闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

27日(土)~29日(月)は休館となります

2007年10月26日 | お知らせ

 明日・明後日は秋合宿の為、月曜日は合宿休みの為道場は休館となります。お間違いのないように。今回はじむちょーは私用の為、合宿には参加いたしません。お迎えの連絡はせんせーから受けて、私が道場から皆さんにご連絡しますのでご安心下さい。せっかくの爽やかな季節の秋合宿ですが、どうやら雨模様。天気予報がはずれてくれるといいのにな・・・。

 先日雑談から、初級の父兄の方より質問がありました。私と息子が「家でもせんせーに練習をみてもらうことがあるのか?」という素朴な疑問です。答えは「ありません」ですね。道場以外でもせんせーとは稽古生の皆さんの話はしますが、家での私や息子に関しての空手の話、及び技のアドバイスはほとんどといっていいほどありませんね。今は空手が仕事の全てであり、指導を家でも求めてしまったら、正直せんせーにほっとできるところはなくなってしまいますから・・・。それでも息子と私は稽古生ですから勿論自主トレは、それぞれ、もしくは一緒にしますよ。そして皆さんのお宅にあるように、「やる」「やらない」で親子で言い合いは日常茶飯事です(笑)。

 道場開設当初、一日中道場にいた私は、あまりに稽古についていけず、時間があれば自主トレをしていました。(自主トレといえるような代物だったかは別として)それなのに少しやってはすぐにアドバイスを求めたいと思っていました。そのとき、「お前はどれほど蹴ったのか?どうしてもわからないというほど蹴ってみたのか?」と。「自分でああしてみたら?こうしてみたら?と考えて見つけられなければ本当のものにならない」と。今思えばあまりにも足りない自分に焦っていたのだと思いますが、足りないところがあるのならやるしかない。それでもできないのならやっていることが足りないか、方法が間違っているかのどちらかなんだと気づきました。必死なだけだったのが、数々の失敗を通じて少しは考えるようになりました。時間をかけてこつこつ頑張ってある日誉められたときの喜びは皆さんと同じです。そうすると人の目ばかり気にしてちょっとの事でも「ほめられたい病」だった普段の生活も性格も少しずつ変わってきました。

 つい最近ですが、本部の小平指導員になぜ道場では「道場使用料」といって「月謝」と呼ばないのかを教えていただきました。「教えてもらいにくる所じゃなく、自分で気づきにくるところ」だからだそうです。なるほどなぁと思いました。

 また、親として息子にわかって欲しいこと。不出来な親ではありますが、伝えたいこと・・・空手に限らず、できるようになるのは簡単ではないこと。自分の意志で繰り返し頑張ること。物や人や環境のせいにせずあきらめないこと。他者に感謝すること。そして当たり前のことですが、親の思うように成果があらわれなくても自分は丸ごと愛されていることをわかっていて欲しい。まあうちの場合「こんなだめかあちゃんでごめんね」というと「そうかなぁ・・・すごくがんばってると思うけど」と若干気をつかってもらっているような気もしますが(泣)。その優しい言葉を裏切ることのないよう努力していこうと思っています。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。