闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

オスグット病

2010年07月10日 | 雑記
中学になって部活を始めた息子が、膝の痛みを訴え、病院で診察を受けたところ・・・。

『オスグット病』とのこと。

オスグット・・・最近すぐ忘れてしまうので一生懸命メモってきましたが、帰って見てみると空手をやっている身からは覚えやすい病名でしたね(笑)。オスグットって。

10代の男子に多いとのことで、「成長痛でしょうか?」とうかがってみましたが、それとは少し違うジャンプ系のスポーツに多い膝蓋靭帯の使いすぎからくる痛みだそうです。

「使いすぎ??」って確かに馬鹿正直な息子ですので(汗)ただただ新しい目の前のことに一生懸命になっていただけであって、去年の今頃(ドリームカップに向けて)の稽古だって相当のものだったはずなのに・・・。

痛みを訴えてきたときには、膝の下が腫れて出っ張って、走るどころか歩いても痛みが出て、とうとう部活も体育もお休みしなければならなくなりました。(もちろん部活の時間に行ってはいますが)

初めての運動停止に本人もかなり凹んでいる様子です。

中学になっても出られるかぎりはなんとか出席してきた稽古でしたが、日曜日の午前中に病院に行き、その後道場で稽古を見学していました。

その時息子が一言。

「見ているのも辛いものなんだね。」と。

苦しい稽古を頑張っている仲間を見ているのが、向こう側で稽古しているみんなの苦しさとは違う苦しさだと・・・初めて感じたようです。

「やれない苦しさも知ったほうがいい。」

センセーが後で言っていました。

彼の人生にとって思い通りにならない辛さを知る経験は有益です。

私も中学生の親となって身をもって知れたことが沢山あります。

部活をしながら空手に通わせる大変さも。

他の競技を大切にしながらの空手に対する関わり方の難しさも。

急速に成長していく息子の心や身体への対応へのとまどいも。

まだまだ駆け出しですが、思春期の子どもを持つ親として日々悩み、日々学んでいます。

道場には母としての良い先輩方が沢山いるので、これからも色々教えていただこうと思っています。

そして・・・息子自身も新しい生活を楽しみ、とまどいへとへとになりながら、逆にあってあたりまえだった空手や先生や空手の仲間のよさも実感しているようです。

道場は空手を続けたいと思ってくれているみんなの為にあります。

いつでもどんなときでもみんなを待っています。

中高生のみんな・・・時間のあるときはぜひ道場に足を運んで下さい。


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