどこで自分の精神的欠陥に気づくかが、
問題となる。
夫は何度も、Nさんを心療内科へ連れていこうとした。
が、Nさんは、それを強く拒否。
「私は何でもない!」と。
もちろん夫婦喧嘩も絶えなかった。
ふつうの夫婦喧嘩ではない。
「フライパンが宙を飛び交うような喧嘩だった」(隣人談)そうだ。

●他山の石

 こういうケースを見聞きしたら、それを他山の石として、自己診断するしかない。
つまり自分で自分を知る。

 実のところ、私もNさんに似ているから、偉そうなことは言えない。
Nさんの話を聞いたとき、「私のことだ」と思ってしまった。
私のように、乳幼児期に、母子との間において、基本的信頼関係の構築に失敗した
人は、多い。
そういう人は、多かれ少なかれ、Nさんのような人になりやすい。
他人に対して、心を開くことができない。
だから孤独。
孤独だから他人との接触を試みる。
しかし接触したとたん、神経疲れを起こす。
神経疲れを起こすから、カラにこもる。
孤独になる。
あとはこれを繰り返す。

●自己診断

 このタイプの人を、「xx障害者」と呼ぶ。
「xx」としたが、病名など、何でもよい。
しかしつぎのような症状に当てはまるようであれば、その「xx障害者」という
ことになる。

( )行き来する友人の数が、極端に少ない。
( )つきあった人とは、たいてい1~2年以内に、喧嘩別れとなる。(相手が避ける)
( )孤独と、他人との衝突を繰り返す。
( )初対面の人などには、たいへん親切。
( )気分屋で、気分に応じて行動しやすい。
( )他人とのつきあいは、表面的かつ、形だけ。
( )カッとなると、人間関係を破滅的に導いてしまう。

●加齢とともに

 しかしNさんの姿は、けっして他人ごとではない。
もうお気づきの人もいるかもしれないが、あるタイプの認知症になると、似たような
症状を示すことがある。
たとえばアルツハイマー病もあるし、それに似た、ピック病というのもある。
そうでなくても、頭がボケてくると、がんこになり、心の余裕を失う。
今、「私はだいじょうぶ」と思っている人でも、老後のことはわからない。
Nさんのようになる可能性は、ないとは言えない。

●では、どうすればよいか

 まず、自分に気がつくこと。
自分がそういう人間であるということに、気がつくこと。
こうした心の問題は、気がつくだけで、そのほとんどが解決したとみる。
時間はかかるが、やがて症状も収まってくる。
そうでなければ、そうでない。
いつまでも同じパターンで、同じ問題を引き起こす。
それを繰り返す。

 ただこの段階で、たいへん興味深いことは、ほとんどの人は、最初、そうであることを
かたくななまでに否定するということ。
Nさんのケースでも、Nさんの異変に、Nさんの夫は結婚当初から気づいていた。
そのため何度も、Nさんを専門医に診察してもらおうとした。
そのことについては、先に書いたとおりである。

 自分がそうであることを認めるのがこわいのか?
それとも、自分で何とかしようとする気持ちが強いのか?
さらには、自分ではどうにもできないと、あきらめているのか?
あるいは、薄々ながら、自分がふつうでないことに、気がついているのかもしれない。

Nさんの夫の話によれば、「病院」とか「病院へ行こう」と言っただけで、Nさんは、
狂乱状態になってしまうという。
さらに最近では、Nさんはことあるごとに、夫にこう言うという。
「あんたは、私を気チxxと言った」「精神病院へ入れようとした」と。
そしてそれがきっかけで、夫婦喧嘩になることも多い、と。

 簡単なことのようだが、他人と良好な人間関係を築くのは、むずかしい。
それができる人には、簡単にできる。
が、できない人には、むずかしい。
Nさんのケースは、けっして他人ごとではない。

(はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 
BW はやし浩司 良好な人間関係)

(注※)『二匹のヤマアラシ』……寒い夜、二匹のヤマアラシが、身を寄せ合って眠ろうと
した。しかし近づけば、たがいの針で、体が痛い。そこで離れる。しかし離れると、今度
は寒い。こうして二匹のヤマアラシは、一晩中、体を近づけたり、離したりを繰り返した。


【3】(近ごろ、あれこれ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

●ウィルス対策

ヤフーの検索エンジンを使って、「はやし浩司」を検索してみる。
するとあちこちのページが、一覧表となって示される。
私は最近まで、そういうページをほとんど、のぞいたことがない。
気にはなっていたが、見れば、さらに気になる。
が、この数週間、ときどきランダムに選んでは、読ませてもらっている。

