無聊さんの日々是好日

見て、感じて、経験して・・・のんき、気ままな雑記

カナダの思い出 20 ウィニペグ

2010-11-13 09:25:06 | カナダの生活

トロントのあるオンタリオ州と西側で接するマニトバ州の州都ウィニペグ(Winnipeg)へ行きました。ウィニペグから連想されることが何か ありませんか? そうです。WinnipegのWinnie 、あのディズニーのキャラクター「くまのぷーさん(Winnie-the-Pooh)」のウィニーという熊がウィニペグ動物園にいてモデルとなったという話です。・・・ということで行ったのではなく、実は中学校のときに習った大草原 (Prairie)とはどんなものか体感して見たかったのです。広大なプレーリー( Prairie)とそこに広がる「なたね畑」の光景はどんなものでしょうかね。

【ウィニペグ】――いちめんのなの花――

 マニトバ州の最高地点は832メートルといわれています。360度見渡す限りのプレーリーが見られることでしょう。そこに植えてあるいちめんのなの花、多分日本では見ることのできない光景なのでしょうね。トロントから州都ウィニペグまでは約2000キロあります。五大湖の北を走ります。

コースは⇒ こちらをクリックしてください。

               
◇ウィニペグに近づくにつれ、広大な大地が見えてきます。360度何もない大地です。開拓前は草原だったのでしょうね。

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7月に行くとこのような光景が広がります。地道の左右、いちめんのなの花です。
いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな かすかなるむぎぶえ いちめんのなのはな (山村暮鳥)
とにかく見渡す限り、菜の花畑でした。菜の花のいい香りがしてきます。

◇菜の花畑を見た後、せっかく来たのですからウィニペグ市内に向かいます。

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市内中心部にある「マニトバ州議事堂」です。
他の画像はこちら⇒ その1
ウィニペグ動物園の入場ゲートです。とてもシンプルな外観ですね。
園内も広くゆったりしています。
これが、あのディズニーのキャラクター「くまのぷーさん(Winnie-the-Pooh)」のモデルになったウィニー(Winnie the Bear)という熊だそうです。

たった4時間ばかりの滞在ですがトロントへ向けて帰ります。ウィニペグから280キロくらいのところで宿があったので泊まる事にしました。写真は夜の9時ごろの様子です。7月は夜の11時ごろまで明るいので活動時間が広がります。
他の画像はこちら⇒ その1
翌日、車のオートクルーズを100km/h少しに設定して一路トロントを目指します。確か、1日で1000キロ超走りました。


カナダの思い出 19 ラブラドールシティⅡ

2010-11-09 09:28:45 | カナダの生活

さて、いよいよラブラドールシティへ向けて北上します。どんな旅が待ち受けているのでしょうか。

【ラブラドールシティへ】――Trans-Quebec-Labrador――

135号線に別れを告げて、いよいよTrans-Quebec-Labrador 389号線に入ります。どんな景色が待ち受けているのか楽しみです。分岐点ベー・コモの町からラブラドールシティまでは583キロです。まっすぐ北へ向けて走ります。
コースはここをクリックしてください。

                               
いよいよ分岐点のベー・コモーの町から138号線に別れを告げ、「Trans-Quebec-Labrador 389号線」に入ります。もやに霞んでよくわかりませんが「Trans-Quebec-Labrador」の表示板です。「Bienvenue Trans-Quebec-Labrador」と書いてあります。ようこその仏語表示です。

