闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

1977年当時の稽古は…

2020年04月17日 | 仲間たちへ
2020.4.17.FRI.
皆さん、こんにちは。
今日は第7回目の投稿です。

2時間の稽古の標準的な内訳は
「柔軟体操」と「基本稽古」19:00〜19:45
「 帯毎に分かれての稽古」  19:45〜20:30
「組手」                                 20:30〜21:00 
でした。
毎回、柔軟体操は全種類、基本も全種類30本づつ(蹴上げ系と内回し、外回しは10本)行っていました。順番(回し蹴りが前蹴りの後。)や有無(カカト後ろ蹴りはありませんでした。)、技の名前の違いはありますが、現在のものとほぼ同様な内容で行われていました。少しでも力が入っていなかったり、声が小さいと怒られますし、注意されてすぐに直さないと桐生先輩に「君は僕をバカにしてるのか。」と胸を正拳で叩かれます。コンクリートの壁を全力で叩ける正拳で叩かれるのですから、たまったもんじゃありません。ご本人は「そんな事したかなぁ。」とおっしゃっていましたが、極真あるあるで「やった方は覚えていないけど、やられた方は忘れない説」
です。
「帯毎に分かれての稽古」は、帯は当時、オレンジ帯は無く、青帯からでした。黄帯が白帯・青帯を、緑帯が黄帯を、と少し上の帯の者が下の帯の者を指導するという感じでした。初心者は引き続き基本を行い、中級者以上はワザの出し方等を行います。その中で体力作りも行っていました。サンドバッグが1〜2本、手に持つミットも2〜3個有るだけで、ビッグミットはもちろん中ミットもありませんでした。空手用のミットがまだ無かった時代で、ボクシングや、キックボクシングのミットは種類が限られ高価でしたので、全員で打ち込み、蹴り込みの稽古もできませんでしたし、型や移動稽古もごく基本的なものに限られ、割かれる時間もわずかでした。ですから、稽古の記憶は「基本稽古」と「体力作り」と「組手」で占められています。
そして、いよいよ「組手」の稽古が始まります。                                          

続きます。
押忍。
吉岡智

毎回すご〜く時間がかかっているようですが(いろんな立場の方がご覧になっているので)、とても楽しみにしてくださってる方も多いようで。。。
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ありがとうございます^_^
byじむちょー