最後のバイクの前に最後の免許が問題です。
運転するには全く支障が無いのですけど視力検査の0.7が見えるかどうか?
何とか眼鏡使用にしても更新せねば。
近くに眼鏡の量販店があるので視力表が見える眼鏡を作って置こうかと思っています。
最近音の方向が ? と思う事があります。
聴力も弱っているのかも知れません。
頭の回転も悪くなっているし、膝は痛いし、若いころは考えもしなかった衰えを感じてくる歳になったのだなと思います。
最後の車はマニュアル車のビッツでした。
最近はだんだん電気の占める割合が多くなっています。
バイクもそのうちに電動バイクが主流になるのでしょう。
エンジンはいかにも機械的でそういう時代に運転できたのは良かったと思っています。
ガソリンエンジンの時代、時代が進み振り返ったらあまり長い期間ではないのでしょうね。
水曜日の朝一番で検査した現場の監督さんは女性でした。
下請けの職人とその監督は初対面でしたが、初めから敵視してるのが解かりました。
昔の現場では検査とか監理に対して敵対意識を持っているなと思う人もいましたが、最近はみんな気さくで世間話などもする人が多くなっています。
メーカーの女性監督はなんだか仲間外れにされているようで気の毒になりました。
途中お客さんが自転車で来ましたがこの人もなんだか無愛想。
うまく現場がまとまると良いのですけど。
昔の現場も気さくで友達になる職人さんもいましたけど、ひどいのはまさにその筋の人ではないかと言う人もいました。
私の上の世代の現場監督は日本刀を持って追いかけられたと言う人もいたくらいです。
それに比べると今の現場はかなり良くはなっているのですけど、喧嘩腰でやっていては良いものは出来ません。
まあその程度の人間だと割り切ってはいますけど。
昔の現場で思い出しましたが、私は卒業して最初に現場に配属されました。
その日から高卒で一緒にその現場に配属された子と一緒にエレベーターピットに溜まったガラ(コンクリートの斫屑など)を1階に上げる作業でした。
現場事務所では所長が タバコ買ってきてくれ と言います。
私は生まれてから一切喫煙経験は無く、むしろタバコに関してけがらわしささえ感じていましたので渡されたお札分すべて買い 買置きですね と渡しました。
今はこういう私用で社員を使う事は無いのではないでしょうか。
現場では新人が入ると常用の土工が入った程度の認識だったのです。
もっとも入社してすぐ戦力にはなりませんけど。
鉄筋が出ているから切ってくれとかセメントが無いから持ってこいとか現場の職人さんに言われて、まさに小間使い。
酸素で切断したり、セメントを外の足場で担ぎ上げたり、学校で建築設計の世界を夢見て入ったのですけど、毎日夢がガラガラと崩れて行きました。
休みは第三日曜日だけは当たり前で、夜は誰も人がいなくなるオフィス街の工事中のビルのベニヤで囲った簡易ベッドに一人で宿泊させられ、朝早く来る材料などの検収をやらされたり、今から思うとひどいものでした。
一度私が泊まっている時すぐ前の現場事務所に泥棒が入りました。
見つけなくて良かったです。
その頃現場では良く資材などが盗まれていました。
私もそうでしたけど、一つ上の先輩監督は設計希望で、間もなく設計事務所に転職して行きました。
私はあまり従順な監督では無かったのでその後他の現場に移動し、そこの所長と主任も休みの日に現場事務所に来て電話で競馬をやったり、主任も適当な人でそういう現場は下請けも足元を見て適当になりがちで、これはここにいても勉強にはならないと思って退職したのです。
建築士の受験資格が出来て一発で合格しましたので、20台半ばで独立しそれ以来設計事務所をやってきました。
私には会社勤めは合っていませんでした。
扱いにくい社員だったに違いありません。
先輩事務所や周りの人のおかげで独立以来忙しく、仕事が切れることはほとんどありませんでした。
でも、今はすでに仕事も専門的に細分化され、町の設計事務所の時代ではありません。
私の建築事務所登録番号付近はもう廃業している番号ばかりです。
今は検査の仕事だけにしぼり、のんびりやっているのです。
今までうまく時代を読んでやって来られたと思います。
思えば良い時代を生きたと思います。
介護時代から連想する映像があります。
右手で自分の頭をぶち抜く映像。
今後生きていて認知症とか寝たきりになったら迷惑をかけるだけだなと考えてしまいます。
健康で、自分の世話が出来て長生きならめでたいことでしょうけど、訳が分からなくなり、周囲に迷惑をかけながらの長生きははたして良いことなのだろうか?
年金が高くて生きている事で世話をしている人にメリットがあるなら良いのでしょうけど。
私など、国民年金なので介護保険や健康保険を惹かれると月に5万円。
介護してくれる人に(いませんけど)迷惑をかけるだけですね。
この歳になっていろいろ考える今日この頃です。
すっかり足が弱くなり。現場でちょっと高い段差だと上がれなくなりました。
降りる時はもっと大変。
膝が砕けそうになります。