はっきり見るにはこちらをクリック
この道は、舗装あり、未舗装ありの道です。
◇距離があるのと未知の世界に行くので朝の7時半ごろ出発します。20キロ走ったところで大きな水力発電用のダムがありました。そういえばケベック州は水力発電が盛んであると聞いた事があります。≫≫≫≫ここをクリックしてください
◇しばらくは舗装された森の中の道を走ります。道の左右に大小の湖が見えます。≫≫≫≫ここをクリックしてください
◇どんどん進んでいくと未舗装の道になります。こうなると正に森林地帯を行くという雰囲気になってきますね。≫≫≫≫ここをクリックしてください
そしてこんな表示が出現です。114キロ先までガソリンスタンドはありません。ガソリンは命綱です。
※カナダでは車に毛布とチョコレートとろうそくを備えておくという話を聞きました。ろうそくは暖をとるためです。厳しさを物語っています。
◇ベー・コモから210キロぐらい走ったところに突如巨大なダムが現れました。デザインもユニークなダムです。相当大きな発電量を誇るのでしょうね。
地名はマニック・サンク(Manic-Cinq)というところです。

他の画像はこちらで⇒ その1  その2
◇最後のガソリンスタンドです。宿泊やレストランもあります。やはりガソリンは少し高かったですね。しかし、補給しておきます。
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マニック・サンクを出るとそこから未舗装道路となります。未舗装道路を90キロ近く走ったところで300キロ地点です。この後、100キロぐらい未舗装道路がつづきます。そのオフロードを高速で走行します。この間、メモによると対向車は1台きりでした。

他の画像はこちらで⇒ その1 その2 その3 その4
◇しばらく行くと、なんと民家が見えてきます。本当にびっくりしてしまいます。帰りに寄りましたが、簡単な食事ができました。しかし、何のためなのでしょうね。
≫≫≫≫ここをクリックしてください その
いよいよ奥へ奥へと進みます。するとこのような表示が出てくるようになりました。「SOS」です。電話ボックスがあります。できれば使用したくありませんね。他の画像はこちらで⇒ その1

◇橋も木橋です。それもすれ違いができない幅の狭いものです。下を流れる川の水は茶褐色をしてます。確かタンニンが解けたものだと聞いたような気がします。
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◇周りの木が低くなってきました。これまでは針葉樹でしたがここら辺りから気候が違うのでしょうか。しかし、日本では見られない景色です。

他の画像はこちらで⇒ その1
◇遠くに明るい色の山が見えてくるようになりました。とにかく周りの景色から浮き上がっているように見えます。まったく何か分からずに進んでいくと露天掘りの鉱山のようでした。これが後で分かる鉄鉱石の鉱山でした。≫≫≫≫ここをクリックしてください
さすがに鉱山の近くになると線路が現れ、人工物が見えます。少し安心してきました。ラブラドールシティもあと一息です。それにしてもガソリンの残量が気になってきました。日も西に傾き始めました。

他の画像はこちらで⇒ その1
やっとニューファンドランド・ラブラドール州に入りました。。Trans-Quebec-Labrador 389号からTrans Labador HWY 500号に変わる瞬間です。 
最初に迎えてくれたのはラブラドールシティの3キロ手前のこの標識です。なんとポピュラーなドーナツ屋の、看板とも標識ともつかぬ表示板。ほっとした瞬間でした。 後3キロで着きます。
例によって、宿泊場所は決めていません。ラブラドールシティに着いて最初にした事はガソリンスタンドへ行ってガソリンを満タンにした事です。そこで聞いたホテルがここでした。
名前は「Two Seasons Inn」といいます。さすがにこの地方ならではのネーミングです。ホテルに入ったのが日が暮れてからでしたので朝起きてびっくりです。このホテルの裏庭になんと国旗と州旗に並んで日章旗が掲げられていました。なぜ????と考え込みましたがここは鉄鉱山の町です。日本が上得意様なのでしょうね。
もう二度と来る事のない町でしょう。
それにしても凄い旅でした。帰りはTrans Labador HWY 500号」を通って帰りたいですが、とても距離的に日数が足りません。同じ道を引き返すことにします。