が、その中で、「?」と思うページも、いくつかある。
「はやし浩司」を取り上げてはいるが、まったく意味のないページである。
おかしな言葉が、無数に並んでいる。
それだけ。
ちゃんとした文章に、なっていない。
が、タイトルだけは、しっかりしている。
そのため思わず、そのページをのぞいてしまう。

今朝も、床の中で目を覚ましたあと、そうしたページのことを考えていた。
「あれは、いったい、何なんだろう?」と。

そこで思いついたのが、K国による、サイバーテロ。
私はあの国をよく批判する。
そのせいか、数年前までは、ハングル文字の意味不明のメールが、よく届いた。
「ひょっとしたら、新手のサイバーテロかもしれない」と。
(現在は、フィルターをかけて、特定の国からのメールしか受け取らないようにしている。)

つまりこうして「はやし浩司」の検索を通して、私のパソコンに入り込む。
何かしらの悪さをする。
私自身が、検索を通して、そのページを読むことを見越した上で、である。

けっしてありえない話ではない。
今ではホームページ(ウェブサイト)を開いただけで、感染するウィルスもある。
その目的で、私をそのページに誘導する(?)。

以上は、あくまでも、私の推理。
(邪推?)
……ともあれ、今朝は、朝一番に、ウィルス・チェック。
それと今日から、すべてのパソコンを、無線LANでつなぐことにした。
詳しくはわからないが、無線LANにすると、それ自体が、ウィルス対策になるとか。
こうして二重、三重の防御態勢をとる。

あのK国のしわざとは断定できないが、しかし用心だけはしたほうがよい。
何しろ国をあげて、サイバーテロを繰り返している国である。

(補記)
居間でよく使っているパソコンについて、先ほど、ウィルス・チェックと、
ボット・チェックをしてみた。
ともにシロだった。
ほっとした。


Hiroshi Hayashi+++++林 浩司+++++はやし浩司

●損得論

+++++++++++++++++

損得論は、意外と奥が深い。
こんな話もある。

ある父親が東京に住む娘に、みかんを
送った。
その返事が、父親の方ではなく、母親のほうに、
メールで届いた。
「お母さん、ありがとう」と。

父親は、こうぼやいた。
「みかんを送ったのは、私なんだけどな」と。

また、別の話。

息子が横浜に住む女性と結婚した。
それについて、息子の母親が、こう言った。
「悔しい。
手塩をかけて育てた息子を、横浜の嫁に
取られた」と。

+++++++++++++++++

●ケチの一貫性

 損得論といっても、お金(マネー)だけの問題ではない。
心の問題もある。
しかし人間という動物は、それほど器用にできていない。
お金にケチな人は、心もケチ。
心がケチな人は、お金にもケチ。
そういう意味では、一貫性がある。

 つまり損得論は、その人の人生観、さらには哲学と深く結びついている。
たとえば自分の時間の使い方にしても、ケチな人と、そうでない人がいる。
愛情の示し方にしても、ケチな人と、そうでない人がいる。

 嫉妬深いというのは、そういう意味で、ケチの一様態と考えてよい。
「みかんを送ったのは、私なんだけどな」と言った父親。
「手塩をかけて育てた息子を、横浜の嫁に取られた」と言った母親。
ともにケチな人ということになる。

●ケチを決める人間性

 要するに、損得論というのは、欲望と深く結びついている。
その欲望をコントロールするのが、理性や知性ということになると、ケチ論の先に
見えてくるのは、その人の人間性ということになる。

 いろいろな意味でケチな人というのは、それだけ人間性が薄っぺらいということ。
薄っぺらい人を、ケチな人という。
温もりや、やさしさがない。
言うなれば、心のクッションがない。
いつもどこかで、計算している。
心の余裕がない。
ピリピリしていて、緊張感が取れない。

 そういう人をケチな人という。

●心のクッション

 「心のクッション」という言葉を使ったので、補足しておきたい。

 一般論として、……というより、心理学のテキストなどによれば、自己愛者と
呼ばれる人は、だれか批判されるのを許さない。
自己中心的な人は多いが、その自己中心性が肥大化した人のことを、自己愛者という。
完ぺき主義で、同時に、自分は完成された人間と思い込む。

 このタイプの人は、心にクッションがない。
そこでクッションのある人と、ない人を、対比させてみる。

(穏やか)ー(ピリピリしている)
(共鳴性がある)ー(他人の心に鈍感)
(よき聞き役)ー(一方的に自分の意見を言う)
(自責型タイプ)ー(他責型タイプ)
(控えめ)ー(目立ちたがり屋)

 が、何よりも特徴的なのは、クッションのある人は、「損」に対して、寛大。
おおらか。
クッションのない人は、わずかな「損」に対しても過剰に反応し、おおげさに
騒ぐ。

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