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東証システム障害の真相

2005-11-10 | コンピュータ(IT)
東証システム障害の真相、富士通の指示ミスでプログラムが呼び出し不能に
売買システムのプログラムはCOBOLで記述されている。
COBOLでは、複数のサブモジュールをつなげて、一つの
プログラムを構成する。10月 13日の作業指示書には、
サブモジュール間の呼び出し関係を指定し直す手順が抜
けていた。このため、プログラムの中の古い呼び出し関係
が、書き換えられることなく残った。13日以降、システム
は古い呼び出し関係のまま動き続けていたわけだ。

これが毎月末に実施する「コンデンス」処理で顕在化した。
コンデンスは、ファイルの読み書きを繰り返して使用しなくな
ったディスク領域を解放して再利用できるようにするための
処理。パソコンのデフラグに似た処理である。

10月31日のコンデンス処理では、13日に再登録したサブ
モジュール間の呼び出し関係をシステムが自動検証した結
果、これらを別個のモジュールと判断し呼び出し関係を切断
した。翌11月1日朝、参加者データ・ファイルを読み込むプロ
グラムが起動したものの、正しいサブモジュールを呼び出せ
ず、読み込みに失敗したため、売買システムは起動しなか
った。

出典(部分引用):http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20051107/224141/
日経コンピュータ

これだけをみれば、単純ミスに近い気がするし、LINK(と
言うのかな?)も、プログラム修正と同じぐらい重みのある作業
なのは、当然見えている世界な気がする。

ある程度の修正を加えたなら、検証ステップとして、
月次最適化でのトラブルの有無位はやるだろうと思うのだが。
検証し辛い環境になっちゃっているんだろうね(ハード環境
なのか、組織なのか、スケジュールなのか、わかんないけど)。
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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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理由説明になってませんね (小豆澤)
2005-11-11 00:24:11
 前半はcobol特有の現象のように書かれていますが、他言語にも似たような処理はあると思われ。

 しかも、月次処理の運行試験など絶対にやらないはずはなく、もし運行試験をしていないとすれば社内手続そのものに問題があるということです。



 テスト環境で発見されなかった理由を本番環境の独自性と比べて説明しないと原因の特定にもなりませんし、「日経コンピュータ」の記事としてもレベルが低いです。
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