※追伸 ラブラドール犬は見かけませんでした。

カナダの思い出 18 ラブラドールシティ

2010-11-07 18:25:00 | カナダの生活



これから少しずつ、思い出に残る旅を取り上げます。観光地もあれば、名もないところもあります。しかし、どこに行っても自然に感動する事ばかりでした。また、どうしてこんなところに人が住んでいるのか、なにを生業にして生活しているのか興味の尽きないことばかりでした。そんな中で、今回は観光地ではなく、名前に興味を持って無謀にも行った場所を一つ紹介しましょう。
〈注意〉よい画像が少ないため、Googleマップの助けを借りて紹介します。Googleマップの画像はすべて別画面となります。

【ラブラドールシティへ】――タドサック周辺――

あまり聞いた事がない名前だと思います。ラブラドールシティ(Labrador City,Newfoundland and Labrador)はニューファンドランド・ラブラドール州にあり、ケベック州との州境近くにある小さな町です。
なぜ、そこに行こうと決めたかというと単純に名前のラブラドールに惹かれたからです。ひょっとするとラブラドール犬がいるかもと・・・。それと荒野というかカナダの大自然を体感したかったからです。ですからまったくラブラドールシティについての知識も持たず出かけました。
トロントからだとラブラドールシティまでは約1800キロはあります。地図で見てもセントローレンス川沿いから北上すると町はなそうです。やや探検めいた旅行となりました。経路を見るのはこちら

               
トランス・ラブラドール・ハイウェイに表示してあるウエルカムボードです。こんな北の町までやってきました。
◇それではトロントから1000キロくらい走ったタドサック(Tadoussac)というところからスタートします。QC-138号線を東に走っていくと突然道が切れます。初めての体験でしたが対岸へフェリーで渡ります。有料か無料かも分からず乗船すると無料でした。日本的に言えば「国道フェリー」というところでしょう。
画像の中心部にフェリーが見えます。車はQC-138号で停車して乗船を待ちます。画像の右上の「写真」をクリックすると他の写真も見ることができます。
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◇乗船を待っている間にこんな風景に出会います。鯨が泳いでいるのです。ここは深い湾の入り口になっていてよく見かけるようです。私もラッキーチャンスがありました。こんなに自然がいっぱいなのに感激しました。≫≫≫≫ここをクリックしてください
◇渡ったところの風景です。乗船の仕方は同じです。来た順番に並んで待ちます。≫≫≫≫ここをクリックしてください

◇今日はここで泊まりとなります。フェリーを降りてすぐのタドサック(Tadoussac)のQC-138号沿いのモーテルです。

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◇タドゥーサク(Tadoussac)の町の風景です。ホテルが一際目立ちます。静かなとてもよい町です。≫≫≫≫ここをクリックしてください
◇一路、ラブラドールシティへの分岐点となるペーコモ(Baie-Comeau)向けて出発です。約200キロです。この辺りの湖には水上軽飛行機が駐機されているのを何度か見かけました。さすがに広大な国ですね。≫≫≫≫ここをクリックしてください
◇町と町の間はこのような道が続きます。

※つづきます・・・・
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琵琶湖一周ウォーキングに挑戦 ⑤

2010-11-05 09:33:29 | ウォーキング

第五回 11月3日 コース (JR堅田駅)~琵琶湖大橋東詰~矢橋帰帆島公園~JR膳所駅 距離21キロ

JR堅田駅===琵琶湖大橋東詰~矢橋帰帆島公園(今回の目的地)~JR膳所駅 実歩数38347歩 換算距離27.2キロ

     ※コースをクリックすると地図が開きます。(Googleの地図では「歩行」で橋が渡れません。車移動となっていますが距離はあまり変わりません。)

今回も日帰りです。前回の「琵琶湖大橋東詰」からの出発となります。しかし、前回スタンプポイントをひとつ忘れて通過した事を言いましたが、もうひとつ忘れていました。(きっちり確認すべきですね。)幸い、そのスタンプポイントは琵琶湖大橋東詰のすぐ近くの「ビエリ守山」というモール内のインフォメーションにあります。JR堅田駅発のバスも止まります。まずはそこでポイントを押しての出発となりました。

            

今日はここからです。琵琶湖大橋東詰から県道559号線、さざなみ街道を湖岸沿いに歩きます。向こう側が堅田です。手前はヤンマーマリーナの桟橋です。
県道、歩道、琵琶湖という感じです。この日は祝日歩いている人やサイクリングの人とすれ違います。
しばらく行くと湖岸沿いに遊歩道が現れます。車道から離れる分、騒音もましになります。
遠くに風力発電の風車が見えます。あの辺りが県立琵琶湖博物館のある烏丸半島でしょうか。
葦の保全をしているようです。
鴨でしょうか。水鳥がたくさん波間に羽を休めています。黒く点々と見えるのが水鳥です。
蓮の群生地です。こんなに大きな蓮の群生を見た事がありません。7月中旬から8月上旬が見ごろだそうです。きれいでしょうね。風車が近くに見えてきました。
琵琶湖博物館まであと1.4km、あと少しです。琵琶湖博物館の手前に道の駅「草津」でポイントゲットです。
葦の向こうに本日の目的地「矢橋帰帆島公園」に架かる帰帆北橋が見えてきます。
やっと帰帆北橋に着きました。これで第一回で歩いたコースとつながる事になります。祝日なので車は渋滞していますね。
第一回に歩いた矢橋帰帆島公園を抜けて、帰るためにJR膳所駅を目指し「近江大橋」を渡ります。ここも有料ですが歩行者はフリーです。
近江大橋から来し方を振り返ります。遠くに風力発電の風車が見えます。

ちょっと一言
●今回のルートは適当にトイレもあり湖岸も歩けました。南下するにつれ整備されている印象です。
●食事場所は道の駅「草津」や琵琶湖博物館にあります。ただし、お茶をするところはありませんよ。


カナダの思い出 17 貨物列車

2010-11-04 09:19:06 | カナダの生活

ハイウェイを通行していると時々線路と並行するところを走ります。うまく時間帯が合えば貨物列車と出会うことができます。牽引している機関車はいわゆるアメリカ型の機関車ですが、興味のあるところです。

【貨物列車】

走行中に汽笛が聞こえてきたり、列車を見たりすると先回りしてカメラに収める事ができます。なぜなら、とても長い貨物列車ですからスピードはそんなに出ていないからです。運転者も気さくで、カメラを構えていると警笛を鳴らしてくれたり手を振ってくれたりします。カナディアンですね。

               
オンタリオ州の北で出会った「CP Railway」(Canadian Pacific Railway)
CP Raiilwayはブリティッシュコロンビア州~ケベック州を結んでいる鉄道です。
もうひとつ有名なのが「VIA鉄道」がありますね。

なんとこの貨物列車5重連(機関車が5台)です。それもそのはず、貨車を107両牽引していました。こんな貨物列車と踏み切りで出会うとずいぶん長い間待たされる事になります。
※因みに貨車1両を14mくらいとすると×107台≒1500m なんと1.5kmにもなります。

 

これもCP Railwayです。単線区間ため、すれ違いをするために待機しているところです。
反対方向から貨物列車がゆっくりと近づいてきました。
  
ちょうどすれ違いをしているところです。どこにいたのか人がいます。多分列車から降りてきたのでしょうね。>

オン・レイル(On Rail) ON RAILというぐらいでしょうから、オンタリオ州を走っている列車でしょう。地方の鉄道会社といったところでしょうか。

鉄鉱山の町、ラブラドールシティ(Labrador City,Newfoundland and Labrador)近くで見た貨物列車QNS&L(Quebec, North Shore, and Labrador Railway)です。この辺りは鉄鉱石の採掘場があり、多分それを運んでいると思われます。
これもラブラドールシティの近くで見た貨物列車です。
踏み切りで貨物列車と遭遇です。延々と続く貨物列車の通過を根気よく待ちます。